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ジュヴレ・シャンベルタン・“アン・シャン”[2005]年・ドメーヌ・フィリップ・ルクレール元詰Gevrey Chambertin “en Champs”[2005] Domaine Philippe Leclerc
ルネとは兄弟ですが、対照的なワインです。
まあ多くの方がシャンベルタンに持つ、力強い男性的なワインのイメージを今でも再現している蔵だと思います。
最も「古き良きジュヴレ」を表現していると思い選びました。
畑は村名ですが、アン・シャンと言う区画で一級のシャンポーの直ぐ下です。
まあこの蔵の05ですからまだ早いのは承知ですが、やはり良年の特徴でしょう。強いですが旨いです。一番好みの割れたワインですが、スパイシーでタニックで最近の流行からは取り残されていますが、良いワインだと思います。今飲むなら98や00でしょう。
色は濃いめのルビー色、香はプラム、黒い熟れた果実、スパイス、甘草、丁子、漢方薬、シナモン、味わいは濃密な果実味、強く太いタンニン、しっかりとした酸、複雑でスパイシーなワインです。熟成で徐々にほぐれては来ますが、それは15年先かも知れません。
私も若い頃は大変好きで良く飲んだのですが、今は若いヴィンテージは重過ぎます。でもワインセミナーの比較試飲様にはピッタリでした。
まあ90年代の一級が沢山ありますから機会があったらワイン会で一緒に飲みましょう。
販売店資料より
ロバート・パーカー氏はフィリップ・ルクレールについて フィリップ・ルクレールのワインは臆病者のためにあるのではない。これらのワインは、濃密で、黒くて、極度に凝縮した、タンニンの強い、内向的で、粗削りなワインで、寝かせる必要があることを読者は前もって注意をしなくてはならない。一般に上品でしなやかなピノノワールを求める人よりも、大柄なカベルネの愛好者に好まれる傾向がある。ロバート・パーカー氏「ワインバイヤーズガイド」
マット・クレイマー氏は「兄ルネと同じく自分のドメーヌを持つが、作り上げるワインは華々しいもので、濃密でタンニンが強くて肉付きがよく、長命の相が見える。ここのワインに短所があるとしたら、オークがまま勝ちすぎる点で、それというのもフィリップは新樽100%使用のひとだからだ(ルネの使い方はもっと控えめ)。しかし果実の品質は比類がなく、樹齢50年の畑から生まれるコンプ・オ・モワヌはおおかたのグラン・クリュの上を行く。カズティエはもっと軽くなるものだが、樹齢60年という古樹のおかげで個性と深みが十分にある。奇跡とでも言うほかないのが、国道74号線を越えた平地にある村名格の畑レ・プラティエール。こんな区画からでも、万事ゆるがせない作りを刷れば立派なワインができることを示した。また <ブルゴーニュ・ルージュ> もすばらしく、わがセラーにある1985年産はいまなお熟成をかさね、ワインとしての余命はまだまだ尽きないかにみえる。ジュヴレ屈指の生産者である。」
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