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2010/07/26
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カテゴリ: アルザス


アルザスにおいて今最も光り輝く生産者!ジェラール・シュレール・エ・フィス / ピノ・ノワール・ゼロ・デゥーズ [2008]

あわてて出して冷やしたりしたので、澱が舞ってご機嫌斜めです。澱が舞うとタンニンが汚れてざらつき感が出るので印象が悪くなります。酸もやや立っている印象です。

典型的なビオ臭、梅鰹、蛋白腐敗臭、ヘソゴマの香がします。その陰にラズベリーやダークチェリーの香があって、不思議な魅力のワインです。

味は繊細で、豊かな果実味と、出し汁たっぷり、酸はやや棘があって、タンニンは多少ざらつきます。やっぱり飲む4日前からセラーで立てて置かないと駄目ですね。

急に飲むのは止めましょう。

私の過去の評価です。 

2008/11/01 ピノ・ノワール 2006 ジェラール・シュレール  CP86

悪いワインではありませんが6000円出して飲むワインかと言うと考えてしまいます。シュレールはビオ系アルザスの作り手です。アルザスはビオワインが多いので私の飲むアルザスは結果全部ビオです。

シュレールは酸の強いワインを作る作り手で、ちょいと酸っぱいワインが多いです。

このワインは2005年を飲みましたが、もっと良かったです。舌にざらつくタンニンがあるので、もう少し寝かせれば良くなるのかも知れません。薄めのピノでドイツやオーストリアによくあるタイプです。

色は淡いルビー色、香は最初ビオ的な香りがしますが、やがてベリーの甘い香りが立って来ます。フランボワーズ、獣の香りです。味わいは柔らかく繊細なピノノワールです。タンニンは舌にザらっと残ります。酸はシュレールにしては落ち着いています。ミネラル感はありますね。


ピノ・ノワール ゼロ・ドゥーズ 2006 ジェラール・シュレール  CP95

これは凄いワインです。癒しのワインです。香りだけでも酔えますよ。

05も飲みましたが、この06の方が良いです。08年の11月に届きたての06を飲んだのですが、その時は香りも弱くつまらないワインに思いました。私のポイントも86点でした。

豹変したと言うか、これがワインの不思議さですね。

色はロゼの様な薄めのピノです。

ビオ臭がありますが、とにかく素晴らしい香りです。梅酢の香りもしますが、バラ、紅茶、ローズヒップの香りが素晴らしいです。

ラヤスの02のヌフの香りと似ています。

ボディーは弱いですが、それがまた良いですね。エレガントで繊細です。

非常にチャーミングなワインです。

濃いワインしか分からない人には理解できないと思いますが、此処には新しい世界があるように思います。

色々アルザスやロワールのピノを飲んで来ましたが此処まで美味しいピノは初めてです。

正直言って驚きました。

2010/02/15 ピノ・ノワール ゼロ・ドゥーズ 2006 ジェラール・シュレール CP94

2次会なので珍しいワインを出してみました。若干準備不足で細かい澱が出てしまいました。すいません。このミクロな澱のサーブは非常に難しいです。

ご存知の方もいらして喜んでいただけで良かったです。非常に入手困難なワインですので、知っている方がいるとホットします。

シュレールはアルザスのビオの作り手で人気があります。若い頃は鋼の様なミネラルで固くて個人的には嫌いなのですが、少し寝かせると癒し系に入って来て素晴らしいワインに豹変します。ただ多くの方が若いうちに飲んでしまって、シュレールが変わる事を知らないようです。

色は淡くロゼを濃くした程度のルビー色、香は素晴らしく、香だけで酔えそうです。ビオの梅酢系、梅鰹系の香りがしますが、嫌みにはなりません。繊細なバラやローズオイルの香りがします。味わいはじつに繊細で甘い余韻が素晴らしく、引き込まれます。

果実感は豊富で、タンニンは繊細、酸は優しく切れもよく、喉越しもスムーズです。

ブルピノとは違った世界があります。薄旨好きの方は是非一度お試しください。






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Last updated  2010/07/26 03:49:29 PM
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