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1994 (750ml)シャトー・グリュオー・ラローズ 1994 (750ml)いや~~旨い!!パーカーさん、ハズレでも飲んだのでしょうか・・・とにかくこの瓶は当りです。香りのボリューム感が違いますね。無駄なタンニンが綺麗に落ちて正に飲み頃です。色はエッジにレンガが刺したガーネット色、香りは強く、杉、インク、カシス、黒土、ハーブ、味わいは果実味はボリューム感があって、酸は綺麗、舌触りはクリーミーで、タンニンは枯れています。古酒的イメージは全くなく、適度な熟成感を健全に楽しめる完熟状態です。販売店資料より1757年グリュオー氏によって創設されたこのシャトーは、ボルドーの村の中でも最もシャトーの集中度が高いサン・ジュリアン村にあります。シャトー・ベイシュヴェルとシャトー・ブラネール・デュクリュの西隣に位置しています。ボルドーの数あるシャトーの中でも、ポイヤック村のシャトー・ラトゥールと並び、良質のワインを毎年生産することで非常に高く評価されています。ラベルには「ワインの中の王、王のためのワイン」と書かれ、シャトー・タルボーと共にサン・ジュリアン特有の、なめらかで優しい飲み口を持つワインの代表格と言うことができるでしょう。Chateau Gruaud Larose 2007/ Bordeaux Red Dryシャトー グリュオー ラローズ格付けボルドー・メドック地区格付第2級(1855年)A O Cサン・ジュリアン畑位置ベイシュヴェル村畑面積132ha年生産量※平均:30万本平均樹齢45年ブドウ品種平均:カベルネ・ソーヴィニョン57% メルロ30% カベルネ・フラン7% プティ・ヴェルド4% マルベック2%収 穫全て手摘み醗 酵木とセメントの醗酵槽で18~35日間、また収穫量の25%はマロラクティック醗酵のためオーク樽の中。熟 成オーク樽(新樽率30%)でおよそ18ヶ月間諸処理瓶詰め時、卵白による清澄処理と非常に軽めの濾過処理が行われる。タイプ赤のフルボディ特 徴畑の下層に石灰岩を含む地層のため、その土壌の影響を受け、スパイシーで野性的なニュアンスがある特有の風味と濃厚な果実味を備えたスタイル。若いうちは、果実味に溢れ非常にエレガントで、熟成が進むと、偉大なボルドーの全ての特性が現れてくる。料理チーズ牛のヒレ肉の網焼きや牛ヒレのステーキ・バターソースや赤ワインソース、牛赤身肉のカツレツなどが合う。チーズでは、白カビソフトタイプのカマンベール、ウォッシュタイプ・ソフトのポンレヴェックやショーム、青カビタイプのスティルトンなど。セカンドサルジェ・ド・グリュオー・ラローズ1994 Gruaud LaroseWine Advocate #109Feb 1997 Robert Parker 82 Drink: N/A $59-$107 (26)The 1994 performed better prior to bottling. It appears to have dropped much of its mid-palate sweetness and fatness, tastes greener than my cask-tasting notes suggested, and finishes with a searing degree of harsh, bitter tannin. Perhaps I caught it in a dormant, unflattering state of evolution, but it is currently revealing less ripeness, fruit, and texture. This wine's future is suspect as the wine lacks harmony.Wine Advocate #104Apr 1996 Robert Parker (84-86) Drink: 1995 - 2015 $59-$107Less impressive this year than last, Gruaud-Larose's 1994 reveals medium body, a weedy, earthy, Cabernet Sauvignon component, average ripeness for the vintage, and hard tannin in the undistinguished finish. Another sample was stronger, with more depth and ripeness, but the overt herbaceous note was still present. This does not appear to be a noteworthy effort from Gruaud-Larose. All of the wines in this segment were tasted between March 19 and March 28 in Bordeaux. Most of the important wines from both the 1994 and 1995 vintages were tasted three separate times during my ten-day stay in Bordeaux.Wine Advocate #98Apr 1995 Robert Parker (86-87) Drink: 1995 - 2015 $59-$107Gruaud's 1994 offers an excellent, saturated ruby/purple color, and a tight, but sweet nose of ripe berry and cassis fruit and underbrush. It is medium-bodied, with admirable concentration and massive tannin. But the question must be asked - will the tannin become more integrated as it ages in the barrel? If not, it will be an austerely-styled, mid-eighty point wine that will age well for two decades.
2012/05/21
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相変わらず何時も美味しいですね。ワイン好きが最も愛する、自分の為に買うのが、このワインとモンローズ、ではないでしょうか・・・一級はホ~~と感心して飲んでいますが、実際イマイチな事が多く、良く分からんが高いから有難がっている・・・そんな人が多いし、今では気楽に開けられない価格になっています。私も大好きなワインの一つです。ランゴアと比較して飲むと非常に良く似ていますが、品位の差、洗練された味は一枚上だと思います。パーカーさんは飲み頃は過ぎたと言っていますが、我々日本人の下にはこれ位からが飲み頃かと思います。カシスと杉の香りが立って、実に旨味のあるボルドーです。ブーケの強い97の特徴が良く出たボトルだと思いました。 シャトー・デュクリュ・ボーカイユー[1997]販売店資料より『スーパー・セカンド』と呼ばれ第1級格付けに最も近いと言われるワインの一つ。ワイン好きの間で、かなり定評のある造り手。私は、ボルドーでワインの勉強をしていた際、このシャトーには何度か足を運び、このシャトーの方々と話をし、試飲をした中で、なぜか...『職人的な造りをするシャトー』というイメージができました。勿論、私の大好きな造り手の1つです。参考までに、ワイン評論家ロバート・パーカー氏のコメントを記します。【原産地呼称】ボルドー第2級格付け/サンジュリアン【ブドウ品種】カベルネ・ソーヴィニョン65%、メルロ25%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド5% ロバート・パーカー氏曰く...オーナーのジャン=ユジェンヌ・ボリー氏は、デュクリュ=ボーカイユーの品質を大いに高め、そのため、1961年、1966年、1970年、1973年、1976年、1978年、1981年、1982年、1985年、1995年、1996年のヴィンテージは、メドックの第一級銘柄に匹敵する出来栄えであった。そのワインへの情熱、高品質へのあくなき追求、驚くべき謙虚さと、ボルドーの大使として頻繁に海外を訪れる努力により、彼はこの地域で最も敬愛されるワイン関係者の一人となった。デュクリュ=ボーカイユーのワインの本質はエレガントさと調和、バランス、気品、格、そして非凡という要素である。これはサン=ジュリアンで最も逞しく、豊かで果実味に富むワインのひとつではなく、頑固なまでに時間をかけて熟成するワインである。多くのデュクリュ=ボーカイユーの最高のヴィンテージは、その果実味と、力の驚くべき調和を示すのに最低10年はかかる。(『BORDEAUX ボルドー 第3版/講談社』より抜粋) 1997 Ducru BeaucaillouWine Advocate #128Apr 2000 Robert Parker 87 Drink: 2000 - 2012 $100-$149 (65)A classy, complex bouquet of lead pencil, mineral, earth, cassis, and flowers jumps from the glass of this dark ruby/purple-colored 1997. Evolved and elegant, with noticeable tannin, it exhibits both breed and class as well as moderate weight, excellent depth, purity, and symmetry. Enjoy it now and over the next 10-12 years ... at the minimum.Wine Advocate #122Apr 1999 Robert Parker (87-89) Drink: 2001 - 2014 $100-$149The 1997 Ducru Beaucaillou is a potential sleeper of the vintage in the sense that it could merit an outstanding score, no small achievement for a second-growth in the 1997 vintage. The wine possesses Ducru's elegance allied with structure, power, and concentration. It should keep for 14-15 years. There is plenty of mineral-tinged black currant fruit intermixed with spicy new oak. Medium-bodied, elegant, ripe, and impeccably well-made, it will be fully mature between 2001-2014.Wine Advocate #116Apr 1998 Robert Parker (87-89) Drink: 2001 - 2014 $100-$149After the phenomenally successful and prodigious Ducrus of 1995 and 1996, it is easy to be unmoved by the performance of the 1997. While the 1997 is obviously below the quality of the previous two vintages, it is a well-made, elegant wine. In terms of aromatic profile, weight, and texture, it is reminiscent of the beautiful 1981, but riper and more developed. The 1997 exhibits a deep ruby color, as well as sweet, ripe black raspberry and blue berry-like fruit, medium body, dry tannin in the finish, and a firm, closed personality that is somewhat at odds with this vintage's style. I had the wine on three separate occasions with consistent notes, and I believe it is very good to excellent, but I do not see it evolving into an outstanding wine. Moreover, it will be one of the few 1997s that will warrant 2-3 years of cellaring when released. Anticipated maturity: 2001-2014.
2012/05/21
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3つのシャトーの評価を比較してみました。販売店資料より Year▼ Wine Name Rating Maturity Price 2011 Langoa Barton (86-88+) 2010 Langoa Barton (90-92) Young 61-87 2009 Langoa Barton 90+ Young 59-100 2008 Langoa Barton 90 Early 37-90 2007 Langoa Barton 87 Young 37-70 2006 Langoa Barton 89+ Young 31-106 2005 Langoa Barton 90? Young 50-115 2004 Langoa Barton 90 Young 39-56 2003 Langoa Barton 90 Early 39-73 2002 Langoa Barton 90 Early 43-84 2001 Langoa Barton 88 Mature 50-63 2000 Langoa Barton 91 Early 65-142 1999 Langoa Barton 87 Mature 48-68 1998 Langoa Barton 89 Early 48-61 1997 Langoa Barton 84 Old 48 Year Wine Name Rating Maturity Price 2011 Ducru Beaucaillou (93-95) Early 2010 Ducru Beaucaillou (96-98+) Young 156-362 2009 Ducru Beaucaillou 100 Young 275-458 2008 Ducru Beaucaillou 95+ Young 118-250 2007 Ducru Beaucaillou 90 Early 80-146 2006 Ducru Beaucaillou 94 Young 108-310 2005 Ducru Beaucaillou 97 Young 195-600 2004 Ducru Beaucaillou 93 Early 115-174 2003 Ducru Beaucaillou 96 Early 140-360 2002 Ducru Beaucaillou 89 Mature 112-150 2001 Ducru Beaucaillou 89 Mature 95-210 2000 Ducru Beaucaillou 95 Young 169-383 1999 Ducru Beaucaillou 91 Mature 108-180 1998 Ducru Beaucaillou 91 Early 90-166 1997 Ducru Beaucaillou 87 Late 100-149 Year▼ Wine Name Rating Maturity Price 2011 Leoville-Barton (90-92+) Young 2010 Leoville-Barton (91-93+) Young 99-177 2009 Leoville-Barton 93+ Young 92-248 2008 Leoville-Barton 92 Young 59-96 2007 Leoville-Barton 89+ Early 52-119 2006 Leoville-Barton 91+ Young 62-153 2005 Leoville-Barton 94? Young 97-315 2004 Leoville-Barton 92+ Young 62-127 2003 Leoville-Barton 95+ Early 101-349 2002 Leoville-Barton 92 Early 66-106 2001 Leoville-Barton 92 Early 72-180 2000 Leoville-Barton 95+ Young 140-291 1999 Leoville-Barton 88 Early 71-138 1998 Leoville-Barton 91 Early 75-175 1997 Leoville-Barton 86 Old 68-123
2012/05/20
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これ旨いですね!!格上のデュクリュ・ボーカイユと飲み比べましたが、ブラインドで分かりません。スケール感も遜色ないレベルです。と言う事は値段半分ですから!!とってもお買い得です。まあ畑はデュクリュ・ボーカイユの隣で、作り手はレオヴィル・バルトンです。不味いわけはないのですが、今まであまり注目されて来ませんでした。適度な熟成感があって飲み頃です。甘いカシスと杉の香りが立ち昇り、余韻も長く、酸も綺麗で、97ですが、十分なボディーもあります。上品な格上のボルドーと言った感じです。お勧めです。★上質な果実味溢れる心地よい作品★シャトー ランゴア・バルトン [1997]年(750ml)販売店資料より1伝統的な造りを頑なに守っているサン・ジュリアンのメドック格付け第3級【シャトー・ランゴア・バルトン】オーナーは、サン・ジュリアン村で最も評価が高い、メドック2級の『レオヴィル・バルトン』と同じで、1821年からバルトン家が所有しており、『レオヴィル・バルトン』とまったく同じ施設、同じ醸造方法、同じスタッフでワインが造られています。2つのワインの違いはテロワールだけ。ランゴアとレオヴィルの畑は隣どうしですが、ランゴアは『デュクリュ・ボーカイユ』に隣接する南側でレオヴィルは『レオヴィル・ラスカーズ』や『レオヴィル・ポワフェレ』に隣接する北側にあります。ワインの造りは、極めて伝統的で、造られるワインもとてもクラシカルなボルドーワインです。収穫は140人体制で全て手摘みで行われ、選果も畑の中で行い、醸造所まで運んだ後に再度選果をし、除梗・破砕後に木製タンクへと運んでいきます。低温マセレーションなどは全く行っていない、伝統的手法。また、他の多くのシャトーのようで見られるような、1年目、2年目の樽熟成室という区別はなく、樽詰めされたワインはその貯蔵室からは動かさないそうです。熟成中も、3ヶ月に1度の澱引きを行い、コラージュも卵白を使用するという、あくまでも伝統的な方法を採用しています。ブドウの完熟感や、熟成感があり、スパイシーで、最近のモダンなスタイルのボルドーワインとは違い、いわゆるわかりやすいワインではありませんが、熟成され飲み頃を迎えたランゴア・バルトンはサン・ジュリアン的な食欲をそそる、複雑な、上品でチャーミングなフルーティ感と、ポイヤック的な西洋杉のような頑強さや雄々しさが組み合わされたワインとなります。今回入荷しました97年は、飲み頃に入り、香りや味わいに複雑さが出つつミディアム調の飲み心地の良い感じになっています。クラシカルなボルドーワインを楽しみたい方には、オススメの1本です。販売店資料より2ランゴア・バルトンは、サン・ジュリアンに所在する第3級格付けシャトーで、1821年より、第2級格付けのレオヴィル・バルトンを所有するバルトン家が継承し知恵増す。1722年、トーマス・バルトンは故郷アイルランドを離れ、事業を始めるために、当時大西洋の玄関口として大きな商業港であったボルドーへ移住し、現在でも存在する卸売商のバルトン・アンド・ゲスティエ社を創設しました。バルトン家は、彼の孫のヒューの時代にさらに栄え、財産も増大し、1821年、ヒュー・バルトンはシャトー・ランゴアを購入し、続いて、1826年にレオヴィル(「ラスカーズ」「ポワフェレ」「バルトン」が分割前の一つのシャト)の敷地が分割された際にも、その一部、レオヴィル・バルトンを購入しました。その後、3世代が相次いでシャトーを相続し、1902年にロンドンで生まれた4代目ロナルド・バルトン氏の代に、飛躍的な発展を遂げ、また、彼は2つの戦争(第一次・第二次世界大戦)の間もブドウ畑を無傷で守ることに成功し、シャトーの発展の礎を築来ました。1951年、ロナルドの甥で後継者のアントニー・バルトン氏はフランスに移住し、1954年にバルトン・アンド・ゲスティエ社の所有権の50%をシーグラムグループに移りましたが、1967年までアントニー氏は輸出部長として従事し、また、1967年に、レ・ヴァン・ファン・アントニー・バルトン社を創立し、1983年にロナルド・バルトン氏が亡くなった後、シャトーを引き継ぎ、娘のリリアン女史と一緒にバルトン家の伝統を守り続けています。また、ランゴア・バルトンはボルドーの中でも知名度の低い格付けシャトーの一つで、全体的にはお買い得ワインです。(・・・詳細&一覧)※ボルドー赤1997ヴィンテージ情報: 豊作な年であった1997年は、親しみやすく酸味の柔らかな幅広い魅力を持つ個性的なワインが誕生。※WA:84点 / WS:85点 (詳細は下方に) Chateau Langoa Barton 1997 / Bordeaux Red Dry / シャトー ランゴア バルトン格付けボルドー・メドック地区格付第3級(1855年)A O Cサン・ジュリアン畑位置サン・ジュリアン・ベイシュヴェル村畑面積17.0ha年間生産量9万本平均樹齢30年以上ブドウ品種平均:カベルネ・ソーヴィニョン70% メルロ20% カベルネ・フラン10%収 穫全て手摘み醗 酵温度管理機能付木製タンク(200hl)で15~21日間の醗酵とマセラシオン。熟 成オーク樽(新樽率50%)で20ヶ月間熟成。諸処理瓶詰め時、清澄処理・濾過処理ありタイプ赤のフルボディ特 徴大柄でブドウの完熟感や凝縮感があり、スパイシーなスタイル。(※飲み頃を迎えるとサン・ジュリアン的な食欲をそそる、複雑な、上品な果実味とポイヤック的な西洋杉のような頑強さや雄々しさが組み合わさる。)料理チーズ牛のヒレ肉の網焼きや牛ヒレのステーキ・バターソースや赤ワインソース、牛赤身肉のカツレツなどが合う。チーズでは、白カビソフトタイプのカマンベール、ウォッシュタイプ・ソフトのポンレヴェックやショーム、青カビタイプのスティルトンなど。セカンドレディ・ランゴア1997ヴィンテージ情報ヴィンテージ・チャート:17/20点WSヴィンテージチャート:90点アドヴォケイト・ヴィンテージガイド:84点 豊作な年であった1997年は、親しみやすく酸味の柔らかな幅広い魅力を持つ個性的なワインが誕生。※ボルドー委員会1997ヴィンテージ情報:「良い年」 ボルドーの1997年の初めは気温が高く乾燥した後、開花はとても早く訪れましたが、5月に雨が多かったため長く続き、また、色づきは、6月と7月初めの雨の影響で不均一に広がりました。9月、10月が好天に恵まれ、ブドウが最適な熟度となるまで待つことができ、良い品質のブドウの果実を収穫することが出来、美しい色。きれいな果実味があり、コクのある調和のとれた味わいの赤ワインが誕生しました。パーカー氏評価(2001.3):84点 超一流の作品ではありませんが、中程度のルビー色をして、甘い、ハーブの風味、ベリーや、カラントを思わせる芳香、スパイシーな、西洋杉のような、ミディアムボディの口あたりで、酸は柔らかく、際立ったところのないものの心地の良い余韻へと続きます。予想飲み頃は、現在(2001年)から2011年あたり。スペクテーター誌評価(2000.1.31):85点 かなり堅いですが、上質なベリーとカラントの個性を備え、適度な重さとコクがあり、タンニンはシルクのような滑らかさで、余韻は軽やかで僅かにドライな感があります。予想飲み頃は、2000年あたり以降にベスト。シャトーコメント:1997 Langoa BartonWine Advocate #128Apr 2000 Robert Parker 84 Drink: 2000 - 2008 $48 (39)Not a top-notch effort, Langoa Barton's medium ruby-colored 1997 exhibits sweet, herb-tinged, berry, and currant aromas, spicy, cedary, medium-bodied flavors, low acidity, and a pleasant but undistinguished finish. Drink it over the next 7-8 years.Wine Advocate #122Apr 1999 Robert Parker (78-81) Drink: N/A - 2009 $48The 1997 Langoa Barton did not perform well on several occasions. It is a medium-bodied, diluted, straightforward, simple wine without enough charm or character to merit interest. Anticipated maturity: now-2009.Wine Advocate #116Apr 1998 Robert Parker (85-86) Drink: 2001 - 2013 $48The 1997 Langoa Barton reveals a poivre vert-scented nose, suggesting there was a slight lack of maturity in the Cabernet Sauvignon. The wine possesses a deep ruby/purple color, as well as some of the vintage's up-front charm and softness, good purity, and a medium-bodied, ripe, rustic finish. It should drink well reasonably early - in 3-4 years - and keep for 10-15.
2012/05/17
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【ポイント3~9倍!エントリーで】(5/14 10:00~5/15 9:59まで)【12本まとめ買いで蔵元の木箱付き】【12本ご購入で木箱付き】[2007] シャトー・ラグランジュ 750ml(サンジュリアン第3級)赤ワイン【コク辛口】【楽ギフ_のし宛書】【YDKG】円高還元【ワイン】【RCPapr28】飲んだ順番が悪かったかも知れません。パヴィヨン・ルージュの圧倒的なスケール感にノックアウトですね。これ自体単体で飲むととても美味しいワインなのですが・・・PPがパヴィヨン・ルージュに88点、日本の値段は13000円、ラグランジュに90点、日本の値段は4500円・・・値段はやっぱり正確な評価になっていますね。かたやセカンド・・これは3級とは言えファーストです。もう少し戦えると思ったのですが・・・やっぱり単体で飲むより比較すると良く分かります。販売店資料よりシャトー・ラグランジュ Chateau Lagrangeシャトーの歴史は古く、17世紀頃のワイン地図に既に記載されています。1842年にルイ・フィリップ朝において内務大臣などを歴任したデュシャテル伯爵が所有者となり、1855年のメドック格付けで3級に格付けされました。しかし、その後経済状況の悪化により所有者が入れ替わり、品質が低下します。1983年にサントリーが購入。かつてボルドー大学で醸造研究所長を務めていた醸造学者で、シャトー・マルゴーの再生も成し遂げていたエミール・ペイノー博士に協力を要請。ペイノー門下生であるマルセル・デュカス氏が社長に、同じくペイノー氏の元で学んだサントリーの鈴田健二氏が副会長に就任し、畑から醸造所、シャトーまで徹底的な改革を行い、ラグランジュは復活を遂げ、世界に認められるワインへと成長しました。現在は、ブルーノ・エイナール社長と椎名敬一副会長の下、ラグランジュの持つテロワールの限界に挑戦する「創造」のステージに進み、さらなるラグランジュの品質向上に取り組んでいます。作付面積は117haで、その内赤用品種が113haとなります。2つのなだらかな丘陵が広がる、沖積層の砂礫質土壌で、表土は珪土・砂利質、その下は粘土・石灰岩質の土壌です。リュット・レゾネを実践し、2005年にテラ・ヴィラティスの認証を取得しています。また、畑の間には草を生やすことにより草が水分を吸って余計な水分を自然と減らすことができるようにするなど、自然との共生を目指したワイン造りに転換しています。1haあたり7,500から8,500株という植樹密度。3本の針金を張ったメドック仕立てで、多くの日照量を得るために添え木をして枝を広げます。畑は105区画に区分され、区画毎に成熟度を管理し、手摘みで収穫、選果台で選果が行われています。2008年から醸造タンクを小型のものに入れ替え始め、2011年中に入れ替えが完了する予定です。これにより105区画すべてのブドウを、区画毎に醸造することが可能となります。そのため、区画毎にぎりぎりまで完熟させるために収穫を遅くすることや区画の特徴に合わせた醸造が可能となります。メドック格付け3級『シャトー・ラグランジュ』赤ワイン用品種の畑は115ha。カベルネ・ソーヴィニョン64%、メルロ29%、プティヴェルド7%を栽培しています。収穫は手摘みで行い、ステンレスタンクで15-25日間発酵後、新樽を25%使用して樽熟成を行います。深みのある赤色で、ブラックカラント、スパイス、タバコ、チョコレートの香りを感じ、肉厚で長い余韻が楽しめるワインです。2007 LagrangeWine Advocate #188Apr 2010 Robert Parker 90 Drink: 2010 - 2022 $41-$81 (42)An outstanding effort, the seductive, plump, broadly flavored, dense purple-colored 2007 Lagrange boasts sweet creme de cassis, camphor, and subtle spicy oak notes. Generously endowed and medium to full-bodied, it is ideal for drinking over the next 10-12 years.
2012/05/15
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シャトー・ランゴア・バルトン[2001]年・メドック・グラン・クリュ・クラッセ・格付第三級・AOCサン・ジュリアン(シャトー元詰)・ファースト・ラベルChateau Langoa Barton [2001] Grand Cru Classe du Medoc en 1855 AOC Saint-Julien CP94素晴らしいワインですね。レオヴィル・バルトンの兄弟蔵ですが、何だか陰に隠れて目立ちません。サンジュリアンの良さが出ています。豊かな果実味、適度な熟成感、十分観賞用に飲めるワインです。杉や濃いカシスの香りが素晴らしく、厚みのある果実味、柔らかいタンニン、綺麗な酸、全てがバランス良く調和して飲んでいて楽しくなるワインに仕上がっています。ボルドーの奥の深さを感じる一本でした。2001 Langoa BartonWine Advocate #153Jun 2004 Robert Parker 88 Drink: 2008 - 2016 $43-$54 (28)Tobacco, spice box, cedar, and black currants offer a perfumed, complex introduction to this structured, beefy, muscular St.-Julien. As usual, a battle between the fruit and structure is being waged in this 2001, which appears to be a bit broader and more charming than most young Langoa Bartons. Anticipated maturity: 2008-2016.Wine Advocate #146Apr 2003 Robert Parker (87-88) Drink: 2009 - 2022 $43-$54 (28)A dense, burly, tannic offering, with a ruby/purple color, and plenty of composty, earthy, black currants, cedar, and licorice notes, this wine will require significant patience given the exaggerated tannins it seems to possess. Anticipated maturity: 2009-2022.
2012/03/12
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シャトー・タルボ [1985]750ml 05の後に20年先輩の85のタルボをお出ししました。古酒なので瓶差があって多少一回目と2回目では違う味でした。基本的には、良く熟成した美味しいタルボです。第2期飲み頃のピークに来ている様に思います。若い頃の硬さやタンニンのエグミは無く、柔らかく優しい味わいです。タンニンも丸くなって、酸も優しく、果実の甘い余韻が素晴らしいです。まあ元気ですが古酒と言って良いワインだと思います。4級ですから、スケール感は弱いですが、十分な複雑さと潜在力を持っています。綺麗な森の香りがして、茸や大地の香りもあって素晴らしいワインだと思います。皆さんの感想です。杉の香り強い。味乗っているが中抜けもあり。色はまだ若い、カベルネの香り。落ち着いた香り。熟成した味わい。少しオレンジ、かすんだベルベット、少し茶色。すっと抜ける杉の感じ。インク。きゅっとした香り。果実味大、タンニン(細かいけどまだまだ強い)腐葉土、杉の香り。26年たっても果実味が失われていないです。ルビー色。熟成度は高いけど、余韻がいまいちのようなきがするのは私だけ?インク、杉、ベリーの香り。タンニン、果実感のバランスが良い。逆に25年経過したワインとは思えないくらいフレッシュ感がある。枯葉、獣系の熟成香の70年代くらいの古酒感のある香り。味わいは酸とタンニンが生きていてまだ若々しさが残っている。香りと味わいの印象に少しズレがある。販売店資料より広大な単一のブドウ畑を持つタルボは、ジロンド河から離れた内陸の、小さなサン・ジュリアン・ベイシュヴェルの村のずっと裏手、グリュオ・ラローズのすぐ北にある。タルボは、1453年のカスティヨンの戦いに破れたイギリス軍指揮官、シュースベリー伯爵ジョン・トールボットにちなみ、その名がつけられた。このシャトーはコルディエ一族の管理のもとでは、一貫して、良質で逞しいものの、果実味が豊かで、フルボディの、もしメドックのワインの新しい格付けが行われるのであれば、その地位が上昇するにふさわしいワインをつくった。新しい管理下ではより柔らかで、よりエレガントなスタイルのワインへと移行しつつあるようだ。講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』PP(WAポイント)90 ボルドー第4版 ロバート・M.Jr.パーカー飲み頃: now-2000 きわめてかぐわしい、しなやかで、広がりがあり、エレガントな、十分に熟成した1985年は、暗いガーネット色をしており、縁にはピンク色や琥珀色がたっぷり見られる。肉づきがよく、ミディアムボディで、絹のようになめらかなワインのバランスは秀逸で、大量の果実味があり、酸の弱い、みずみずしいフィニッシュである。最終試飲年月:2002年6月 1985 TalbotBordeaux Book, 3rd Edition # B1Jan 1998 Robert Parker 89 Drink: 1990 - 2000 $120-$150The 1985 Talbot is a down-sized version of their 1982, and is now flattering to taste and drink. Very deep in color, with a ripe, rich, berry-like fragrance, this supple, fleshy, medium-bodied wine has loads of fruit, a smooth, graceful finish, and excellent balance. Anticipated maturity: Now-2000. Last tasted, 4/90.
2011/07/12
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シャトー・ベイシュヴェル[2005]4級のシャトーです。常に素晴らしいワインを生み出しているので4級以上の評価を得ています。分かりやすいエチケットで人気もあります。05の ベイシュヴェルまだ早いとお思いでしょうがイケますよ。パーカーさんは2017年からとか言っていますが、実に楽しめます。確かに偉大な05にふさわしくインキーですが、それに負けない果実味があります。サンジュリアンらしいジュワ~~ンと口一杯に広がる果実味です。コクがあって濃密でフルボディーでいながら、透明感があってエレガントさを持っている・・・実に良いサンジュリアンの典型です。肉料理との相性は最高だし、単体で飲んでも美味!!バランスの良いガッツリ美味しいボルドーです。皆さんの感想です。酸強い。森の下草の香り強い。ぶどう強い。甘み強い。ちょうどいい具合。香りも味も深くて美味しい。少し紫。インク、樽、ベリー。まとまって、渋味、果実、酸のバランスがこなれている。厚みがあるが飲み頃。インキーという言葉が初めて分かりました。バランスよく2005(赤)では一番おいしい。インクっぽい。メインの鳥とよく合います。タンニンが強く、インクの香りが強いがグロリアよりバランスが取れている。それがベイシュヴェルの実力か。甘くよく熟した黒果実、杉、高いアルコールの魅惑的な香り。味わいは若々しく、05のファーストなのに今飲んでバランスが取れていてとても美味しく、ベイシュヴェルの立ち位置をわきまえた狙い通りで良く造られている。販売店資料よりボルドーで最も美しい城館として知られる名シャトー。品質的にも、常にサンジュリアン村のトップを担う実力派です。その上品な仕上がりは常に安定した評価を得ることとなり、 90年代に設備を一新してから、さらに評価が高まりました。メルローに比率が高いことから若いうちからも口の中にはじけるような果実味を楽しめ、熟成後はしなやかな果実味とエレガントな深みを身につけていきます。 名前の由来は、「ベッセ・ボワル!」(帆を下げよ!)から来る有名なワイン。16世紀にこの城に居を構えた海軍提督エペルノン侯爵に敬意を表すために、ジロンド川を航行する大帆船はみな帆を下げていたそうで、その様子がこのシャトーのラベルに描かれています。1960年代から70年代に軽くなったと批評させたこのシャトーも、1989年からフランスの保険会社ジーエムエフとサントリーとで設立されたグラン・ミレジム・ド・フランスの所有となり、急速にその評価を高めました。畑はサンジュリアン村の最も南側に位置し、ジロンド川を見下ろす砂地の高台の下層には石灰質があり、特有の個性を発揮しています。 -------------------------------------------------------------------------------- 国 フランス/ボルドー 格付け サンジュリアン 品種 カベルネ・ソーヴィニヨン 60%メルロー 23%カベルネ・フラン 3%プティ・ヴェルド 4% 2005 BeychevelleWine Advocate # 176Apr 2008 Robert Parker 90 Drink: 2017 - 2030 $73-$156 (80)While this is a strong effort from a property that too often does not live up to its pedigree, I had hoped the 2005 Beychevelle would merit an even higher score. A deep ruby/purple hue is accompanied by a sweet perfume of roasted herbs, black cherries, and even blacker fruits. The wine is medium to full-bodied with sweet tannin, good acidity, and a fruitcake-like spiciness and earthiness. Pure and long with a tannic clout that is neither intrusive nor excessive, this elegant, powerful effort should be at its finest between 2017-2030.Wine Advocate # 170Apr 2007 Robert Parker (90-93) Drink: 2014 - 2025 $73-$156 (64)The quintessentially elegant yet powerful 2005 may be the finest Beychevelle made since 1982. Its opaque ruby/purple color and sweet nose of camphor, blueberries, black currants, flowers, and crushed rocks precede a lovely, sweet, rich wine with zesty acidity delineating its medium to full-bodied personality, laser-like precision, and impressive purity and length. While this estate often does not live up to its pedigree, the 2005 is the real deal. Wine Advocate # 164Apr 2006 Robert Parker (91-93) Drink: 2006 - 2036 $73-$156The most profound Beychevelle since the 1982, the elegant yet powerful 2005 exhibits an opaque purple color as well as a sweet nose of plums, black currants, flowers, and minerals. Medium to full body, refreshing acidity, good definition, and strong flavors characterize this top-flight effort. It should easily last for 25-30 years.
2011/07/12
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シャトー グロリア【2005】 750mlChateau Gloria【2005】サンジュリアンは一級もありませんが5級も無い村です。2級と4級に猛者の様な魅力的なシャトーが沢山あります。グロリアは特級ではないのに有名なシャトーです。ほぼ長年5級の様に扱われて来ました。クル・ブルジョワでも最もポピュラーで人気のあるシャトーです。全体的な特徴はスラッとした紳士ではなく、ずんぐりした良いオッサンと言う感じです。まあ何時も外れ無く飲む人を楽しませてくれて、価格も安定している。そんな貴重なシャトーです。飲食店の取り扱いも多いワインです。今回のグロリアは残念ながら一回目の瓶がやや閉じていました。皆さんのコメントにその違いが感じ取れるでしょう。 皆さんの感想です。甘めの香。黒糖、プラム、重い、タンニン強い。香りは良いのに飲むとがっかり。紫こいめ。しだ、樽、ブラックチェリー、インク強め、チョコ。渋みとコクが強く続く。タンニン残る(ざらついたタンニン)しっかりしたタンニン。でもとっつきにくい感じ。パワーがあり骨格しっかり。でも閉じている?ただ美味しいです。濃い赤紫。同じくタンニンが強い。インクの香り。今日の中では一番飲みにくいというか、全体のバランスが取れていないと感じる。良く熟した黒果実の若々しい香り。味わいは果実の甘みが充実している。まだタニックで若いが、品良くエレガントなところはサンジュリアンらしい。 販売店資料より特級シャトー並みの高いクオリティと安定感で抜群の人気を誇るグロリア。サン・ジュリアンの特級シャトー・サン・ピエールの兄弟シャトーです。グロリアは昔から長期熟成ワインとして有名でしたが(マーラ・ベッセには1961年が現存している)、今もその魅力は変わらないうえ、若いうちから飲める柔軟性も身につけています。エレガントで、味のある、ミディアムからフルボディのクリュ・ブルジョワで、ブラックカラント、甘草、ほのかなタプナードペーストを思わせる香り。やわらかい、愛らしい舌触りが好感をもてます。カベルネソーヴィニヨン:65%、カベルネフラン:10%、メルロー:25% 2005 GloriaWine Advocate # 176Apr 2008 Robert Parker 90 Drink: 2008 - 2023 $41-$70 (34)A big-time sleeper of the vintage, this St.-Julien reveals notes of tapenade, spice box, cedar, sweet black cherries, and black currants. An opulent texture, terrific fruit, medium to full body, and abundant concentration suggest this stunning Gloria will provide plenty of pleasure over the next 15 years.Wine Advocate # 170Apr 2007 Robert Parker (90-92) Drink: 2007 - 2027 $41-$70 (27)One of the finest Glorias I have ever tasted, the dense ruby/purple-tinged 2005 reveals a big, sweet perfume of black olives, black cherries, cassis, spice box, and cedar. Boasting terrific fruit, medium to full body, and more power and richness than usual, it will provide delicious drinking during its first two decades of life.Wine Advocate # 164Apr 2006 Robert Parker (88-90) Drink: 2008 - 2021 $41-$70As usual, the dark ruby/purple-colored 2005 Gloria is a model of the fruit-driven, minimally-oaked style of Bordeaux winemaking. It reveals a broader structure and more density and delineation than usual along with tremendous ripeness, sweet fruit, and moderate tannin. This hedonistic St.-Julien will benefit from 2-3 years of bottle age, and last for 12-15.
2011/07/12
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【ポイント3倍!エントリーで誰でも】(7/11 10:00~7/12 9:59まで)[2008] サルジェ・ド・グリュオー・ラローズ 750ml(サンジュリアン)赤ワイン【コク辛口】【楽ギフ_のし宛書】 【YDKG】円高還元 今回は敢えて05のボルドーを水平で飲んでみる事にしました。05は濃過ぎてまだ当分飲めないワインも多いのですが、手持ちの数本を試して美味しかったので、比較的若飲み出来る物を選んでみました。やっぱり偉大な年のワインで果実の豊かさに圧倒されますが、タンニンが隠れている物はOKです。サルジェはグリュオ・ラローズのセカンドですが、ファーストと違ってかなり早飲み出来る様に果実味を全面に出した直ぐ飲んで美味しいタイプに仕上げてあるので、05と言う特別な年で濃いですが、十分楽しめました。この瓶も実にサンジュリアンらしい、サルジェらしい果実味に溢れたワインです。乳酸発酵の香りも飛んで、熟成香も僅かですが出て来ています。とてもバランスがよく、作りの巧さ、現代的醸造法の素晴らしさを感じさせてくれる一本です。 皆さんの感想です。フレッシュ、濃い目だけどスッキリ、キレあり。鉄、黒スグリ、深くない湿った森の香り。華やかな香り。紫、濃いビロード。しだ、ミント、樽、ブルー。果実味やさしい、まろやか甘み。好き、おいしい、フルーティーでしっかりくる。05としてはアタックが強すぎず良いバランスです。濃い赤紫。カシス。ボルドーな味。タンニン、渋味がしっかりしている。香りと甘さからメルローを感じるが、最後に残るタンニンがカベルネを感じさせる。香りは複雑で、花、土、インク。今回の中では今一番飲み頃だと思う。よく熟した黒果実、プルーン、杉と少しのミント、高めのアルコールの香り。味わいは酸が綺麗にあり、まだタンニンが残っている。コアのボディがやや薄めなのがセカンド的だが、今飲んで品良くバランスが取れている。販売店資料よりグリュオ・ラローズのセカンド。S57%M31%CF7%PV3%MA2%がリュット・レゾネで栽培され、殺虫剤の代わりに「コンフュージョン・セクシュアル」を採用するなど自然に調和するブドウ栽培を行っています。ファーストヴィンテージは1979年。シャトーワインに比べ若いうちから楽しめるチャーミングなスタイルで、魅惑的な果実の香りと味わい深い構成が2級に君臨するシャトーの品格を感じさせてくれます。
2011/07/12
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★輝かしいメドックのスターワイン★シャトー・レオヴィル・バルトン [2001]年(750ml)≪2001年ボルドー・ベスト・ワイン≫ CP94サンジュリアンのトップシャトーです。サンジュリアンは左岸で最も好きな村です。北から海岸線に沿ってラスカース、ポワフェレ、バルトン、デュクリュ・ボーカイユ、ベイシュヴェルと続きます。その多くが一級に並ぶ品質のワインです。最も好きなのはデュクリュ・ボーカイユですが、ムートンやラフィットと飲み比べて、負けていると思う年が無いくらいのワインです。最近のムートンなど引き立て役にしかなりません。レオヴィルの畑は今は3つに分かれていますが、昔は一つでボルドー最大のワイナリーだったそうです。私がワインの勉強を始めた70年代は一番人気はポワフェレでした。専門家の評価が高いのはバルトンで、ラスカースはさして人気も評価も高くありませんでした。しかし濃い目のワインを作る努力と、濃い目のワインが80年代以降人気になってラスカースが一番評価も人気も高いワインとなりました。しかし私にはラスカースは濃過ぎてイマイチ好きになれないワインです。一口飲むには良いのですが、一人で一本開けるには20年以上待たないと厳しいワインです。そんな中でレオヴィル三兄弟の中で最も好きなのがこのバルトンです。価格的にもお買い得です。バルトンのワインは中庸なサンジュリアンとはどういうものかを表しているワインだと思います。一級に匹敵する品質でテロワールの特徴をきちっと表現した本当に良いワインです。サンジュリアンらしい果実の丸みがあって、非常に端正な高級ボルドーらしい味わいに仕上がっています。2001年のバルトンは傑出した出来栄えです。では皆さんの感想から。一番安定している、シャープな香り、でも飲むと熟した果実感獣香、腐葉土、下草、深く暗い森の中でカブトムシをつかまえた感じ。トーンの高さはファーストの品格、優しいアタックと品の良い果実味とタンニンが格上を感じる。深い印象深い香り、濃い味わい。濃さが爽やか、スケール大きい、バランスいいタンニン酸がエレガント 透明感あり、滑らかで柔らかい。2回目少し渋みがかっているような。これも熟成した何時までも飲んでいたいワインと思います。何時までも続くと思われる香り、酸もタンニンも果実味も良いバランス。どっしりとした重厚さとふくよかさミント、シダ、焦げ、インク、ベリー、こなれたタンニン、優しい味わい。樽香と果実香と乳酸香、飲みやすくまろやか、タンニン程よく溶け込んでいて酸とのバランスが良い、そのままでも、料理とも楽しめるワイン。これはヴィンテージより作り手の力量が出たワイン。骨格がしっかりしており、タバコの不レヴァーもある。ブランドに惹かれたとは思わないが本日のベストワイン。果実味に滑らかなタンニン、穏やかな酸味があり、素晴らしいバランス。何よりも質感に今日の中では最も気品がある。決してラベルのせいではないと思いますが・・・・ブラックカラント、鉄、インクの香り、充実した果実味、スケール感が別格、飲みごたえアフターの長さ、それでいてバランスを崩していない。旨味満点な、飲んで嬉しいワイン。上記が皆さんの感想です。濃く深いガーネット、香りはミント、カシス、プラム、スモーク、インク、バニラ、軽いチョコレート、腐葉土、黒土、味わいは滑らかなタンニン、豊潤で濃密な果実味、余韻の綺麗な酸、複雑でスケールの大きなワインです。5大シャトーの様な何時飲んで良いか分からない難しさははありませんが、飲んで美味しいボルドーとはこう言う物だと言う答えがこのワインは持っています。販売店資料よりChateau Leoville Barton 2001 / Bordeaux Red Dryシャトー レオヴィル バルトン格付けボルドー・メドック地区格付第2級(1855年)A O Cサン・ジュリアン畑位置サン・ジュリアン村サン・ジュリアン・ベイシュヴェル畑面積48ha年間生産量2001ヴィンテージ:25,000ケース/約30万本(※平均:26万4,000本)平均樹齢30年ブドウ品種平均:カベルネ・ソーヴィニョン72% メルロ20% カベルネ・フラン8%収 穫全て手摘み収穫後、ただちにランゴア・バルトンに運搬。醗 酵温度管理機能付き木製大樽(約200HL容量)で15~21日間の醗酵とマセラシオン。熟 成オーク樽(新樽率50%)でおよそ20ヶ月間。諸処理清澄・ろ過処理を経て瓶詰め。タイプ赤のフルボディ特 徴料理チーズ牛のヒレ肉の網焼きや牛ヒレのステーキ・バターソースや赤ワインソース、牛赤身肉のカツレツなどが合う。チーズでは、白カビソフトタイプのカマンベール、ウォッシュタイプ・ソフトのポンレヴェックやショーム、青カビタイプのスティルトンなど。セカンドラ・レゼルヴ・ド・レオヴィル・バルトン2001ヴィンテージ情報ヴィンテージチャート:18/20点アドヴォケイト・ヴィンテージガイド:88点WSヴィンテージチャート:90点 「2001年ボルドー・ベスト・ワイン」にサン・ジュリアンから選ばれた5つのワインの一つ。2001年はテロワールを表現する努力を行っており、より古典的なスタイルの、素晴らしく純粋な果実味とバランスのとれたタンニン、広い範囲にわたった風味を備えた赤ワインが誕生。※ボルドー委員会2001ヴィンテージ情報: 2001年のボルドーでは、冬と春の初めに特に雨が多い年でしたが、5月から8月は気温が上がり、湿度が高くなり、9月は雨が多かったため、収穫の時期を選ぶのが難しく懸念されましたが、その後、10月にインディアン・サマー(小春日和)が続き、全体として、赤ワインは、品質にばらつきがあるものの、とてもフルーティーで、色が濃く、タンニンが豊富で、濃密でバランスのとれた構造を伴うワインとなりました。パーカー氏評価(2004.6):92+点 レオヴィル・バルトン2001は(3度試飲した中で)瓶詰めされてからは一貫した品質となっていて、2000年のような桁外れのレベルにはないが傑出しており、若いレオヴィル・バルトンにしては都会的で、近づきやすく、縁いっぱいまで濃いプラム/紫色をして、古典的なボルドーの芳香(湿った土、クレーム・ド・カシス、燻煙、ヴァニリン、タバコ)を思わせ、ミディアムからフルボディの重さとコクの、豊潤な味わいで、タンニンは強いがよくまとまっており、40秒強も続く長い余韻を持つ輝かしい作品であり、メドックのスターの1つであると判明するでしょう。(ただし、忍耐は不可欠です。)予想飲み頃は、2008年から2020年あたり。スペクテーター誌評価(2004.3.31):92点 潰したブラックベリーや花束の豪勢な芳香を放ち、中くらいから重量級の重さとコク、充分に目の詰まったきっちりしたタンニンとシルクのように滑らかで優しく撫でられるような口当たりがあり、長さも持った、素晴らしいワインで、フィネスに溢れています。予想飲み頃は、2008年あたり以降ベストに。
2010/09/10
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サンジュリアンのクリュ・ブルジョワのシャトー・デュ・グラナのセカンドです。シャトー・デュ・グラナも日本では滅多に見ないワインですが、このワインは更にレアーな様で楽天でも見た事無いし、ググッテも出て来ません。大分以前にインポーターの在庫を全部買ったワインです。流石にこの2000年も残り少なくなって来ました。皆さんの感想は旨味があってなかなか美味!!色も濃い、ボーカイユより美味しく感じる。葡萄ジュースに近い香りと味のニュアンス、決して安いという意味ではなく、味はボルドー控え目なおとなしい香り、優しい口あたり、00なのにまだタニック、厚みはやや弱め。バランスが良い、突出したところがないので飲みやすい。喉越し素晴らしい、クランベリー、優しい、最後までフレッシュ滑らかなタンニン、中庸な酒質、バランスが良い。2回目華やかな感じのする味です。とてもまろやかで熟成している感じです。熟成山羊チーズの香り、余韻が長い、鉄錆、タンニン、鉄分感じる、たっぷりした果実、旨味、ブーダン・ノワールと合わせたら良さそう。生の青ピーマン。オレンジピール、シダ、柔らかくタンニンが慣れている。柔らかいアタック、温度が低いからか飲みやすい、綺麗なフィニッシュ、クリーンインク系の香りと味わいが特徴的。まだ堅いフルーツ。これも2000年のヴィンテージの特徴が出ている。最初はネガティブな還元臭、味わいは極めてエレガント。タバコの様なニュアンスもある。落ちるのは早いがとても好み。ブラックベリージャム、血や生肉の香り、タンニンが優しくこなれた果実味、程々のアフター、ちょっぴり熟成感もあり無難に美味しいワイン。上記が皆さんの感想です。過去のレポートは2000年のサンジュリアンですが、そろそろピークの様です。元々果実味が多めで飲みやすい若飲み用のワインだったので仕方ないでしょう。もう6年位待つと面白い古酒感も出て来るでしょう。非常に丸みのあるタンニンで酸も弱めです。しかしボリューム感はサンジュリアンらしく豊かで、力は2000年なりの物を感じます。まあじっくり飲むと面白そうです。セパージュ Cabernet Sauvignon 65%Merlot 30% Cabernet Flanc 5%2000年と言う強い年ですが、クルブルジョワのセカンドと言う事で軽めです。十分熟成していてタンニンが落ちて癒し系ボルドーになっています。パワー系が好きな方には物足りませんが、ブルゴーニュ好きならこんなワインは手放せません。サンジュリアンと言うとラス・カーズと思っている方が多いですが、実はエレガントなワインも多いのです。色はまだ深いガーネット、香りは杉、カシス、赤錆、ミント、茎、腐葉土、枯葉、味わいは優しいエレガントな果実味、柔らかいタンニン、余韻に甘さが残る酸、実に滑らかな舌触りでスイスイ飲める、癒し系メドックです。
2010/09/10
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ラ・クロワ・ド・ボーカイユ赤 2005 750ml10P10Jan25 CP932回目人数多かったので05を追加でご用意しました。05ですがセカンドなので結構飲めます。先ずは皆さんの感想です。2004年との違いはあまり分かりませんでした。羊肉と最高に合いますね。2004と比較して渋みは弱く感じました。果実味は04より強く、香りはそれ程強くない、思ったほどタンニンは強くない、甘味がありまろやか。紫色が濃い、ベリー、シダ、タンニン、ベリー、甘味のボリューム力強さ、黒系果実、カシス、ブラックベリー、果実・酸・タンニンのバランスが凄く良い、コクがあり、ラムの臭さを流してくれる。もっと良くなりました。2005年と言うヴィンテージの差だと思うがライプさとリッチさが段違い、カシス・リキュールなどニューワールド的な雰囲気あり。他とは比べ物にならない凝縮感、圧倒的に果実味が豊かで、目が細かい、好みでは無いが、素晴らしいワインである事は分かる。時間が経っても果実味が落ちない、流石05と言う感じか。04の延長線上で力強さを加えた味わい。ちょいとリキュールの味わい、心地よいタンニン感、アフターは程よい長さがある。上記が皆さんの感想です。過去のレポートは実にバランスの良いボルドーで、飲みごたえがあります。上級のセカンドは中途半端な特級の同価格帯のシャトーより美味しいですね。若くても飲めて味のバランスも良い、お買い得ワインの一本です。色は深いガーネット色、香りはカシス、インク、杉、革、チョコレート、黒土、味わいは豊かな果実味、太くて丸いタンニン、余韻の綺麗な酸、スケール感もあって飲みごたえのあるジューシーなサンジュリアンです。美味しいです。まあ流石05と言うワインです。香りも味も一枚上手です。クロ・デ・マルキとこのワインが双璧だと思います。ワインだけでも、美味しい肉料理とも良く合い、楽しめるワインです。濃いのにエレガント!!正にサンジュリアンです。
2010/09/10
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ラ・クロワ・ド・ボーカイユ[2004] CP9302を飲んで大感動・大感激で結局10箱買って2年で全部売れちゃいました。本当にバランス良くて美味しかったワインです。その後は03も04も05も06も買っていますが、02ほどの感動はありません。05は良いのですが、バランス的に02に負けています。有名な浅草の鴨料理の料亭でもハウスワインに使っています。ご主人曰くムートンより美味しいし鴨に合うと。では皆さんの感想です。香り高い、置いとけばドンドン変わって美味。今日で一番美味しい、シャープな果実香、時間が経つほど凄みがましていく。黒果実、森の中を彷徨う感じの香り、口あたりは柔らかく、果実味と酸とタンニンが交互に出て来る、品の良さを感じる。ボーカイユのセカンドはハズレが多いと聞くがそうでもない。酸の強さが料理を引き立たせる。果実味とタンニンのバランスが良い。時の経過とともに香りが出て来た。キレがある、スケール大きい、タンニンが美味しい、酸美味しい。固く、クラッシック、若干インキー2回目飲みやすく軽い。やや渋みが強い感じです。よく熟したベリーの様な果実味のある繊細なワイン。ゴツさは無い。少し紫色、強いシダ、インキの香り、柔らかく少しタンニンを感じる香りが華やか、ブラックチェリー、熟した果実、深みがある、タンニンが柔らかい、飲みやすいがラムとの相性は物足りない香りは前の2つよりフルーティー、タバコやシガーのフレーバーあり、ポイヤック的?骨格も深みも前二者より一歩上を行くワイン香りからして複雑なワイン、エレガントで酸が果実に寄り添う。自分の好みのワイン。埃っぽさ、甘いジャーミーな果実、キャラメルの様な甘さ、軽めのボディーで優しく、こなれた、出しゃばらない、今飲んで美味しい。上記が皆さんの感想です。過去のレポート08年に飲んだ時は、色は濃いめのガーネット、香はプラム、インク、ハーブ、味わいは強い酸とタンニン、品の良い果実味、実にエレガントで古典的ボルドーですね。サンジュリアンらしいジュワ~~ンとした噛みごたえも持っています。1~2年後が楽しみです。09年8月に飲んだ感想:力は若干落ち始めていますが、飲みやすくなっています。そういう意味ではこのワインの第一期飲み頃のピークは今年の2月前後だった様です。04のボルドーは作り手による差がありますが、これは良いです。店でも5ケース売りましたし、自宅でも12本は開けて来ました。誰が飲んでも美味しいと思わせる、納得させるワインです。チョコレートやアーモンドキャラメルの様な香りがありますが、実にシックな楽しめるワインです。香りも芳醇で、タンニンが甘くなって、酸も柔らかく、実に飲み頃です。タンニンが落ちて来てるので、ミディアム・ボディーでいくらでもグイグイ飲めてしまうボルドーです。エグイ・渋いはありません。今回は2本とも似た様なコンディションでした。良いワインだと思います。鴨屋のご主人が気に入るわけが分かります。偉大なワインを除いて、多くの方が左岸のボルドーに求めている一つの答えが此処にあると思います。肉厚な果実味、適度なフルボディー、太いが柔らかいタンニン、余韻の綺麗な酸、余韻に残る僅かな甘み、適度な熟成香があって、カシス、インク、杉の香りもあって大地香や腐葉土の香りも持っています。食事に合うし、赤身の肉を使った料理を確実に引き立てます。ソムリエが売りたいワインでもあって、シェフも喜ぶワインです。ショットで食後に飲んでも美味しいし、ステーキや羊、鴨を食べながら1本飲むのの良い、それでいて価格はリーズナブルです。サンジュリアンを・・ボルドーを代表するワインと言って良いと思います。
2010/09/10
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サルジェ・ド・グリュオー・ラローズ[2002] 2004 CP92グリュオ・ラローズのセカンドです。元々グリュオ・ラローズは超古典的なワインで若い内はガチガチで飲めないワインを平気で作っていました。70年代80年代のラローズは最低10年飲み頃と感じるのは15年からでした。85・86年のラローズは今でも愛飲しています。と言うかやっと飲み頃になって来た感じです。90年代に入ってラローズも変った様に思います。徐々にマーケットに合わせて果実味をつける為にコールド・マセラッションでも始めたのだと思います。よく言えば優雅なワインになったように思います。お隣の盟友のデュクリュ・ボカイユーはスパイシーでラローズは正統派と言えると思います。皆さんの感想です。落ちついた味と香り、個人的には07が美味しいと思う。香り弱め、寝かせた分柔らかいがソフト、時間が経つと美味しくなる癒し系ボルドー。香りは閉じぎみ、タンニンのざらつきが前面で果実味が後ろにひかえめ今は美味しく飲めるバランスではなさそう。深い香り、落ち着いた香り、07と比較すると落ち着き過ぎているのか?胡椒、07より濃い紫、少し粉っぽい、少し濁り、ぬるりとした酸、タバコ、はやくヘたる?滑らかなタンニン、余韻の短い、飲み頃だが07のバランスの点では劣る。2回目07よりまろやか、美味しい。飲みやすい感じです。軽いインクの香り、時間が経つと07との違いが分かって来ました。07より土っぽい香り、ベリー、酸、果実、タンニンすずれも良いバランス。少し柔らかくなっている。新聞の臭い、好きな味。紫色、獣、少し枯れたシダ、タンニンがこなれ、ミディアムボディー、バランスの良い渋み。かすかな樽香、アロマが弱い、のりの佃煮、タンニンが溶け込んでいる、スムーズ、07に比べてタンニンが落ちているので酸が強く感じる。07年よりもう少し骨格がしっかりしており、深みもある。リキュール系の味も少し強め、04年の方がバランス良し。07とはスタイルが異なる感もある。酸が綺麗で透明感のある果実味。07よりもはるかに好きだが時間が経つと直ぐに落ちた。ブラックカラント、焦がした樽、ヨード、杉、落ち着いた大人しい味わい。タンニンのアフターが少なくて意外な優しさを感じる。上記が皆さんの感想です。このワイン07年にはまだ若く09年位が第一期の飲み頃のピークでした。今は2期目に向かって若干閉じぎみの様にも思います。2回とも同じ味でしたが、前に出た07のハーフとマグナムの味の差で印象がかなり変わったのでしょう。前座に人間の味覚は非常に大きく左右されます。全体に柔らかく閉じぎみの印象ですが、サンジュリアンらしいエレガントなワインです。偉大なワインではありませんが、今飲んで十分美味しいワインだと思います。
2010/09/10
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サルジェ・ド・グリュオー・ラローズ【2007】 750ml CP93マグナム/94ハーフ今回は人数の関係で初回はハーフ・ボトル3本で2回目はマグナムボトルをご用意しました。両方飲んだのは私だけですが、正直言ってハーフは素晴らしく今飲んで美味しいワインで、マグナムは閉じぎみでまだまだ先のワインでした。ハーフは傷みやすく、熟成が早いのですが、直ぐにレストランで消費されるハーフと、長期間熟成されるマグナムで詰めているワインが違うようにも思います。皆さんの感想は香りが高い!素晴らしいブーケ、エレガントで美味しい!!先ず元気な果実の香りが襲いかかる、07とは思えない!!分かりやすさNo1、全体のバランスがいい、タンニンは残るが他の要素がカバーしている。獣香、黒系果実、スーボア、腐葉土の香り、優しい口あたり、果実味の後ろの少しのタンニンが重層的な圧倒感で迫ってくる。豊かなベリー、アロマの香り、バランスの良さ、04と比べると若い為かパワーがある。蜂蜜、黒ベリー、紫、果実味たっぷり、軽いタンニン、黒糖柔らかい果実味、甘味、スムーズな口当たり、バランスが良い。2回目の感想重厚な味わい、美味しい。とても飲みやすいコクのあるワインだと思います。酸・果実味、タンニン、ナイスバランス、美味しい、焼いた様な香ばしい香り、魚の薫製した香りと合う。野菜の焦げた所と合う。色は濃い紫、獣、シダ、ミント、味はボリューム感のある果実味、フレッシュで濃いめのワイン。カシス、ブラックチェリー、果実香豊か、07なのにタンニンが丸く柔らかい、イサキのスモークと合う、少し青さが気になる。香りに若干の湿ったオークとリキュール、ただ香りはやや閉じ気味。今でも十分飲めるが、味わいはやや平板で深みに欠ける印象。果実味が豊か。ボルドーらしくないと思っていたら、出席者の一人から「グルナッシュみたい」と言う声、全く同感した。グルナッシュぽいインキー、スパイシーな香り、果実感が強い、充実した果実味に滑らかなタンニンで、するりと飲めてしまう。丸みのあるタンニンを感じさせないワイン。以上が皆さんの感想です。ハーフとマグナム全く味が違うので別々に書きます。ハーフは飲んで美味しいです。とにかくスパイシーで果実がジュワ~~~ンとサンジュリアンしています。タンニンも残っていますが、圧倒的な果実味で楽しめます。濃いのにエレガント・・・正に現代的サンジュリアンです。マグナム閉じています。端正な作りの良いサンジュリアンです。ハーフと比べるとじゃじゃ馬的な所が無く、紳士的で丁寧な作りを感じます。両方に共通しているのは、濃い紫のガーネット色、香りはカシスやブラックチェリー、インク、杉、腐葉土、味わいはちょいと違いますね。まあ同級生でのっぽの大人しい子と、じゃじゃ馬の小さい子がいるでしょ。そんな感じです。
2010/09/10
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ル・プティ・リオン・ド・ラスカーズ[2007](赤ワイン) CP90ラス・カーズの真のセカンドの登場です。ラスカーズの門の下に可愛い小さいライオンがこっちを向いて座っています。クロ・デ・マルキと比べるとセカンドらしいエチケットです。味はラスカースの凝縮感を薄めた様なワインですが、バランス的には酸もタンニンも豊富で、果実感が比較的薄いので古典的ワインに感じます。04はともかく、05,06のクロ・デ・マルキが果実味旺盛で飲みやすかったのですが、単純に直ぐに飲んで美味しいのはクロ・デ・マルキの方かも知れません。ラスカーズ程では無いにしても2~3年は寝かせて飲んだ方が良いワインです。今後は如何なるか分かりませんが、10年以上の熟成が必要なラスカーズ、3~5年で飲めるプティ・リオン、買って直ぐに飲めるクロ・デ・マルキと言う構成になるのかも知れません。サンジュリアン的なジュワーンと来る感じは少なく、ラスカーズやラトゥール系の味です。コンサルタント的な感じは少なく、古典的なボルドーと言う感じです。色は輝く深いガーネット、香はカシス、弱めのインク、甘草、東洋的スパイス、弱めのチョコレート、味わいはしっかりしたタンニンと酸、エレガントな果実味、ふくよかなボディー、今時珍しい古典的ボルドーです。販売店資料よりシャトー・ラトゥールと隣接する歴史的なグラン・クロの区画から真のセカンドワインが生まれました。 ラス・カーズの強みは、メドック街道の東に、石垣に囲まれるグラン・クロの畑。このシャトー・ラトゥールに隣接する、歴史的なグラン・クロの区画から、本物のセカンド・ワインを「プティ・レオン・ド・レオヴィル」の名前で2007ヴィンテージから発売します。ボルドーのトップシャトーは、区画ごとの選別を厳しくし、ワインの品質を高めるためにヴィンテージにかかわらず、収穫されたブドウの40~60%しか、グランヴァン(ファーストラベル)に使わなくなっている。ラス・カーズも例外ではなく、1990年代から、優良なヴィンテージでもグランヴァンの割合が少なく、実際には、飛び地の畑のブドウをクロ・デュ・マルキに格下げしてきた。今回、クロの区画をさらに選別することによって、グランヴァンの品質を高めるとともに、プティ・レオン・ド・レオヴィルとクロ・デュ・マルキを含めた3本立ての体制で、スーパーセカンドのTOPを目指します。2010年3月10日YOMIURIオンライン掲載の記事より
2010/08/12
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ラ・クロワ・ド・ボーカイユ赤 2005 750ml10P10Jan25 CP93〆に出したサンジュリアンです。ファーストの05は20000円クラスですが、セカンドはそこそこの値段です。実にバランスの良いボルドーで、飲みごたえがあります。上級のセカンドは中途半端な特級の同価格帯のシャトーより美味しいですね。若くても飲めて味のバランスも良い、お買い得ワインの一本です。色は深いガーネット色、香りはカシス、インク、杉、革、チョコレート、黒土、味わいは豊かな果実味、太くて丸いタンニン、余韻の綺麗な酸、スケール感もあって飲みごたえのあるジューシーなサンジュリアンです。美味しいです。
2010/07/30
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クロ・デュ・マルキ[2005]Clos du Marquis【 CP93オージーワインのカベルネ、カベルネ・ブレンドに対抗して出したのが、このワインです。04は美味しくなかったですが、05,06,07と良いですよ。親分のラスカーズより個人的には好きです。ラスカーズも美味しいですが、若いと濃過ぎるし、待つと直ぐに寝たり、飲み頃に当る率が少ないので、気楽に飲めません。05も06も07も若くても飲めるように作っています。色は深く濃いガーネット色、香りは熟れたプラム、砂糖漬けのサクランボ、鉛筆、大地、革、バニラ、味わいは濃密で噛みごたえのある果実味、しっかりしたタンニン、強く繊細な酸、スケールの大きな端正なワインです。良いですね。変なワインの後だけにホットします。
2010/07/28
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【ポイント3倍!エントリーで誰でも】【5千円で送料無料!】(6/10 10:00~6/17 9:59まで)【楽天最安値に挑戦!】【新着ボルドー!第3弾!】[2007] サルジェ・ド・グリュオー・ラローズ 750ml(サンジュリアン)赤【コク辛口】【楽ギフ_のし宛書】 CP93これは今飲んで美味しいです。普通飲み頃先ですが、07は今美味しいですね。しばらくすると逆にバランス崩すでしょう。とにかくスパイシーで果実がジュワ~~~ンとサンジュリアンしています。この値段でこれだけ楽しめるボルドーは滅多に無いでしょう。お勧めですよサルジェ・ド・グリュオー・ラローズ【2007】 750mlRWINE★安値爆発!グリュオー・ラローズのセカンド・ワイン★サルジェ・ド・グリュオー・ラローズ2007〔750ml〕
2010/06/12
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楽天最安値に挑戦中![2002] シャトー・デュクリュ・ボーカイユサン・ジュリアン【あす楽対応_関東】【あす楽対応_近畿】【あす楽対応_東海】【あす楽対応_東北】【あす楽対応_中国】 CP94これ旨いですね。何と2人で30分で空っぽになりました。フルボディーなのにスイスイ飲めちゃいます。クリーミーで果実味がジュワ~~と広がって、少しスパイシーさがあって良いですね。これだからメドックならサンジュリアンがトップだと・・(好きなだけですが)深く濃いガーネット、香りはブラックベリー、杉、バニラ、スパイス、大地、深く濃い香りです。味わいは濃密な果実味、余韻の綺麗な酸、引き締まったタンニン、高い次元でバランスが取れた素晴らしいワインです。喉越しが本当にシルキーで濃いのにエレガントなワインですね。ラトゥールの様におつにすました所が無く、飲み人を引き込んで行きます。旨かったです。販売店資料より▽ロバート・パーカー氏のデュクリューの評価 『デュクリュ ボーカイユーのワインの本質はエレガンスと均整。バランス、気品、格、そして独自性である。』『多くの点で偉大なワインなのだが、細部への細やかな配慮、最高のぶどう、最高の樽だけが瓶詰を許される厳しい選別、そして保守的なぶどう栽培方法といったことのすべてが、このワインの成功に大きく寄与している。』 ~ロバート・M・パーカーJr.著「ボルドーBordeaux第4版」~ カベルネ・ソーヴィニヨン82%、メルロー18%、ノンフィルター。
2010/04/25
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1985 (750ml)シャトー・タルボ 1985 (750ml) CP94良く熟成した美味しいタルボです。第2期飲み頃のピークに来ている様に思います。若い頃の硬さやタンニンのエグミは無く、柔らかく優しい味わいです。タンニンも丸くなって、酸も優しく、果実の甘い余韻が素晴らしいです。まあ元気ですが古酒と言って良いワインだと思います。4級ですから、スケール感は弱いですが、十分な複雑さと潜在力を持っています。綺麗な森の香りがして、茸や大地の香りもあって素晴らしいワインだと思います。販売店資料より広大な単一のブドウ畑を持つタルボは、ジロンド河から離れた内陸の、小さなサン・ジュリアン・ベイシュヴェルの村のずっと裏手、グリュオ・ラローズのすぐ北にある。タルボは、1453年のカスティヨンの戦いに破れたイギリス軍指揮官、シュースベリー伯爵ジョン・トールボットにちなみ、その名がつけられた。このシャトーはコルディエ一族の管理のもとでは、一貫して、良質で逞しいものの、果実味が豊かで、フルボディの、もしメドックのワインの新しい格付けが行われるのであれば、その地位が上昇するにふさわしいワインをつくった。新しい管理下ではより柔らかで、よりエレガントなスタイルのワインへと移行しつつあるようだ。講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』ロバート・パーカー氏テイスティングポイント 90点の評価!!きわめてかぐわしい、しなやかで、広がりがあり、エレガントな、十分に熟成した1985年は、暗いガーネット色をしており、縁にはピンク色や琥珀色がたっぷり見られる。肉付きがよく、ミディアムボディで、絹のようになめらかなワインのバランスは秀逸で、大量の果実味があり、酸の弱い、みずみずしいフィニッシュである。予想される飲み頃:現在~2005年最終試飲年月:2002年6月<ロバート・パーカー氏著『ボルドー第4版』より抜粋>
2010/03/30
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楽天最安値に挑戦シャトー・グロリア [2005]【母の日・ギフト】 CP92良いですよ。まだ若いですが楽しめます。サンジュリアンのクル・ブルジョワです。ブルジョワですが特級の5級クラスの実力があると思います。サンジュリアンのトップ・ブルジョワですね。サンジュリアンらしいジュワ~~とした果実感があって期待を裏切らないワインです。05はppポイントも90点と高得点です。価格的にも似通った範囲で、元気でオージーに負けないワインと思って選びました。まだ乳臭い香りを持っています。乳酸発酵の香りで、ヨーグルトの様です。実にサンジュリアンらしいワインで、果実味に溢れ、香りも豊潤で、ボディーがあって楽しめます。05らしい力強さがあって飲んで美味しいワインです。10年寝かせてもよし、今飲んでもよし、元気で楽しいワインでした。販売店資料より カベルネソーヴィニヨン65%、メルロー25%、カベルネフラン5%、プティヴェルド5% グロリアは常に、なぜ1855年のメドックの格付けが時代遅れであるかを示す一例として用いられてきた。当初の格付けに含まれていないグロリアが過去25年間の2000年、1996年、1995年、1994年、1989年、1986年・・(中略)・・のようなヴィンテージに(近隣の格付けシャトーから購入した畑から)つくったワインは、確かに多くの格付けシャトーで産出されたものと同じくらい良好だったのだ。抜け目のない商人や消費者たちはずっと前からその品質を知っていたため、このワインはアメリカや諸外国で幅広く販売されてきた。 グロリアの所有者であった故アンリ・マルタンは、1991年2月に亡くなったが、メドックの伝説的な人物の1人だった。彼のワインが大衆に訴えることを目的につくられていたのは間違いない。まろやかな、気前のよい、非常にブドウの完熟感のあるワインで、すばらしい西洋杉のような、スパイシーな、大げさと言ってもよいほどのブーケがあったのだ。 こうしたワインづくりは、彼の義理の息子であるジャン=ルイ・トリオーの管理下でもいささかも変化しなかったようだ。ここのワインは若いうちでも驚くほど出来がよいが、12~15年は熟成させられる。1960年代から1970年代前半のスタイルは1970年代半ばに変化し、1978~1993年のヴィンテージではまぎれもなく、それ以前に比べて軽く、より明白にフルーティになり、タンニンが少なくなったようだった。ただし、2000年、1996年、1995年のものは明らかにより筋骨たくましい、より豊かなワインとなっているので、1978年以前のスタイルへの回帰を暗示しているのかもしれない。いずれのスタイルにしても、グロリアはすばらしく生き生きとした、おいしいワインで、実際の品質よりはるかに安い価格で販売され続けている。ただし、警戒すること。1990年代後半のいくつかのヴィンテージには、憂慮するほど多くの「コルクのせいで変質している」ボトルがあった。 グロリアのワインは、果実味が主導権を握っており、しなやかで、常に健全につくられており、いつも信頼がおける。格付けシャトーではないため価格は以前としてリーズナブルだが(設立は1940年代で、1855年と1932年の格付けの後だったのだ)、ヴィンテージによっては四級や五級に匹敵する品質のものとなる。ほとんどのサン=ジュリアンよりもはるかに安いため、メドック全体とは言えなくても、このアペラシオンにおいては最良のお買い得品の1つとなっている。
2010/03/30
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シャトー・レオヴィル・ラスカーズ[1975] CP96これ開きました。旨いです。78よりお兄さんなのに全然若くて元気です。不思議ですねワインは・・・・75と言えば既に35年です。人間ならまだまだ若いですが、犬や猫ならとっくに死んでいますし、アルコール度数13度の液体が腐りもせずに何故若々しさを保っているのか本当に不思議です。10年か15年位のワインの様な感じです。でも壮大なスケール感と複雑さ、そして一口ごとに変化する味わい、若々しいフレッシュな果実味を持っています。これだけ美味しくバランスの良いボルドーに出会う事は滅多にありません。まあ細かい事書いても意味が無いのですが、良い物は旨い!!と言う事です。10年前に飲んだ時はタニックでエグミがあって香りも弱く、いわゆるお寝んね状態でした。25年でこんなに寝ているなんて!!82のムートンみたいでした。でも35年経って良いです、変わりました。色は深く濃いガーネット、35年物ですがレンガは全くありません。香はカシス、杉と言ったカベルネの香り、優しい鉛筆や鉄分の香り、森林、大地、味わいは濃密でフレッシュな果実味、丸くなって飲みごたえのあるタンニン、強いミネラル感、余韻の綺麗な優しい酸、強く大きなワインですが艶っぽさも持っています。ラスカーズの魅力の集大成と言っても良いと思います。ラフィットがカベルネの佃煮、ラトゥールがカベルネのジャムと言えばラスカーズはカベルネのたまり醤油ですね、そして75はカベルネの妖精ですね。最近20000円チョイで売っています。私が買った頃より為替の事もあって安いです。当りの瓶ならお買い得ですよ。75でこれだけ若々しく美味しいワインはありません。販売店資料よりこのヴィンテージの大成功を示す例である。ただし、柔らかくて、気軽な、しなやかな現代風の味わいのワインを好む人々は、好ましいとは思わないかもしれない。それはなぜか? タンニンが強く、内向的で、1948年や1928年といったヴィンテージの特徴からは除外された、スタイルの古いワインであるためだ。色は暗いルビーからガーネット色で、エッジにわずかに琥珀色が見え、はっきりとしたミネラル、鉛筆、甘いがあっさりした印象のブラックカラントの香りのするノーズがある。フルボディで、厚みと凝縮味があり、例外的にがっしりとして力強い。センセーショナルと言えるほどに豊かで強烈なこのワインは、ヴィンテージのなかでも最も長命なもののひとつとなるであろう。この強いタンニンのレベルを考えれば、あと20年から35年持ちこたえるのは確実だが、その頃までには衰えてしまっているかもしれない。私は1990年代半ばに全盛期に達すると考えたのだが、あと5年から8年は寝かせる必要がある。非常に印象的だが、内向的で硬質なワインだ。最終試飲月:95年12月講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』 1975 Leoville-Las Cases Feb 1996 Robert Parker 92 Drink: 2001 - 2031 $151-$200 This is one of the great successes of the vintage. However, those with modern day tastes for soft, easy-going, supple wines may not enjoy the 1975 Leoville Las-Cases. Why? It is a tannic, backward, old style wine cut from the mold of such vintages as 1948 and 1928. The color is a dark ruby/garnet with a hint of amber at the edge. The nose offers up distinctive mineral, lead pencil, sweet, blackcurrant scents with flinty overtones. Full-bodied, thick, and concentrated, as well as atypically muscular and powerful, this should prove to be one of the longest-lived wines of the vintage. There are sensational levels of richness and intensity. While the vintage's tough tannin level ensures another 20-35 years of longevity, the wine may dry out by that time. I thought this wine would be at its peak by the mid-nineties, but it still needs another 5-8 years of cellaring. It is a very impressive, albeit backward and hard wine. Oct 1995 Robert Parker 93 Drink: 1996 - 2010 $151-$200 It is fashionable, as well as often justifiable, to criticize this slowly evolving vintage where disappointments outweigh successes, particularly in the Medoc. Perhaps some of the Cabernet Sauvignon-based wines will behave like 1955s or 1928s, but Leoville-Las Cases is unquestionably one of the stars of the vintage. The murky dark ruby/purple/garnet color is followed by a nose with a pronounced mineral/wet stone component intermingled with ripe, earthy, berry fruit (red and black currants galore). Still ferociously tannic to the point of astringency, this medium to full-bodied, concentrated wine reveals no signs of color degradation. The wine is intense and chewy, but still tough-textured. Those who like wines with considerable grip and tannic bite will enjoy this wine at present, but it remains a young wine that has not moved out of adolescence. Anticipated maturity: 1996-2010+
2010/03/12
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新入荷!パーカーポイント90点![1978] シャトー・レオヴィル・ラスカーズ 750ml[1978] Chateau Leoville Las Cases 750ml実に旨いですね。第二期の飲み頃で古酒化しています。癒し系で私の好みです。 厚みがあって果実感があってタンニンが枯れて弱くなって熟成香が出ていて実に旨いです。色はレンガが刺した少し濁ったルビー色、香りはカシス、ラズベリー、モカ、蜜、土、腐葉土、森の下草、味わいは枯れて優しくなったタンニン、余韻の綺麗な酸、甘い濃い果実味、喉越しも綺麗でスイスイ飲めます。本当に強いワインが完熟した感じです。75さえ飲まなければ95点付けたと思います。良いですね。甘美で完熟なラスカーズです。旨い!!!販売店資料より1978年は、ガーネット色にいくらか暗いルビーの色合いを帯びている。ノーズは複雑で鋭い。古典的で、ミネラル、鉛筆、燻したような、土臭い香りがして、熟した果実味がたっぷりとあり、多くの1978年ものに顕著になり始めた、青物のようなハーブっぽさがまったくない。アタックには良好な熟成感があり、ミディアムボディからフルボディで、酸度は多くの最近のヴィンテージよりも高く、硬いフィニッシュには相当なタンニンが感じられる。傑出した複雑さがあるが、高レベルのタンニンは決して完全には溶けないであろう。15年から20年は持ちこたえる。が、現在全盛期にあり、これから20年の間にゆっくりと衰えていくであろう。最終試飲月:95年5月 講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』 10月の当店のワイン会でこの78VT&75VTを飲みました。25年以上経過している75VTは、まだ少し飲むのには早い感じを受けました。かなり前1時間ぐらい前に温度調整、デカンタージュしたのにもかかわらず、グラスの中でなお開かせるのに相当時間を必要としました。その点この78VTは正に今が飲み頃を迎えていて、現在お飲みになられるのならば、断然この78VTをお薦めします。サーヴィスは約1時間前に抜栓後、デカンタージュして大き目のボルドーグラスで飲みました。スタートの温度は約18℃ぐらい。 H15.10.18 1978 Leoville-Las Cases Oct 1995 Robert Parker 90 Drink: 1995 - 2015 $100-$180 The 1978 Las Cases has taken on a garnet hue with some dark ruby tints. The nose is more complex and penetrating than the flavors. The wine offers classic, mineral, lead pencil, smoky, earthy scents, with plenty of ripe fruit, and none of the vegetal herbaceousness that many 1978s have begun to exhibit. The attack offers good ripeness, medium to full body, higher acidity than many more recent vintages, and considerable tannin in the hard finish. Although this wine possesses outstanding complexity, the high tannin level may never fully melt away. While it will last another 15-20 years, the 1978 is at its apogee and will slowly dry out over the next two decades. Aug 1993 Robert Parker 93 Drink: 1993 - 2013 $100-$180 This is a classic Las Cases made in a relatively austere style. Nevertheless, there are authoritative flavors, as well as plenty of richness. The deep color has taken on some amber at the edge, and the bouquet is more evolved than the flavors. This mineral, herb, wet stone, roasted herb, and cassis-scented wine offers considerable olfactory enjoyment. Rich, medium to full-bodied, with high acidity, this well-proportioned wine still exhibits hefty tannin in the finish, but there is plenty of freshness and gobs of fruit and character. Drink it over the next 15-20 years. Last tasted, 6/93.
2010/03/11
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パーカー95点!シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ[2002] CP93流石パーカー95点のワインですね。濃密です。今まで飲んでいたマルキが全部軽く、格下である事を感じます。スケールと密度において格が違います。このワイン5年前に飲んだ時はカリフォルニアのワインの様に感じました。アルコール感が強く、パワフルでスパイシーでした。でも今凄く良くなっています。第一期の飲み頃だと思います。当然まだまだ寝かせて良くなりますが、果実感が勝っていますが落ち着いて来て美味しいです。先日別のワイン会で飲んだ冷蔵庫型セラーに2年入れていた02は何だかパワー感がなくイマイチだったのですが、この瓶は良いですね。色は濃い目の黒紫のガーネット色、香りはカシス、スパイス、甘草、革、チョコレート、鉛筆、鉄分、味わいは強いタンニンと強い果実味が同居してスケールの大きさを感じます。酸は余韻が綺麗で力強く、このワインの骨格を支えています。複雑でまだ完全に要素がほつれて来ませんが、飲んで楽しいし、香りも味も楽しめます。ジューシーでサンジュリアンらしいパワフルなワインです。良いですよ。販売店資料よりレオヴィル・ラス・カーズは文句なしにサン・ジュリアンの王であり、ボルドーでも数少ない毎年無条件で買うことのできる格付けシャトーの1つだ。最近ではよりエレガントなスタイルに向かうようになっているが、特徴的な豊かさ、深み、構造、完璧に近いつりあいを保っている。サン・ジュリアンでは最も高価なワインだが、それでも価格は許容範囲内に留まっている。消費者のレベルでみれば、一級ワインほど高価ではないのに品質はしばしば一級相当である。《ボルドー第4版より抜粋》 当主ジャン=ユベール・ドゥロンの手になるセンセーショナルな作品である2002年のレオヴィル・ラス・カーズ(ブレンド比率はCB66.7%、M14.5%、CF13.9%、残りがPV)は、これまでラス・カーズで生産されたどのヴィンテージよりも天然アルコール度数が高くなっている(なんと13.5%もあるのだ。2000年の12.9%や1982の12.8%、1990年の13.2%と比較していただきたい)。エキス分とフェノール類の量は途方も無く多い。色はほとんど黒/紫色で、レオヴィル・ラス・カーズのシロップのようだ。濃厚な、濃縮感のある、霧がたれこめたように内向的でタニックなワインだが、ああ、なんと将来有望で強烈であることか。途方も無い純粋さや偉大な強烈さをみせてくれるし、フィニッシュは45秒も持ちこたえる。明らかにこれは一級の品質をもつワインで(いつものことか?)ワイン・オブ・ザ・ヴィンテージの座を争うことになる。Apr 2005 Robert Parker 95 Drink: 2012 - 2030 $96-$215 (85) Only 43% of the production made it into the final blend of this remarkable 2002. Produced from a low 17 hectoliters per hectare, it includes 66.7% Cabernet Sauvignon, 14.5% Merlot, 13.9% Cabernet Franc, and the rest Petit Verdot. It has the highest alcohol ever achieved in a Leoville Las Cases (13.5%) as well as a lofty pH of 3.85. Nevertheless, the impression is one of a structured wine with considerable density, a ruby/purple color, layers of flavor, and a classic overall personality. The wine exhibits pure black currant, licorice-infused fruit, huge body, a viscous mid-palate, and a long, heady finish. I suspect this wine won't be nearly as charming as the 2003 in its youth, but it hasn't yet closed down, and I am amazed at just how rich, intense, and full-bodied it tastes even after bottling. This is certainly one of the half dozen or so candidates for wine of the vintage. Anticipated maturity: 2012-2030+. Oct 2003 Robert Parker (94-97) Drink: 2015 - 2030 $96-$215 A sensational effort from proprietor Jean-Hubert Delon, the 2002 Leoville Las-Cases (a blend of 66.7% Cabernet Sauvignon, 14.5% Merlot, 13.9% Cabernet Franc, and the rest Petit Verdot) possesses the highest natural alcohol of any vintage produced at Las Cases (a whopping 13.5%, compared to 2000's 12.9%, 1982's 12.8%, and 1990's 13.2%). Yields were a low 27 hectoliters per hectare. Approximately 43% of the production made it into the 2002. The wine has tremendously high measurements of extract and phenolics. The color is nearly black/purple, and the wine looks like syrup of Leoville Las-Cases. Dense, concentrated, broodingly backward as well as tannic, but oh, so promising and intense, the 2002 reveals tremendous purity, great intensity, and a finish that lasts for 45 seconds. Clearly Leoville Las-Cases has produced a wine of first-growth quality (what's new?) that competes for the wine of the vintage moniker. Anticipated maturity: 2015-2030+
2010/03/11
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クロ・デュ・マルキ[2005]Clos du Marquis CP94良いワインですね。06よりダンディーで芯がしっかりしています。今飲んでも十分美味しく、寝かせても良くなるワインです。綺麗で強い引き締まったタンニンがこのワインを支配しています。流石05と言う感じです。色は深く濃いガーネット色、香りは熟れたプラム、砂糖漬けのサクランボ、鉛筆、大地、革、バニラ、味わいは濃密で噛みごたえのある果実味、しっかりしたタンニン、強く繊細な酸、スケールの大きな端正なワインです。実に良く出来たマルキです。良いワインです。7000円ならドンドン買って下さい。
2010/03/11
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クロ・デュ・マルキ[2006] CP93レオヴィル・ラス・カーズのセカンドです。セカンドですが、正確にはラス・カーズの敷地の中のある区画から取れる葡萄で作られています。ラス・カーズより若く飲めるように作っています。1980年代に雨後のタケノコの様にセカンドワインが登場しますが、このワインは歴史があります。1800年代末から作られ、100年以上の歴史のあるワインです。実力的にも価格的にも特級の4・5級と変わらない扱いです。06はとても美味しいワインで、今飲んで美味しいです。04より圧倒的に旨いと思います。悪く言えばニューワールド的でもありますが、凄く軽快に飲めて濃密で凝縮感があります。これが06らしさだと思いますし、新しいワインの作りだと思います。10年後15年後美味しくなると言っても1級でも70%は10年以内に消費される時代です。待って・待ってと言っても待てないご時世です。濃厚な果実味と甘いタンニンが特徴です。チョコレートやバニラも香りますが、嫌味はありません。濃くて美味しい、酸味の強いワインが苦手、こんな方にはピッタリです。癒し系になるには15年は必要な感じです。濃いガーネット、バニラ、チョコレート、タール、砂糖漬けのサクランボ、カシス、インク、鉛筆、スパイス、味わいは濃厚な果実味、太く甘いタンニン、余韻の綺麗な酸、濃厚で複雑さもあって、元気ワインです。すぐ美味しい、凄く美味しいワインです。販売店資料より<ワインアドヴォケイト#181(Feb 2009)より抜粋> 90点セカンドワインであるクロ・デュ・マルキは、グランバンに似た特徴が表れている。しかし、もっと果実味が前面に押し出されていて、タンニンは甘く、若々しく、個性が十分に表現されている。ものすごく凝縮しているブラックチェリーや杉の香りと、リコリスや樽の香りが混ざり合っている。深くベルベットのような質感で、今後15年以上は楽しめる。飲み頃:2009-2024年
2010/03/11
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シャトー・グリュオ・ラローズ [2001] CP92スマートな熟れた良いカベルネです。古典的なサンジュリアンですが、01は繊細さと喉越しの良さが特徴です。タンニンも強いのですが、切れの良い酸と素晴らしい香りが特徴です。濃密さはありませんが、良いワインだと思います。まだまだ持ちますが、飲み頃ですね。2001 Gruaud Larose Wine Advocate # 153Jun 2004 Robert Parker 90 Drink: 2004 - 2018 $50-$65 (35) Surprisingly accessible as well as supple, this 2001 St.-Julien reveals a deep plum/purple color along with a rich bouquet of smoke, roasted vegetables, black currants, plums, licorice, and Asian spices. Velvety-textured and medium-bodied, with loads of fruit, and a plump, expansive, plush texture, this is an atypically forward Gruaud Larose to drink now and over the next 12-14 years. Wine Advocate # 146Apr 2003 Robert Parker (89-91) Drink: 2008 - 2018 $50-$65 (35) This wine performed much more consistently during its first year of life. Prior to being bottled, it shows a deep ruby/purple color, a sweet, earthy nose of melted licorice intermixed with compost, black currants, mint, tar, and underbrush. The wine has excellent depth, relatively large structure, impressive weight, richness, yet at the same time, elegance and purity. This Gruaud seems to be pulling itself together, and certainly looks to be a potentially outstanding wine with good aging potential. Anticipated maturity: 2008-2018. Wine Advocate # 140Apr 2002 Robert Parker (87-88) Drink: N/A $50-$65 I tasted this wine three times. Gruaud Larose's hard, dry, astringent tannin gives it a certain austerity. It also appears to lack sufficient substance and fat to cover the massive structure. A deep ruby/purple color is followed by aromas of underbrush, tar, mint, and black currants. The big framework is there, but the charm, flesh, and richness are seemingly inadequate. Whether or not it will put on weight during cask aging remains to be seen. I suspect it will reveal more texture in a year, but I cannot see it ever performing up to the quality of the spectacular 2000 or charming 1999.
2010/03/04
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パーカー95点!シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ[2002] CP92ん~~と考えてしまう瓶でした。2~3年前に飲んだあの強烈なパワー感がありません。と言って眠っている風でも無いし・・・95のラス・カーズにしては余りに大人しい・・・・保管が悪かったワインでも無いし・・・悩みます。4ケース以上買ったワインで今までにも何本も飲んでいます。ただこの2年は飲まなかったのでこの間に何かあったのでしょうか・・・・05年や06年に飲んだ時には重く強くニューワールドのカベルネみたいと思ったのですが、その強さを感じません。ただ単に熟成して弱くなったと言う事でも無い様です。半分眠っているのか、オージーやゴムリの後に飲んで機嫌が悪いのか・・・じっくりデキャンタして時間をかければ開いてくるのでしょうが、パワー感の弱さは変わらないと思いますし、こんなワインでは無いと言う不完全燃焼は消えません。十分飲んで美味しいし、変な味では無いのですが、切り立つ壁の様なラス・カーズを何度も制覇して来た私としては納得出来ません。また再チャレンジですね。2002 Leoville-Las Cases Wine Advocate # 158Apr 2005 Robert Parker 95 Drink: 2012 - 2030 $90-$215 (85) Only 43% of the production made it into the final blend of this remarkable 2002. Produced from a low 17 hectoliters per hectare, it includes 66.7% Cabernet Sauvignon, 14.5% Merlot, 13.9% Cabernet Franc, and the rest Petit Verdot. It has the highest alcohol ever achieved in a Leoville Las Cases (13.5%) as well as a lofty pH of 3.85. Nevertheless, the impression is one of a structured wine with considerable density, a ruby/purple color, layers of flavor, and a classic overall personality. The wine exhibits pure black currant, licorice-infused fruit, huge body, a viscous mid-palate, and a long, heady finish. I suspect this wine won't be nearly as charming as the 2003 in its youth, but it hasn't yet closed down, and I am amazed at just how rich, intense, and full-bodied it tastes even after bottling. This is certainly one of the half dozen or so candidates for wine of the vintage. Anticipated maturity: 2012-2030+. Wine Advocate # 149Oct 2003 Robert Parker (94-97) Drink: 2015 - 2030 $90-$215 A sensational effort from proprietor Jean-Hubert Delon, the 2002 Leoville Las-Cases (a blend of 66.7% Cabernet Sauvignon, 14.5% Merlot, 13.9% Cabernet Franc, and the rest Petit Verdot) possesses the highest natural alcohol of any vintage produced at Las Cases (a whopping 13.5%, compared to 2000's 12.9%, 1982's 12.8%, and 1990's 13.2%). Yields were a low 27 hectoliters per hectare. Approximately 43% of the production made it into the 2002. The wine has tremendously high measurements of extract and phenolics. The color is nearly black/purple, and the wine looks like syrup of Leoville Las-Cases. Dense, concentrated, broodingly backward as well as tannic, but oh, so promising and intense, the 2002 reveals tremendous purity, great intensity, and a finish that lasts for 45 seconds. Clearly Leoville Las-Cases has produced a wine of first-growth quality (what's new?) that competes for the wine of the vintage moniker. Anticipated maturity: 2015-2030+
2010/01/31
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【楽天最安値に挑戦!】【新着ボルドー】★格付シャトーに匹敵!「 レオヴィル・ラス・カーズ 」の高品質セカンド![2006] クロ・デュ・マルキ 750ml (サンジュリアン)赤【コク辛口】 CP93スタッフが出す順番を間違えてこのワインが出るはずだったのがラトゥールの77を先に出してしまいました。ラトゥールも2本用意してあったので、良かったのですが、ラトゥールを飲んでからクロ・デュ・マルキを飲んでまたラトゥールを飲むと言うラトゥールでサンドイッチされてしまいました。ちょいとこのワインにとっては不幸な一日でした。でも素晴らしいクロ・デュ・マルキだと思います。01以降のヴィンテージの中では最も直ぐ飲んで美味しいワインだと思います。濃くて元気で凄く美味しいワインです。5000円チョイで買えるボルドーとしては秀逸です。味わいは先日飲んだ時と同じです。 濃厚な果実味と甘いタンニンが特徴です。チョコレートやバニラも香りますが、嫌味はありません。濃くて美味しい、酸味の強いワインが苦手、こんな方にはピッタリです。癒し系になるには15年は必要な感じです。濃いガーネット、バニラ、チョコレート、タール、砂糖漬けのサクランボ、カシス、インク、鉛筆、スパイス、味わいは濃厚な果実味、太く甘いタンニン、他のパワーに隠れた酸、濃厚で複雑さもあって、元気な力持ちのワインです。すぐ美味しい、凄く美味しいワインでした。2006 Clos du Marquis Wine Advocate # 181Feb 2009 Robert Parker 90 Drink: 2009 - 2024 $32-$66 (45) As usual, the second wine, the 2006 Clos du Marquis, exhibits a character similar to the grand vin, but it is a more fruit-forward effort with sweeter tannins, and a more precocious, evolved personality. With super intense black cherry and cedary notes intermixed with hints of licorice and barrique, this deep, medium to full-bodied, velvety-textured wine is ideal for consumption over the next 15+ years.
2010/01/10
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シャトー・グリュオ ラローズ [2004] 【750ML】 CP912009年最後のワインです。ローストビーフやチョリソをつまみに飲みました。まあ此処まで来ると唯の酔っ払いですが・・・・除夜の鐘がなっていたので2010年最初のボトルかも知れませんが・・・・パーカーさん最近この蔵の評価低いので価格も6000円前後と2級にしては安めで推移しています。私は価格と比べたら素晴らしいワインだと思います。ただ、2級の同僚たち、ラスカースやボーカイユ、バルトンと比べるとタンニンも荒く、繊細さに欠ける様な気がします。でも十分美味しいサンジュリアンです。古典的な作りと言う感じで、寝かせたら良くなるタイプだと思います。80年代の作りと全然変わっていない感じです。タンニンが澱になって落ちる10年か15年後つまり2014年以降なら果実味が出てきて美味しくなるように思います。濃いめのガーネット色、香はプラム、インク、杉、スパイス、革、味わいはやや荒めの強いタンニン、豊かな果実味、しっかりした酸、厚みのあるボディーで濃いめのボルドー好きには良いワインです。タンニンの渋みが嫌いな人には向かないワインです。ボルドーの重いワインが好きな方にはお勧めです。グッと来るボルドーです。和食に合わせるのは無理で赤身肉が必要です。2004 Gruaud Larose Wine Advocate # 171Jun 2007 Robert Parker 87? Drink: 2007 - 2017 $40-$78 (47) This estate continues to under perform, particularly in view of what the previous owners accomplished. Nothing made today resembles the great vintages of the 1960s, 1970s, 1980s, 1990s, or even the top-flight 2000. Nearly every St.-Julien chateau is making better wine, and Gruaud Larose needs a wake-up call. A stricter selection might be a place to start. The dark ruby/garnet-colored 2004 reveals an herbal nose displaying hints of dirty saddle leather intermixed with roasted herbs, spice, black cherries, currants, and a green pepper-like character. It is a lightweight effort with medium body, superficial depth, crisp acidity, and sharp tannins in the finish. While it will keep for 10-15 years, and may become slightly more complex, it remains a major disappointment.
2010/01/02
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パーカーポイント92点![2001] シャトー・レオヴィル・バルトン 750ml[2001] Chateau Leoville Barton 750ml CP94オージーワイン会の最後に比較用に出したワインです。価格は同価格帯の同じヴィンテージです。01も7000円位でちょいと前まで買えました。04や06は今6800円位で手に入ります。下記に紹介しましたがお買い得だと思います。やはり比較して飲むとボルドーの特級は旨いですね。でも01の特級でも駄目なの多いですから流石バルトンと言う事でしょう。バルトンは宣伝が下手なのかたいして人気はありませんが、年によっては5大シャトーに負けないワインを生み出します。兄弟ワインのラスカースが有名ですが、単純に濃さでは負けていますが、バランスはバルトンの方が良いと思います。5大シャトーに次ぐワインとしては、ラスカース、バルトン、ボーカイユが好きです。結果として良い作りのボルドー、ブルゴーニュ、ローヌを飲むとニューワールドには真似の出来ない、深い味わい、多彩で複雑な豊かさを感じます。元気比べ、腕相撲大会、濃さ比べでは負けますが、やはり超えられない何かをフランスワインから感じるのは私だけではないでしょう。1200年位からほぼ全土に葡萄を植えて、勝ち残って来た畑だけが続いていると言う歴史の違いでしょうか。 [2006] シャトー・レオヴィル・バルトン 750ml (サンジュリアン第2級)赤【コク辛口】【楽天最安値に挑戦!】【新着ボルドー】★パーカー92+点!「最上のお値打ち品」と激賞のサンジュリアン第2級![2004] シャトー・レオヴィル・バルトン 750ml (サンジュリアン第2級)赤【コク辛口】
2009/11/30
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シャトー・デュクリュ・ボーカイユ[2002]年・メドック・グラン・クリュ・クラッセ・公式格付第2級・AOCサン・ジュリアンChateau Ducru Beaucaillou [2002] AOC Saint-Julien Grand Cru Classe du Medoc en 1855 CP93何時もながら良いワインです。グランクリュの風格があります。スケールの大きいワインです。丁子やグローブのスパイスの香りがあります。一見オージーのシラーズの様です。濃いガーネット色、インクの様な吸い込まれる香り、丁子・スパイス、干しブドウ、プラム、杉、味わいは太く強いタンニン、濃厚な果実味、しっかりした酸、強いミネラル、非常に細い涙の雫、複雑で大きなワインです。セカンドと比べると圧倒的に大きなワインです。深い余韻と複雑さが全く違います。カベルネの良さと言うか力強さを感じます。まだ若いと思いますが十分今飲んでも美味しいです。02が9000円から2万円で楽天で売られています。リーマンショックの影響ですね。2002 Ducru Beaucaillou Wine Advocate # 158Apr 2005 Robert Parker 89 Drink: 2005 - 2020 $51-$78 (47) It is good to see this wine showing much better from bottle than it did from barrel, where it had a certain leanness and herbaceousness. There is still a hint of dried herbs in the classy nose of red and black currants, cedar wood, and spice box. The wine has a deep ruby/purple-tinged color, excellent density, and medium body in an elegant style with a hint of road tar and sweet fruit. It should drink well young but age nicely for 12-15 years. Make no mistake about it, it has nowhere near the size, dimension, power, and intensity of the 2003. Of course, this estate is now being run by Bruno Borie, the eldest son of the late Jean-Eugene Borie. He replaced his younger brother, Xavier Borie, who remains fully responsible for Grand-Puy-Lacoste and Haut-Batailley. Wine Advocate # 149Oct 2003 Robert Parker (86-88) Drink: 2008 - 2020 $51-$78 A blend of 82% Cabernet Sauvignon and 18% Merlot, the 2002 Ducru Beaucaillou is an elegant, understated, medium-bodied effort offering attractive raspberry and mineral-laced fruit. However, it is light, lacks concentration as well as complexity, and possesses a pinched finish. One of my favorite Medoc estates, this was one of the two biggest disappointments of my tastings. Although very good, it is nowhere near the quality level I expected given the vintage character, which favors the Cabernet-based wines of the Medoc. Anticipated maturity: 2008-2020
2009/11/01
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ラ・クロワ・ド・ボーカイユ [2003] CP91デュクリュ・ボーカイユのセカンドです。ここ数日寒くなってこの手のワインが美味しい季節になって来ましたね。01・02・03・04・05・06、どのヴィンテージも美味しいですね。逆に言うと05以外は跳び抜けた年もありません。ファーストと違って凄いワインだとは思いませんが、適度な濃厚さがあって、食事にも合うし、観賞用ワインとしても楽しめるワインです。03としては酸もしっかりしていて、適度な熟成感も出ていて飲みやすいワインです。タンニンも巧く果実味に隠れていて、喉越しもスムーズです。03のサンジュリアンとしては若干軽めと言うかジュワ~~ンと来る部分が少ないですが、逆に言うとバランスの良いワインです。カベルネ・ソーヴィニヨン80%、メルロー20%でカベルネの良さが良く出ています。
2009/10/29
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ボルドーメドック2級シャトー・グリュオー・ラローズ[1998] CP95素晴らしいワインです。太く強いのに甘いタンニンが美味しいです。サンジュリアンらしい濃厚でジューシーなワインです。香りも芳醇、味は濃密、正に飲み頃のグランクリュだと思います。07年には6000円以下で買えたのですが、今は9800円クラスになってしまいました。どちらにしろ、価格に見合ったワインです。先日飲んだ97と比べると圧倒的にパワーも酒質も上ですね。誰が飲んでも美味しいと思えるカベルネの傑作です。色は濃い目のガーネット、香りは芳醇でブラックベリー、カシス、杉、ベーコン、スパイス、ハーブ、革、味わいは甘い強いタンニン、ジューシーで豊かな果実味、綺麗な酸、ふくよかなボディー、非常にバランスよく、複雑で、適度な熟成感があって飲み頃感があるワインです。美味しい一本です。1998 Gruaud Larose Wine Advocate # 134Apr 2001 Robert Parker 88 Drink: 2004 - 2016 $50-$100 (45) Gruaud-Larose has fashioned an elegant, less rustic wine than previous vintages. The color is a healthy dark ruby/purple. The bouquet offers aromas of plums, black raspberries, and cassis. Stylish, with medium to full body, sweet tannin, and excellent purity as well as overall symmetry, it will drink well between 2004-2016. Wine Advocate # 128Apr 2000 Robert Parker (90-91) Drink: 2006 - 2020 $50-$100 (45) This wine, which revealed astringent tannin last spring, has fattened up, expanded its mid-palate, and the tannin has become sweeter and better integrated. A black/purple color is followed by intense aromas of cherry liqueur, cassis, smoke, dried herbs, and leather. Heady, ripe, medium to full-bodied, and authoritatively flavored, this effort has good weight and overall balance/harmony. Its tannin should ensure two decades of longevity. Anticipated maturity: 2006-2020. Wine Advocate # 122Apr 1999 Robert Parker (87-88) Drink: 1999 - 2004 $50-$100 The question mark denotes the presence of elevated, astringent tannin in this wine's finish. Otherwise, it is well-made, exhibiting a deep ruby/purple color, sweet, pure, black currant fruit, medium body, and an angular mid-palate. Four to five years of cellaring may be beneficial, but this wine will have to be watched carefully in case it begins to lose its fruit.
2009/08/17
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[2004] ラ・クロワ・ド・ボーカイユ / サン・ジュリアン フランス ボルドー CP93何本も飲んでいますが、良いですね。力は若干落ち始めていますが、飲みやすくなっています。そういう意味ではこのワインの第一期飲み頃のピークは今年の2月前後だった様です。04のボルドーは作り手による差がありますが、これは良いです。店でも5ケース売りましたし、自宅でも12本は開けて来ました。誰が飲んでも美味しいと思わせる、納得させるワインです。チョコレートやアーモンドキャラメルの様な香りがありますが、実にシックな楽しめるワインです。香りも芳醇で、タンニンが甘くなって、酸も柔らかく、実に飲み頃です。タンニンが落ちて来てるので、ミディアム・ボディーでいくらでもグイグイ飲めてしまうボルドーです。エグイ・渋いはありません。4000円以下ならお買い得だと思います。
2009/08/07
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クロ・デュ・マルキ [2004] 750ml・赤 CP9006が直ぐ飲んでも美味しかったので、04がどう変わっているか気になったので開けてみました。2008年の2月に04を飲んだ時より 明らかに美味しくなっています。適度な熟成感が出てきています。固かったタンニンも甘味が出てきましたし、鉛筆臭も角が取れて来ました。良いですね。これからドンドン良くなって来るでしょう。▼ワインアドヴォケイト#165(May/Jun 06)より抜粋 ボルドーのトップセカンドワインのひとつである、2004年のクロ・デュ・マルキはクランチーでジューシー。赤いチェリー、カラントフルーツがハーブとスパイスボックスの香りと混ざり合っている。非常に良く造られており、ミディアムボディでエレガントである。10~15年は寝かせたほうが良いだろう。予想される飲み頃:2006-2021 ▼インターナショナルワインセラー May/Jun 06より抜粋 中程度のルビー色。スグリの実、タバコ、ミネラル、スモークしたオークの香り。かなりリッチで広がりを見せるが、2005年よりは甘みは薄く、この段階では他の2004年ものよりは表現が乏しい。とても良いバランスと持続性は、むしろクロ・デュ・マルキの上品過ぎるスタイルと言った風である。88-90点
2009/07/23
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[2006] クロ・デュ・マルキ CP93これは旨いですよ。久々に直ぐ飲んで美味しいクロ・デュ・マルキに出会いました。04より明らかに上です。05と比べても負けていないでしょう。濃厚な果実味と甘いタンニンが特徴です。チョコレートやバニラも香りますが、嫌味はありません。濃くて美味しい、酸味の強いワインが苦手、こんな方にはピッタリです。癒し系になるには15年は必要な感じです。濃いガーネット、バニラ、チョコレート、タール、砂糖漬けのサクランボ、カシス、インク、鉛筆、スパイス、味わいは濃厚な果実味、太く甘いタンニン、他のパワーに隠れた酸、濃厚で複雑さもあって、元気な力持ちのワインです。すぐ美味しい、凄く美味しいワインでした。2006 Clos du Marquis Wine Advocate # 181Feb 2009 Robert Parker 90 Drink: 2009 - 2024 $32-$66 (45) As usual, the second wine, the 2006 Clos du Marquis, exhibits a character similar to the grand vin, but it is a more fruit-forward effort with sweeter tannins, and a more precocious, evolved personality. With super intense black cherry and cedary notes intermixed with hints of licorice and barrique, this deep, medium to full-bodied, velvety-textured wine is ideal for consumption over the next 15+ years.
2009/07/12
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シャトー・レオヴィル・バルトンCh.Leoville-Barton [2004] CP93 サンジュリアンは左岸で最も好きな村です。北から海岸線に沿ってラスカース、ポワフェレ、バルトン、デュクリュ・ボーカイユ、ベイシュヴェルと続きます。その多くが一級に並ぶ品質のワインです。最も好きなのはデュクリュ・ボーカイユですが、ムートンやラフィットと飲み比べて、負けていると思う年が無いくらいのワインです。最近のムートンなど引き立て役にしかなりません。レオヴィルの畑は今は3つに分かれていますが、昔は一つでボルドー最大のワイナリーだったそうです。私がワインの勉強を始めた70年代は一番人気はポワフェレでした。専門家の評価が高いのはバルトンで、ラスカースはさして人気も評価も高くありませんでした。しかし濃い目のワインを作る努力と、濃い目のワインが80年代以降人気になってラスカースが一番評価も人気も高いワインとなりました。しかし私にはラスカースは濃過ぎてイマイチ好きになれないワインです。一口飲むには良いのですが、一人で一本開けるには20年以上待たないと厳しいワインです。そんな中でレオヴィル三兄弟の中で最も好きなのがこのバルトンです。価格的にもお買い得で8000円前後で手に入ります。一級のセカンドが1万円以下で手に入らないご時世に、一級と並ぶバルトンの6000~9000と言う価格は非常にお買い得だと思います。バルトンのワインは中庸なサンジュリアンとはどういうものかを表しているワインだと思います。一級に匹敵する品質でテロワールの特徴をきちっと表現した本当に良いワインです。サンジュリアンらしい果実の丸みがあって、非常に端正な高級ボルドーらしい味わいに仕上がっています。香りも味も素晴らしく、若いのですが今飲んでも十分に美味しいです。流石バルトンと言う一本でした。2004 Leoville-Barton Wine Advocate # 171Jun 2007 Robert Parker 92+ Drink: 2015 - 2030 $45-$189 (55) This is an impressively endowed vin de garde that should age effortlessly for 20-30 years. How Anthony Barton continues to fashion uncompromisingly primordial Bordeaux that are always among the biggest and densest of all the St.-Juliens is beyond me, but he does it year in and year out. Moreover, when it's time to set the price, he appears to have the consumer foremost in his mind. The 2004 is a classic Leoville-Barton meant for long aging. Concentrated, with loads of smoke, creme de cassis, forest floor, and earthy notes emerge from this impressive, but oh, so backward wine. Anticipated maturity: 2015-2030+. Wine Advocate # 165Jun 2006 Robert Parker (90-92) Drink: 2013 - 2025 $45-$189 (42) A very successful vintage at this estate, the 2004 Leoville Barton offers a dense, opaque purple color, a big, deep, meaty nose of dried herbs, new saddle leather, licorice, a hint of toasty barrique, and plenty of black currant fruit. It is pure, ripe, slightly austere and tannic, but also substantial in a vintage that rarely produced wines of this size and power. This will be a wine for patient connoisseurs. Anticipated maturity: 2013-2025. Wine Advocate # 158Apr 2005 Robert Parker (92-94) Drink: 2010 - 2025 $45-$189 Proprietor Anthony Barton continues to fashion beautifully elegant yet powerful, masculine, virile wines meant for long-term aging. In addition, he exhibits a humility in pricing that is both refreshing and noteworthy. The outstanding 2004 comes close to equaling the spectacular 2000. It boasts a dense purple color as well as aromas of forest floor, underbrush, creme de cassis, new saddle leather, and background oak. There is superb intensity for a 2004, wonderful sweetness, and a surprisingly fragrant perfume. However, the beautiful bouquet does not mean this wine will be drinkable young as it will require 5-7 years of cellaring. Anticipated maturity: 2010-2025. [2004]シャトー・レオヴィル・バルトン【赤・フルボディ】パーカーポイント91+!【円高還元ボルドーグランヴァンセール】シャトー・レオヴィル・バルトン [2006] 750ml・赤
2009/07/03
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シャトー・ラグランジュ[1999](赤) CP93このワイン24本買ってこれが4本目です。良くなって来ましたね。今まで飲んだ中では最高です。パーカーさんも2000,2001,2002年と3回飲んでレポート書いています。2000年の評価は87-892001年の評価は88-902002年の評価は86いったん90まで上がって86まで下がっています。理由は2002年に飲んだものが樽香が強過ぎると言う事の様です。2001年の90点の時はタンニンが甘いと言っています。2000年も新樽について言っていますが、濃密な果実味で抑えられていると言う表現です。私が飲んだ感じでは樽によるロット差か熟成・保管の問題だと思います。パーカー最終試飲が2002年で私が飲んで来たのが、2005,2006,2007,2009ですが05の時は樽香が強いパーカーさんの言う通りと思いましたが、今回飲んだのは新樽香は気にならない熟成感のある実に良いワインでした。濃い目もボルドーが嫌いな人が飲んでも美味しいと言わせる力のある正統派のグランクリュのワインです。サンジュリアン的な荒っぽさもなく、濃密で甘いタンニンを持った良いワインです。英国製の仕立ての良いスーツの様なカベルネです。6000円前後ならお買い得でしょう。 ○ロバート・パーカー氏 テイスティングポイント 86点 の評価!1999年の攻撃的な新樽は、深みや果実味の量に比べて過剰なように見える。純粋さや舌触りは秀逸だが、現時点ではオークが支配してるため、タンニンも辛くて渋い味がする。とは言え、エレガントな、中程度の大きさのサン・ジュリアンになる可能性はあり、最初の10年で飲みたい。最終試飲年月:2002年3月<ロバート・パーカー著 『 ボルドー第4版 』より抜粋>1999 Lagrange Wine Advocate # 140Apr 2002 Robert Parker 86 Drink: 2002 - 2012 $40-$66 (40) This 1999's aggressive new oak seems excessive for the amount of depth and fruit it possesses. There is excellent purity as well as texture, but the oak dominates at present, causing the tannin to taste dry and astringent. Nevertheless, it has the potential to become an elegant, mid-sized St.-Julien to drink during its first decade of life. Wine Advocate # 134Apr 2001 Robert Parker (88-90) Drink: 2002 - 2015 $40-$66 (35) An expansive perfume of black fruits intermixed with smoke, Asian spices, and licorice jumps from this dark, dense ruby/purple-colored wine. The tannin is sweet, the acidity low, the finish persistent, and the overall impression one of fatness and opulence. It will be ready to drink upon release. Anticipated maturity: 2002-2015. Wine Advocate # 128Apr 2000 Robert Parker (87-89) Drink: 2001 - 2012 $40-$66 An opaque ruby/purple color is followed by a dusty, earthy nose intermixed with ripe, concentrated cherry and black currant fruit as well as toasty new oak. This is a charming, sexy, forward Lagrange, without a great deal of density, but good symmetry, charm, and early appeal. Although it will not add much weight, it is well-balanced and plush. Anticipated maturity: 2001-2012.
2009/06/27
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シャトー グリュオ・ラローズ 1997年 750ml【0605PUP10JU】 CP9297のグリュオ・ラローズは初めて飲みます。香りがよくて軽いワインになっています。長年グリュオ・ラローズを愛飲している私としてはこれだけ軽いのは初めてです。97と言う年の影響とオーナーが変わった影響の両方でしょうか。とにかく香りが素晴らしいです。これだけ良い香りのボルドーを飲むのは今年初めてです。香りだけでうっとりとしてしまいます。エレガントで余韻の長い香りです。正に熟成香ですね。カシス、さくらんぼ、杉、バラ、森の下草、甘草の香りが漂います。味わいは柔らかいタンニン、上品な果実味、綺麗でしっかりした酸、熟成して枯れた高級ボルドーワインです。オフヴィンテージの熟成の良い特級は楽しめますね。販売店資料よりフランス ボルドー サン・ジュリアングラン・クリュ格付け第2級2005年10月訪問させていただきました。1997年フランスワイン業界トップ、タイヤングループが買収、長い歴史のシャトーが新しい息吹を 改革を起こしました。「畑はより自然に、除草、防虫剤を使わない。」と醸造責任者、ダヴィット・ドルネ氏は熱く語ってくれました。1997年のグリュオーラローズはやわらかく肉づきの良い作品だ。秀逸な濃厚さがありボディがミディアムで重みはほどほど。酸は弱くタンニンはやわらかい。5~6年はおいしい。驚くほど複雑な食欲をそそる飲みご心地を提供するはずである。パーカーポイント86点!(ボルドー第4版より一部抜粋)1997 Gruaud Larose Wine Advocate # 128Apr 2000 Robert Parker 87 Drink: 2000 - 2010 $53-$71 (45) The 1997 Gruaud Larose is a soft, fleshy effort loaded with olive and licorice-tinged, black cherry and cassis fruit. Smoky, new saddle leather notes also emerge as the wine sits in the glass. Offering excellent richness, medium body, moderate weight, low acidity, and soft tannin, it will provide delicious as well as surprisingly complex, savory drinking for a decade. Wine Advocate # 122Apr 1999 Robert Parker (86-88) Drink: N/A - 2011 $53-$71 This is a charming, elegant, fleshy, dark ruby-colored wine with copious amounts of sweet black fruits intermixed with roasted herbs, smoke, and earthy overtones. This delicious 1997 will drink well for a decade. Anticipated maturity: now-2011. Wine Advocate # 116Apr 1998 Robert Parker (90-92) Drink: 2001 - 2015 $53-$71 This is the most impressive Gruaud-Larose since the 1990. Under the new ownership of Jacques Merlaut, this property seems set to recapture its glory days of the sixties and eighties. The wine possesses a saturated purple color, and a knock-out nose of jammy blackberries, cassis, earth, and vanillin. Rich in the mouth, with outstanding purity, super extraction, and well-integrated tannin, this wine has low acidity, but more delineation than many of the bigger-styled wines of the vintage. Some chocolate and cassis flavors linger for over 30 seconds on the palate of this impressively-endowed, medium to full-bodied, outstanding Gruaud-Larose. Moreover, unlike many vintages of Gruaud-Larose, the 1997 will drink superbly when young. Anticipated maturity: 2001-2015.
2009/06/08
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サンジュリアンのクリュ・ブルジョワのシャトー・デュ・グラナのセカンドです。2000年のサンジュリアンですが、そろそろピークの様です。元々果実味が多めで飲みやすい若飲み用のワインだったので仕方ないでしょう。もう6年位待つと面白い古酒感も出て来るでしょう。非常に丸みのあるタンニンで酸も弱めです。しかしボリューム感はサンジュリアンらしく豊かで、力は2000年なりの物を感じます。まあじっくり飲むと面白そうです。 セパージュ Cabernet Sauvignon 65%Merlot 30% Cabernet Flanc 5%
2009/04/09
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シャトー・デュクリュ・ボーカイユ [2004] 【750ML】 CP9504のムートンの後に飲みましたが、明らかに酒質が上で大柄で濃密なワインでした。最近のデュクリュは絶好調だと思います。価格的にもムートンの半分以下でこの味ですからお買い得ワインだと思います。ジュワ~~ンとした果実味が全面に出るタイプのメドックで、複雑さと濃密さを持っています。良いですね。鴨との相性も抜群です。左岸のトップシャトーの一つである事は間違いありませんね。濃いめのガーネット色、香はカシス、杉、バニラ、タール、ハーブ、味わいは豊満な果実味、しっかりしたタンニンと酸、非常に複雑な旨みがあって今飲んでも十分楽しめるワインです。良いですよ。2004 Ducru Beaucaillou Wine Advocate # 171Jun 2007 Robert Parker 93 Drink: 2009 - 2034 $63-$123 (60) One can't say enough about the efforts Bruno Borie is pouring into this wonderful estate that I have often called the "Lafite Rothschild of St.-Julien." An undeniable success, the 2004 Ducru boasts sweet aromas of creme de cassis, spring flowers, pain grille, licorice, and road tar. This pure, medium-bodied wine possesses moderately high tannin, superb concentration, good sweetness, and low acidity. Give it 2-3 years of cellaring and drink it over the following 25 years. Also tasted: 2004 Croix de Beaucaillou (88; $25.00) Wine Advocate # 165Jun 2006 Robert Parker (90-93) Drink: 2008 - 2018 $63-$123 (60) Ducru's 2004 continues to demonstrate the upgrade in quality that has been achieved since Madame Borie's eldest son, Bruno, took over the estate's management. Made in a fresh, zesty, crisp style, it possesses a deep ruby/purple color in addition to scents of flowers, minerals, raspberries, and cherries. Ripe for a 2004, with medium body, moderate tannin, and admirable freshness as well as definition, this is a very deep and concentrated 2004 that should be drinkable between 2008-2018. Wine Advocate # 158Apr 2005 Robert Parker (92-94) Drink: 2007 - 2025 $63-$123 There is no question that since Bruno Borie took over the running of Ducru Beaucaillou with the 2003 vintage, he has quickly turned heads with the quality that has emerged. As the brilliant 2003 (the finest Ducru since 1982) evidenced, he is pushing for higher and higher ripeness. In 2004, he has again hit pay dirt. Approximately 40% of the crop made it into this blend of 73% Cabernet Sauvignon and 27% Merlot. While not quite as big as the 2003, the 2004 is a candidate for one of the finest wines of St.-Julien. Its deep ruby/purple color is accompanied by sweet aromas of flowers, raspberries, black currants, spice, and earth. It boasts great fruit, more texture and body than most 2004s, and a precise finish revealing tremendous purity as well as depth. This beauty should drink well within 2-3 years, and last for two decades.
2009/03/12
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CP92 素晴らしいワインですね。ブラインドで飲んでサンジュリアンと答えられる味です。04ですが、今飲んで十分美味しいです。デュクリュ・ボーカイユのサード的ワインです。セカンドのクロワ・ド・ボーカイユより複雑さはありませんが、似たレヴェルです。もっと流通して良いと思うのですが、案外楽天では少ないです。もっと人気が出て良いシャトーだと思います。実にサンジュリアンらしい、デュクリュのDNAの入った味わいです。ジュワ~~とくる果実味が良いです。香もまずまずです。これに複雑さが加われば特級ですね。お勧めです。 [2001] シャトー・ラランド・ボリー / サン・ジュリアン フランス ボルドー / 750ml / 赤
2009/02/28
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シャトー・ラ・クロワ・ド・ボーカイユ[2004]年 AOCサンジュリアン・メドック・グラン・クリュ・クラッセ第二級セカンド LA CROIX DE BEAUCAILLOU [2004] AOC SAINT-JULIEN 名門ボリー家が造るサンジュリアン格付第2級!!セカンド!ファーストでパーカーポイント90~93点書獲得 CP90良いワインですが、やっぱり若いです。濃い目が好きな方なら良いのですが、一人で一本飲むと飲み疲れします。グラスが400cc超えた位から止まってしまいました。01、02は丁度飲み頃です。色は濃いめのガーネット、香はプラム、インク、杉、ハーブ、味わいは強い酸とタンニン、品の良い果実味、実にエレガントで古典的ボルドーですね。サンジュリアンらしいジュワ~~ンとした噛みごたえも持っています。
2009/02/23
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CP94 パリ16区で5980円で売っていたので買って飲んでみました。凄いワインだと思います。確かにラトゥール、マルゴーには凝縮感と気品で負けていますが、メドック最高の一本である事は間違いありません。バルトンは何故か評価が低く、値段も安いですね。逆に言うと非常にお買い得なワインだと思います。95年以降外れのヴィンテージが一回もなく、全部旨いです。4大シャトーに続くワインとしては最も力があって分かりやすく、価格も安い、最高のワインだと思います。濃くてグッと来るワインです。当然寝かせたら美味しくなりますが、今飲んで十分楽しめます。ジュワ~~んとくる肉汁の様な果実味がたまりません。色も濃く、香もパワフルです。実にサンジュリアンらしい、肉付の良いワインです。01,02,04,06は安いのあったら買いだと思います。【新春特別セール】シャトー・レオヴィル・バルトン [2004] 750ml・赤 2004 Leoville-Barton Wine Advocate # 171Jun 2007 Robert Parker 92+ Drink: 2015 - 2030 $45-$189 (55) This is an impressively endowed vin de garde that should age effortlessly for 20-30 years. How Anthony Barton continues to fashion uncompromisingly primordial Bordeaux that are always among the biggest and densest of all the St.-Juliens is beyond me, but he does it year in and year out. Moreover, when it's time to set the price, he appears to have the consumer foremost in his mind. The 2004 is a classic Leoville-Barton meant for long aging. Concentrated, with loads of smoke, creme de cassis, forest floor, and earthy notes emerge from this impressive, but oh, so backward wine. Anticipated maturity: 2015-2030+. Wine Advocate # 165Jun 2006 Robert Parker (90-92) Drink: 2013 - 2025 $45-$189 (42) A very successful vintage at this estate, the 2004 Leoville Barton offers a dense, opaque purple color, a big, deep, meaty nose of dried herbs, new saddle leather, licorice, a hint of toasty barrique, and plenty of black currant fruit. It is pure, ripe, slightly austere and tannic, but also substantial in a vintage that rarely produced wines of this size and power. This will be a wine for patient connoisseurs. Anticipated maturity: 2013-2025. Wine Advocate # 158Apr 2005 Robert Parker (92-94) Drink: 2010 - 2025 $45-$189 Proprietor Anthony Barton continues to fashion beautifully elegant yet powerful, masculine, virile wines meant for long-term aging. In addition, he exhibits a humility in pricing that is both refreshing and noteworthy. The outstanding 2004 comes close to equaling the spectacular 2000. It boasts a dense purple color as well as aromas of forest floor, underbrush, creme de cassis, new saddle leather, and background oak. There is superb intensity for a 2004, wonderful sweetness, and a surprisingly fragrant perfume. However, the beautiful bouquet does not mean this wine will be drinkable young as it will require 5-7 years of cellaring. Anticipated maturity: 2010-2025.
2009/01/23
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パーカーポイント91点!【予約受付中!】[2003]シャトー・ラグランジェ750ml[2003]Ch Lagrange CP91ボルドー特級の中堅優良シャトーのラグランジュです。03はセカンドのレ・フィエフ・ド・ラグランジュを沢山買ったのでよく飲みました。セカンドも03は酸が弱くイマイチでした。このファーストも同じで酸が弱いです。でもタンニンが繊細で飲みやすいのでそれなりに美味しく飲めます。先日Todaさんで¥4850円で売っていたので飲んでみました。この値段ならまあお買い得でしょう。ラグランジュはサントリーが買って良くなっていますが、味作りの方法性がつまらないので本当は興味のないシャトーです。サントリーが買ってワインとしては安定して来たし、濃くなりましたがサンジュリアンらしさが無くなった様に思います。サンジュリアンらしさは骨があって、ジュワ~~とした果実とタンニンの広がりです。サンジュリアンらしいワインとはラスカース、バルトン、デュクリュ・ボカイユ、グリュオ・ラローズ、タルボです。この5つのシャトーの持っている共通項が私が描いているサンジュリアンらしさであり、最も好きなボルドー左岸のワインです。これらのワインと比べるとラグランジュは行儀が良過ぎてサンテステフの様ですらあります。そんな事で安い時しか買わないシャトーです。03のラグランジュは、色は濃いめのガーネット色、香は杉、トースト、タール、プラム、インク、土、キャラメル 味わいは繊細なタンニン、厚みのある果実味、弱めの酸、全体によくまとまったワインで濃厚だがもう飲めるワインです。分厚いステーキに合わせるのは最高の選択だと思います。立派な特級らしさもあって美味しいです。2003 Lagrange Wine Advocate # 164Apr 2006 Robert Parker 91 Drink: 2008 - 2024 $34-$64 (50) Dense purple in color and surprisingly open-knit and velvety textured, the full-bodied, fleshy, succulently styled 2003 Lagrange is more accessible than most Northern Medocs. With low acidity, silky tannin, and loads of chocolatey black currant and cherry fruit as well as nicely integrated, toasty oak, this sensual wine should drink beautifully in 2-3 years and last for 15-18. Wine Advocate # 158Apr 2005 Robert Parker (90-93) Drink: 2007 - 2018 $34-$64 (50) Dark ruby/purple-colored with a nose of charcoal smoke intermixed with black currants, cherries, and toasty new oak, the 2003 Lagrange hits the palate with an expansive, fleshy mouthfeel, copious glycerin, and some unusual notes of road tar. The finish offers a hint of the scorching summer heat in the warm, alcoholic afterglow. This relatively deep, concentrated wine has low acidity and, unlike more recent Lagranges, should be drinkable several months after bottling. Anticipated maturity: 2007-2018. Wine Advocate # 152Apr 2004 Robert Parker (89-91) Drink: 2007 - 2018 $34-$64 This fruity, floral, fragrant Lagrange reveals less oak than usual. Medium-bodied and spicy, with excellent depth, and a fleshy, round mouthfeel, it is a richly fruity, forward, deep example that will undoubtedly firm up as it evolves in barrel and bottle. Anticipated maturity: 2007-2018.
2009/01/13
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■シャトー・レオヴィル・ラスカース[2002]750ml CP94今日のワイン会の最後の一本です。2002年のボルドーの中でもトップのワインの一つです。パーカーポイントも95点です。ラスカースとしても2000年や2005年と比べても負けていないワインです。リリース直後は飲めない位濃い固いワインでした。2005年に飲んだ時はデキャンタしても3時間待っても開いて来ないワインで往生しました。でもこの硬いラスカースもやっと飲めるようになって来ました。3年でずいぶん変わって来たと思います。若飲み好きのパーカーさんでも2012年からと言っていますから、後4年待った方が良いのでしょうが、今でも十分楽しめました。抜栓1時間その後デキャンタして飲みました。非常に大柄で力のあるワインです。限りなく一級に近いワインと言う評価が全く妥当なものである事を証明しています。2005年に飲んだ時はニューワールドのワインの様でしたが、3年経ってエレガントさが出て来ました。香も開いて来ます。素晴らしいボルドーです。強豪のオージーカベルネを相手に力負けしていません。流石です。カシス、杉、インクと言ったカベルネの特徴も持っていますが、更に濃いプラム、カベルネのジャムの様です。土や血液、甘草の香りもします。タンニンの力が微妙に落ち着いて果実味とのバランスが取れるようになって来ました。噛みしめる様なミネラル感と長い余韻があって、非常に複雑なワインだと思います。今後の熟成が楽しみな一本です。2002 Leoville-Las Cases Wine Advocate # 158Apr 2005 Robert Parker 95 Drink: 2012 - 2030 $92-$215 (85) Only 43% of the production made it into the final blend of this remarkable 2002. Produced from a low 17 hectoliters per hectare, it includes 66.7% Cabernet Sauvignon, 14.5% Merlot, 13.9% Cabernet Franc, and the rest Petit Verdot. It has the highest alcohol ever achieved in a Leoville Las Cases (13.5%) as well as a lofty pH of 3.85. Nevertheless, the impression is one of a structured wine with considerable density, a ruby/purple color, layers of flavor, and a classic overall personality. The wine exhibits pure black currant, licorice-infused fruit, huge body, a viscous mid-palate, and a long, heady finish. I suspect this wine won't be nearly as charming as the 2003 in its youth, but it hasn't yet closed down, and I am amazed at just how rich, intense, and full-bodied it tastes even after bottling. This is certainly one of the half dozen or so candidates for wine of the vintage. Anticipated maturity: 2012-2030+. Wine Advocate # 149Oct 2003 Robert Parker (94-97) Drink: 2015 - 2030 $92-$215 A sensational effort from proprietor Jean-Hubert Delon, the 2002 Leoville Las-Cases (a blend of 66.7% Cabernet Sauvignon, 14.5% Merlot, 13.9% Cabernet Franc, and the rest Petit Verdot) possesses the highest natural alcohol of any vintage produced at Las Cases (a whopping 13.5%, compared to 2000's 12.9%, 1982's 12.8%, and 1990's 13.2%). Yields were a low 27 hectoliters per hectare. Approximately 43% of the production made it into the 2002. The wine has tremendously high measurements of extract and phenolics. The color is nearly black/purple, and the wine looks like syrup of Leoville Las-Cases. Dense, concentrated, broodingly backward as well as tannic, but oh, so promising and intense, the 2002 reveals tremendous purity, great intensity, and a finish that lasts for 45 seconds. Clearly Leoville Las-Cases has produced a wine of first-growth quality (what's new?) that competes for the wine of the vintage moniker. Anticipated maturity: 2015-2030+
2008/12/14
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ラ・クロワ・ド・ボーカイユ2004(赤) CP90Todaで2980円で売っていたので買って飲んでみました。エノテカが放出したようです。最近時々ボルドーの安い物が出てきます。為替が下がったので、新しく安いワインを仕入れるために在庫を放出しているのでしょう。2002年が抜群に良くて4ケースも売ったワインです。02と比べるとイマイチですね。でも若いのでしょう。後2年待てば似たような良いワインになると思います。色は濃いめのガーネット、香はプラム、インク、ハーブ、味わいは強い酸とタンニン、品の良い果実味、実にエレガントで古典的ボルドーですね。サンジュリアンらしいジュワ~~ンとした噛みごたえも持っています。1~2年後が楽しみです。沢山買ったのでまた来年飲んでみます。
2008/11/28
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