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近所のシネコンに「ALWAYS三丁目の夕日」を見に行って来た(満席でした)ストーリー東京タワーが完成した昭和33年の東京の下町を舞台に戦後の復興期を懸命に生きる庶民の日常を描いた作品で以前の「男はつらいよ」シリーズのようなほのぼのとした情感溢れる後味の良い作品だった。東京タワーの見える夕日町三丁目に住む自動車修理業の鈴木オートの家族父(堤真一)母(薬師丸ひろ子)小4の一平(小清水一輝)工員の六子(堀北真希)と近所の駄菓子屋やで作家の茶川竜之介(吉岡秀隆)と居候の小4の淳之介の2組の家族を中心に「初めてテレビが来た日」「六子の集団就職として上京の様子」「淳之介の複雑な身の上と下町の人情」等のエピソードを昭和の東京の街、その街を走りまわる3輪車のミゼット、蒸気機関車と上野駅、都電等の懐かしい昭和の戦後10年代の物語が展開される。団塊世代には懐かしい時代で力道山、フラフープ、ヤンボーミンボートンボのラジオ放送などが自分達の子供時代を思い出させてくれる街はあんなにバラックだった?子供達はもっとこ綺麗にしていたはず等と不満も残るが、昭和33年にタイムスリップして充分に懐かしめた。あの時代を見事に再現できたのはセットのせいかコンピュターグラフィック技術のせいか・・かって可愛い名子役だった吉岡秀隆の汚過ぎる小父さん役は寅さんもびっくりするかもしれない。一平君はとても子供らしい名演技で、六子の初々しい可愛らしさと小雪さんの垢抜けし過ぎる酒場のママさんは掃き溜めのツルのように清清しかった。ラジオで流れる「ヤンボーミンボートンボー」には黒柳徹子さんが出演していたはず。彼女は戦後の放送界の生き字引ですね。
2005.12.11
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日経新聞の私の履歴書は今、俳優の仲代達矢さんだ俳優座出身で若い時は黒澤映画や日活映画では悪役が多かったが演劇人としての生き方がとっても格好良くて彼の若い時は濃過ぎる顔や独特の声になじめなかった私も30代後半からフアンになった彼が20代で映画出演時代の映画会社のスター達の生き方に比べて仲代氏が妻恭子さんと共に歩んだ「演劇人」としての年の重ね方はとてもステキだ「無名塾」を起こして恭子さんとともに沢山の若手俳優さんを育てたNHKの朝のドラマも無名塾出身が多い。演技指導より生活習慣(食事の仕方等)を丁寧に指導すると言っていた食事のシーンが多い朝ドラで行儀の悪い食べ方をしていたら視聴者に嫌われるからすごく納得した連続11回目の今日の記事は彼を一躍有名にした「人間の条件」の話しだ戦争映画の苦手な私は残念なことに見ていないが命がけの撮影だったようで、ビデオがあったら見ようと思う。原作に惹かれて見にいった映画「不毛地帯」は少々がっかりしたテレビで平幹二郎さんが演じた壱岐正の方が原作に近いイメージだっただが、老いてからのテレビドラマ出演も流石名優と思わせた愛妻家でも有名だったが「私の履歴書」は「亡き妻恭子さんへのラブレター」だ恭子さんが亡くなってからはかなり気落ちしている様子で「頑張って」と声をかけたくなる。「そしてこれからも、あなたのような人間としても素晴らしい俳優達を育てて下さい」
2005.11.11
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思いで深い映画が今夜BS2で放送される私がアメリカ映画の虜になったきっかけの映画主演はトロイ・ドナヒューとスザンヌ・プレシェットストーリーは(もううろ覚えでほとんど覚えていないが)イタリアの留学生専門の下宿屋(ホテル風)で出会った2人が観光旅行しながら恋に発展していく話だったような気がするスザンヌ・プレシェットは美しくトロイ・ドナヒューは格好良かったイタリアの名所を巡り、カンツォーネ「アルディラ?」が流れる場面が印象深いアメリカ映画の明るさと楽しさを教えてくれた映画が今夜放送されるが起きていられないけれど、BSの録画に先回失敗してしまったからちょっと心配映画を見に行ったキッカケは友人が「世界で1番ハンサムなスターの映画」と言うので見に行ったがもう1本のアランドロン主演(生きる喜び)の映画は暗くて良くわからなかったから、ハンサムなスターが彼でなくトロイ・ドナヒューの方と勘違いしたその後何本かトロイ・ドナヒュー主演の映画を見に行った。彼はスザンヌ・プレシェットとはその後結婚して離婚したようだビデオ屋さんでも見かけない懐かしい映画の放送は今夜
2005.11.07
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原作・三島由紀夫 監督・行定勲 主演・妻夫木聡 竹内結子ストーリー: 侯爵家の子息、松枝清顕(妻夫木聡)と2歳年上の伯爵家の令嬢である綾倉聡子(竹内結子)は幼なじみの仲だったが、聡子は子供の時から清顕に想いを寄せている。が、清顕は結子の愛情表現に対してうまく応えることが出来ない。結子に皇室からの縁談があり手が届かぬ人になると決まった時、清顕も心が揺らぎ聡子に接近する。結婚を控えた結子と清顕の逢瀬は恋を燃え上がらせて破局へと・・・何十年も前に初版本が出た時には近所の書店で売りきれて、東京駅近くの書店までも買いにいったほどの本だったのに、その本も無くしてストーリーさえ忘れてしまっていた。生活感のない貴族の子弟の恋は必然性もせつなさも心に残らなかったのかもしれない今日、映画を見ても聡子の愛のせつなさは伝わるけれど、清顕の愛は若い男の欲望が恋に変わったように思われる恋は「会いたい」気持ちが何よりも優先される。聡子からの恋文を読まずに燃やす清顕には聡子ほどの思いがなかったはず。「北の零年」の行定監督の映像美に期待して見に行ったが、貴族の華麗な生活や日本の四季の映像は見ごたえあったが「恋物語」には納得させる必然的なものが感じられなかった。主役の2人は想像以上に適役だった。「北の零年」の時は大入り満員だった映画館が今日はお客がまばらだった
2005.11.05
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ディープインパクトに興味深々の私に娘が薦めてくれた映画をDVDで見たストーリーは1930年代大恐慌時代のアメリカに彗星のように現れて、大衆を熱狂させて競馬を大衆の娯楽に定着させることになった競走馬「シービスケット」の物語小型で脚が弱いシービスケットが調教師トム・スミス(クリス・クーパー)や騎手レット(トビー・マグアイア)良きオーナーチャールズ・ハワード(ジェフ・ブリッジス)にめぐりあい駄馬から名馬へと変身して、数々のレースを勝ちぬいて不況に打ちのめされた大衆に活気や夢を蘇させる話し小柄で脚が弱く闘争心のある馬と言う設定はディープインパクトに似ている大レースの前に騎手レットが陰謀に遭い、大怪我をして再起不能になったあともシービスケットは勝利する。が次のレースで脚の靭帯を切る。医者は安楽死を薦めるがオーナーのハワードはレットの待つ厩舎に連れ帰る。脚を痛めたレットとシービスケットが寄り添うように住み慣れた厩舎でリハビリをして、再び中央の大レースに望む映画はシービスケットとレットがゴールを目指して馬々を追い抜くシーンでEND馬が大恐慌の中の大衆に力を与えてくれた。オーナーも騎手も心に深い傷を持っている。シービスケットを通して癒されて生きる力をもらう。再起不能と言われた馬と騎手はレースに勝利できたのだろうか?不可能を可能にした名馬と騎手の復活に、たとえトップでなくても大衆は惜しみない声援をおくり喝采をおくったはずこの映画で気になったことはこの時代の大恐慌は1929年10月のブラックマンデーの株の大暴落に始まったことだ「1夜にして株券も債権も紙くずになった」なんて!この映画を見た次の日の今日、東証のシステムトラブル!ブラックマンデーが再び起ったら東証だけでなく全証券取引所がシステムトラブル起こすのでは?株ってやはり怖いものなのかな?1929年10月のブラックマンデーは何故起きたかのだろうか?
2005.11.01
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原作 F/スコット・フィツジェラルドストーリー1920年代のアメリカニューヨークを舞台にアメリカの豊かさ、持てる者と持たざる者の対比、退廃的と思えるような割り切れなさの余韻が残る物語上流階級の男と結婚した初恋の女デイジー(ミア・ファロー)が忘れられない男ギャツビー(ロバート・レットフォード)は貧民からのし上がって謎の富豪としてデイジーの住むロングアイランドの対岸に豪邸を建てて夜毎パーティを催すそして、デイジーとの8年振りの再会でギャツビーはデイジーを夫から奪い結婚することを願うが、デイジーにとってギャツビーとの情事は女遊びの絶えない夫との結婚生活への不満からくる恋のアバンチュールに過ぎない理不尽なギャツビーの死、周囲を不幸にしてもデイジー夫婦の自分達の贅沢な暮しを最優先にして当然の奢りが観ていてつらい、が、20世紀前半のアメリカの豊かさはこの映画でも想像できる。豪邸が海と住宅が一体になっているロングアイランドの素晴らしい環境や、レッドフォードの綺麗さ格好良さは、今でも記憶に残る映画である
2005.08.30
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アクションや戦争物が苦手な私でも何度も観たアクション映画主演のケビン・コスナーの他にション・コネリー、アンディ・ガルシア・ロバート・デニーロー等の大スターが出演するストーリーはアメリカのとんでもない法律・禁酒法があった時代にこの禁酒法を利用して酒の密売で大富豪となり、イリノイ洲シカゴのマフイアのボスとして君臨するアル・カポネ(ロバート・デニーロー)を財務省の特別審査官として就任したエリオット・ネス(ケビン・コスナー)が裁判で有罪にするまでの死闘当時シカゴは市の役人、警察や裁判官までもアル・カポネ支配化にあったアル・カポネ等密売組織一掃の密命を受けて任務についたネスの捜査はカポネ内通者によりことごとく失敗に終わる。内通者が誰なのか判らないネスは独自に3人をスカウトしてカポネに立ち向かう実直な老巡査(ショーンコネリー)射撃名手の若い警官ストーン(アンデイ・ガルシア)税務担当官(?)の4人だけの打倒カポネのアンタッチャブルカナダ国境での密売現場襲撃シーン、駅でのカポネの経理担当攻防シーン、なんと言ってもカポネ側が裁判官から陪審員まで買収済みの裁判で有罪を勝ち取るシーンが圧巻!何度みてもハラハラドキドキさせられるそして、この映画の最大の魅力は大スター達の役作りが見事さ!若き正義感に溢れた役人ネス役のケビン・コスナーもこの映画の時が一番ステキだ老巡査役ショーン・コネリーの主役を食ってしまうほどの存在感は流石でアンデイ・ガルシアも若くて初々しいアル・カポネ役のロバート・デニーローのあの憎憎しげな役作りは流石名優と唸らせる魅力溢れるハリウッドの大スター達が繰り広げるアクションシーンの数々本当に贅沢な配役!贅沢な映画!何度観ても見飽きない
2005.08.27
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ミュージカル映画と言えば「ウエスト・サイドストーリー」と即座に思い浮かべるほど私にとって印象に残るミュージカル映画中学、高校の感受性の強い時期に繰り返しみたせいか今でも鮮明に覚えている中でも口笛とフィンガースナップで若者達がクールボーイのリズムで踊る冒頭のシーンは強烈な印象を残すジョージ・チャキリス、タッカー・スミス達が足を180℃に開く姿勢で踊る格好良さったらないストーリーはニュヨークのウエスト・サイドストーリーを舞台に貧しい移民達のプエルコ・リコ系とイタリア系不良達が反目し、抗争し繰り広げる戦いの中で敵対するグループの中で出会って愛し合うトニー(リチャード・ベイマー)とマリア(ナタリー・ウッド)の悲恋物語ストーリー以上にトウ・ナイト、クールボーイ、アメリカ、マリアなどの挿入歌も素晴らしいしダンスが良いミュージカルと言うより映画がもつ機能を100%生かしたこの映画こそ大スクリーンで観る映画だと思う、大スクリーンでなければ魅力が半減してしまう気がしてどちらかというと抗争も悲恋も苦手な私はテレビでもビデオでもこの映画は観る気にならない鮮烈なダンスシーン、英語の勉強兼ねて覚えた名曲の数々、私にとって強烈な印象を残すミュージカルの代表作である今日の新聞朝刊に7月2日にこの映画の脚本家アーネスト・リーマン氏の死亡記事が載っていたサウンド・オブ・ミュジック、麗わしのサブリナなど名作の脚本家でもある
2005.07.07
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明日17回忌を迎える昭和の大歌手美空ひばりさんは主演映画が約160本もある60歳にして今だ主演女優の吉永小百合さんでさえ111本だからその多さに驚かされる私は小学生の頃、美空ひばりの映画を沢山観た映画好きの母の未婚の友人が映画のお供につれて行ってくれた先はいつも東映時代劇映画で大川橋蔵や美空ひばりの映画が多かった美空ひばりは映画人としても最高のエンターテイナーで時代劇の男役も女役も姫、町娘、任侠役と何でも見事に演じていた相手役は中村金之助(萬屋)、里見浩太郎、東千代介、高倉健等だったが大川橋蔵さんとの競演が一番好きだった「花笠若衆」「笛吹若武者」等とっても楽しい映画だったでもその小母さんが引っ越してから小学高学年では日活映画、中学高校大学と洋画ばかり観ていた私はそれ以後の美空ひばりをあまり知らない最近、追悼番組を見てその偉大なる歌手として再認識してフアンになったそして子供の頃観た映画のエンターテイナーとして見事だったことを思い出す歌手としてだけでなく映画の主役として素晴らしかったことを知ってほしい~~エルビス・プレスリーの映画も沢山観ながら歌手としての偉大さに気付いたのも没後だった~~
2005.06.23
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監督 デヴィット・リーン主演 オマー・シャリフストーリはロシア革命前後の時代が大きく変動する時医師であり詩人でもあるジバゴは革命と動乱に翻弄されるそして、愛する妻も子供もいるのに妖しい魅力を持つラーラに心ひかれる名監督デヴィット・リーン監督は波瀾に満ちたジバゴの生涯を流麗な風景描写で詩人の大ロマンとして描いている最近の中国の反日運動をニュースで見た時、何故かこの映画を彷彿した名門出身のジバゴ家族はロシア革命で家を失う共産主義は財産も富も共有すると言う思想なのか革命でジバゴのモスクワの家は大勢の党員達に占領される家族とともにシベリアの別荘に向かうが極寒のシベリアでの生活は吹雪と寒さとの戦いの日々最初にこの映画を見た時は若過ぎたせいかストーリが良く理解できなかったが革命や共産主義の理不尽さとシベリアの冬の厳しさが脳裏に焼きついた個人の財産を共産主義の名の元に押し入って占拠してしまう思想の恐ろしさが愛国の名の下に個人の財産や・他国の大使館をも破壊することを正義とする怖さにダブル
2005.04.29
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ミュージカル映画の代表と言える作品監督・ロバート・ワイズ 主演・ジュリー・アンドリュースストーリーは修道院の修練女マリアが家庭教師に行った先には反抗的な7人の子供達がいた、マリアはその子供達に歌うことの楽しさや素晴らしさを教えたそして子供達の父親トラップ男爵との恋と結婚オーストラリアのアルプスの壮大な美しさや男爵邸の豪華さ子供達の歌うコーラスの素晴らしさと楽しい前編に比べて後編はナチスドイツ・ヒットラーの野望がオーストラリアにも及び男爵としての地位も、豪邸も故郷も捨てて家族で徒歩で山越えしてスイスへ、そしてアメリカへの亡命を決行する「ドレミの歌」「エーデルワイス」等この映画で歌われた歌は今でも誰もが知る大ヒット曲ばかりだそして景色の美しさは私が見た映画の中のベスト1
2005.04.18
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お花見の季節になると思い出す映画がある花見の情景とずっと昔見た「ピクニック」と言う映画が重なる主演はウィリアム・ホールデンとキム・ノバック(?)アメリカの田舎町に流れ着いた男と村一番美しい娘との恋の物語季節は忘れたが、村中の人がそれぞれお弁当を作って村の公園に集まる誰と行くか、1人者は一緒に行くパートナーか仲間がいないとつらいその日のために誰と行くかを懸命に探すその日の一大イベントは「ミス○○クイーン」選出と青空のもとでの大ダンスパーテーウイリアム・ホールデン扮する流れ者はハンサムでちょっと危険な男ミスクイーンに選ばれるキム・ノバクには有望な求婚者がいるそれでも女は危険な男から目が離せないダンスパーテーで小さな妹と踊る彼を女は踊りに誘う息の合ったジルバを踊る2人、女は踊りの相性の良い人と一緒に生きるのが幸せと言って危険な男を選ぶキム・ノバクが最もセクシーで美しい時の映画見終わった後、私は女のその後が気になってしかたがなかったジルバの相性で伴侶をきめるなんて!と信じがたかったその映画の情景は私の子供の頃のお花見に良く似ている雪国の遅い桜の開花を待って町中の人が花の公園にお弁当持参で集う近所の人や職場の人達、みんな顔見知りだ大人達は宴会で盛り上がり、満腹になった子供達は友達を見つけて野球をしたり縄跳びをしたりそんな懐かしいお花見の情景を桜の季節になると思いだす
2005.04.06
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「百万ドルを取り返せ」の著作でも有名なジェフリー・アチャーの原作の映画を今日の午後12チャンネルで放映していたストーリーは戦後アメリカに渡ったポーランド移民のアベルはホテルでボーイとして働きながら、客達の会話を情報源にして株で資産を増やしていくホテルマンとしての能力も認められて責任者~経営者からホテル王へと登りつめて行くケインは銀行家の息子として育ち、エリートコース歩むが父の死や母の再婚で子供の頃から財産管理は自分でしなければならなかったハーバードを卒業と同時に銀行の取締役として就任、大銀行家への道を歩む生まれも育ちも違う宿命のライバルケインとアベルの物語の今日は前編だった明日は後編だけれど明日は外出予定なので以前観た映画だがビデオに取ることにしよう「ケインとアベル」の物語は2人の子供達の物語「ロフノフスキの娘」に続く
2005.03.22
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最近、巷でも「第三の男」登場などと使われる題名の映画を今、見たことのある人は少ないのではないだろうか名優オーソン・ウエルズ主演で映画通には高い評価のある作品だがハッピーエンドの娯楽作品好きな私としてはあまり好きではない映画だストーリーは第2次世界大戦争後のウイーンを舞台に親友を訪ねてアメリカから来た主人公を待ちうけていたのは親友の葬式だった親友の死に疑問をもった彼が調べて行くうちに2人の怪しい男が浮かびあがる親友は悪質なペニシリンの密造に関係したようだ主人公は自ら囮になってもう1人いたはずの第三の男をおびき出そうとした「第三の男」は死んだはずの親友(オーソン・ウエルズ)だったテーマ曲は今でもリクエストされてラジオから流れてくるあの曲を聴くと暗い夜の街、地下水道での追跡の場面を思いだす今、ニュースで使われる第三の男の意味はこの映画とは違うようだが「第三の男」の映画を思い出すきっかけになったたぶん、今みても名画のはず。機会があれば観てほしいそれにしても昔あちらこちらにあった「名画座」はもうないのだろうか
2005.03.19
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1~2年前にTBSで放映された「年下の男」の再放送が始まった以前放映された時、裏番組で福山雅治主演ドラマをやっていたから1~3話を見逃してしまっていたので再放送を心待ちしていた今日AM10時半からの第一話を見て「あっそうだったんだ!納得」出会いがわかり筋がつながった4話からはしっかり見ていたので明日からの2,3話はとっても楽しみだストーリーは30歳の美人OL(稲森いずみ)が恋する男(高橋克典)には年上の女がいる気配。そのライバルは51歳の母(風吹じゅん)だった他のドラマはともかく、このドラマの高橋克典はとってもステキだ本日の放送が終わった後から、もう明日が楽しみでならない時は春、寒さで咲きれなかった梅も昨日、今日の温かさで一気に花開いた私の気分もウキウキ、ドキドキ春めいてきた明日から午前中は株価どころではなさそうだ
2005.03.09
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あまりにも古い映画でもうビデオ屋のも残っているかどうかさえわからないけれどとっても心にのこる映画である今も鮮明に覚えているのは冒頭のシーン戦火に追われて両親と小さな女の子が逃げる時に、女の子が抱いていた子犬が逃げるその子犬を追いかける女の子を両親が銃弾から守るように追いかぶさる銃弾に撃たれた両親の死の意味もわからずに女の子は川に落ちた犬を追ってどこまでも走るそして戦火のない農村にたどり着き、出会った男の子の家に連れていかれる「禁じられた遊び」とは子犬等の小動物の墓を作ること2人は墓から墓標を盗んで来て自分達の作った墓の墓標にする女の子にとって、戦争も両親の死の意味も理解できない現実は孤児になり十字架を遊びに使った子として気味悪がられ最期は赤十字の人間に泣きじゃくりながら引き取られて行く出演者は2人の子供以外はほとんど村人達、物語はドラマチックな場面もなく淡々叙情的に進むのに最初から最期まで涙が止まらなかったあの映画を観てからもう何十年もなるのに今でも、あの名ギター曲「禁じられた遊び」を聞くと映画の冒頭シーンが思いだされる好きな映画ベスト10の9までがアメリカ映画という私にとって唯一好きな映画ベスト3位に入れているフランス映画である
2005.02.27
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今日また29日土曜日観たばかりの「北の零年」を観に行って来た3時間近い上映時間が1度目より短く感じた1度目はストーリーも知らなかったので過酷な北の大地の開拓や帰らぬ夫を待つ苦しさが何時まで続くのかと待つ時間が志乃さんの気持ちになって長く感じたがストーリーがわかっているからか短く感じた夫(渡辺謙)を信じて待つ貞節な妻(吉永小百合)が信じていた夫に裏切られていた悲しい物語ではなく女手ひとつで極寒の大地で凛として逞しく生きる志乃と元会津藩士(豊川悦司)がアイヌのアシリカとして身を隠しながらも志乃を支え、いつしか心が通い合うラブストーリーなのだと思って観ると、2人の絡むシーンが味わい深かった2回目の観戦はトヨエツさんの魅力を存分に楽しめた
2005.02.02
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昨日から「北の零年」の余韻にひたっている「豊川悦司」さんの魅力にはまったようだきのうまではぜんぜん関心なかったのにテレビで見かけた時もドラマさえ見たこともなく「山崎努」さんか「佐野史郎」さんに似た人なんて思っていたのに「北の零年」のラストシーンの格好良さが頭から離れないアイヌの扮装でヒロインを助けていた時はそれほどでなかったのにラストの侍姿の素敵だったことと言ったらもう最高!「今週又観に行く」と言ったら「どうしてあんな長い映画」と主人が不思議がる「豊川悦司さんに会いに」と言ったらあきれるだろうなラストでその魅力に気付いたから始めからもっと彼を良くみたい昨日は監督力とか構成の見事さなんて言っていたけれどもう1度観に行くのは「トヨエツ」に会いたいから昨日までヨン様フアンの同姓達の気が知れないと思っていた自分にもスクリーンの中の人に「会いたい」気持ちがあったなんて!「北の零年」はラストシーンが良かったのだ馬の走るシーンの迫力とトヨエツさんの立ち姿が見事だったのだ
2005.01.30
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久々に良い映画を観た 久し振りに感動した映像・音響・構成・脚本ともに素晴らしい明治維新の頃に幕府と新政府、統治も武士から役人に変わる大きな時代の波に押し流されて南国淡路島から北海道に移住させられた稲田藩の人達が極寒の未開の北の大地を耕して行く木を切り畑を作り馬を育てる北海道の四季の映像が美しい 映画館で観て良かったと思わせてくれる宮使いの習性が捨てきれない男達に比べて女達の生き方はたくましい妻や子、自分を信じて待つ同郷の人達をも裏切る男の身勝手さそんな夫を許せるのは、あの時代の武士の妻の美学(?)だろうか時の流れや人の心の移ろいが映画だけで十分わかった人間と大地の持つエネルギーに感動しラストの人間劇はそれなりのハッピーエンドで馬の駆け巡る迫力に明るい未来への展望が感じられて観終えたあと感動の余韻がここち良かった行定監督って凄い 作品はこれしか観ていないけれど「世界の中心で愛を叫ぶ」も彼の作品なら是非みに行こう主役の吉永小百合さんは30~40歳位の役にはちょっとアップは肌の弾力が30代では無理だけれど、志乃の凛とした美しさ気品、たくましさ、強さを表現できる女優さんが他にはいないのかもしれない志乃を捨てる夫の渡辺謙さんは損な役割でしたがそれに比べて豊川悦司さんは素敵でしたね!テレビではわからなかったけれど、姿も声も動きも姿勢も魅力溢れて大スクリーンに映える格好良さでした!ゴルフウイドウの私の機嫌を取るためか主人が珍しく誘ってくれた今回の映画観賞、新しいシネコンの映画館も良かった映画を観ると必ず居眠りする主人も居眠りせず「久々に感動したよ」と言っているもう1度観に行こう。そして「セカチュー」も
2005.01.29
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1954年(米)監督)ウイリアム・ワイラー出演)オードリー・ヘップバーン グレゴリー・ペックストーリー)某国のアン王女がローマを親善訪問して滞在中にひそかに抜け出し街にでるが、鎮静剤で眠ってしまったのを偶然通りかかった新聞記者が下宿に連れて帰っる翌日王女とわかって職業意識で彼女に親切にする記者と普通女性としてローマ見学を楽しむ王女にいつしか芽生えた恋の物語ヘップバーンはそのチャーミングさでこの映画で世界にデビューした。そのフレッシュで妖精のような美しさは今見ても色あせないすでに人気スターだったグレゴリー・ペックは自分から主役は自分ではなくヘップバーンだと進言したと言う何度みても楽しく、何度みても新しい発見がある映画
2004.09.26
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オードリ・ヘップバーンの最もきれいだった時の作品監督はビリー・ワイルダー相手役はハンフリー・ボガードとウイリアム・ホールデンストーリーはお抱え運転手の娘と主家の息子とシンデレラ物語舞台は1950年頃のニューヨーク・ロングアイランドヘップバーンの美しさとアメリカの想像を絶する大金持ちぶりが印象的なラブコメディー生演奏付のパーティーが頻繁に開催される大邸宅には室内テニスコートや温室があり、ヨットやオープンカーで遊ぶ息子達パリに留学する運転手の娘半世紀も昔の乗用車には自動車電話がついているストーリー以上に夢のような豊かな暮らしに圧倒されたこの映画のハンフリー・ボガードは中年のはずヘップバーンの素晴らしさは相手役との年齢差を感じさせないところだ、「シャレード(ケーリー・グラント)」や「昼下がりの情事(ゲーリークーパー)」でも自然なラブシーンだ。1995年製作のリメイク盤のハリソン・フォード&ジュリア・オーモンドの「サブリナ」にくらべても、「麗わしの~」のほうが夢のある映画である。私が学生時代に格名画座で見たアメリカ映画は「豊かな生活」の夢をみさせてくれた。その代表が「麗しのサブリナ」である↓オードリー・ヘップバーン 麗しのサブリナ
2004.09.23
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私がマリリン・モンローの映画でストーリーを記憶しているのはこの映画だけ。ストーリーはアメリカの開拓時代、父と息子と酒場の歌手が自分の財産や家族を守るために、奪おうとする者達や厳しい自然と銃や力で戦い生き抜いていく物語。殺風景な西部開拓時代がモンローのチャーミングさで華やかになる。映画で最も忘れられなかったのは、河を筏で下るシーン。ロバート・ミッチャムとモンローが激流を筏で下るスリリングなシーンだ。ロッキー山脈の麓にあるその河を私はアメリカ西部のコロラド川だと思い込んでいた。しかし、私がアメリカ旅行で見たコロラド川は水量がなくイメージと違っていた。後日、この映画の撮影現場はカナダのバンフのボー川と知った。たしかにボー川の水量は豊かだが、映画のあの迫力あるスリリングなシーンは監督の力量によるものなのだろう。
2004.09.08
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名監督デヴィット・リーン作品のベスト5を挙げるとすれば、1)旅情 2)アラビアのロレンス 3)ライアンの娘 4)ドクトル・ジバゴ 5)逢引その他にも「戦場にかける橋」「インドへの道」「大いなる遺産」「オリヴァ・ツイスト」などの作品が今だビデオ店に並んでいるのをみるにつけ「名監督」だと再確認してしまう。ひとつひとつの作品が丁寧に映画化されていて、どの作品も風景が素晴らしい。アラビアのロレンスの砂漠、ライアンの娘のアイルランドの大自然、ドクトル・ジバゴのシベリアの冬の美しさと厳しさは息を呑むほどだ。あの大自然の描写に彼はどの位の日数と費用をかけたのだろう。彼が作品を作るならとゆるされた贅沢さなのだろう。作品のどれもが何度みても完成度の高さを感じ、作品の中の風景をみるだけでも繰り返し見る意義がある。
2004.08.22
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「映画史上最大のヒット作」とも言われ、MGMの重役が「地球の自転とともに世界の映画館で絶えることなく上映されつづけている」と言われた名作も、見ていない人や知らない人が増えてきたようなので、是非、1度は見て欲しいと願う。ストーリーはアメリカの南北戦争を挟んで、大農場主の娘から一転して、戦争であらゆるものを失い、ゼロから自分の力で逞しく生きて行く女(スカーレット・オハラ)の物語だ。一族の長としてファミリーを飢えさせないためなら、自ら土地を耕し、妹の婚約者も奪うほど強いスカーレットも、最高の男(レット・バトラー)に愛されながら自分を振った初恋の男(アシュレー)が忘れられない一途さゆえ、ハッピーにはなれない。レット・バトラー役がクラーク・ゲーブルと言うのは最初から決まっていたと言う。当時MGM・NO1スターだったし、作者のマーガレット・ミッチェルがゲーブルをイメージしてレットを書いたという。この映画の魅力はいくら書いても書きつくせない。まずは見てほしい。
2004.08.21
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1940年代の白黒米映画。古いアメリカ映画でビデオ店で見つけた時、多分レンタルビデオ店では置いていないだろうと購入した。でもたまにビデオ店でみかけるからやはり名画なのだろう。ハリソン・フォードの「心の旅」もリメイク作品的要素がある。記憶を失った男と結婚して、男が再度の記憶喪失で彼女と結婚していた事実の記憶を亡くしてしまったあと、形式的ではない真実の愛を取り戻すまでの心の旅路のラブストーリー。主役のグリア、ガースンが美しい。当時はイングリット・バーグマンと並ぶ人気だったと言うのも納得。貧しくても心から愛し合った最初の結婚、富と名誉を得た同じ男との形式的な結婚生活、妻は夫が最初の結婚の記憶を取り戻してくれるのをジーツと待っている。ビデオ店から消える前に是非観て欲しい作品だ。
2004.08.08
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「アラビアのロレンス」「ドクトル・ジバゴ」「ライアンの娘」などの巨匠デヴィット・リーン監督のラブロマンス。何度みても細部までこだわった完璧さに圧倒され、見過ごした新しい発見にであう。ストーリーはアメリカのハイミスOL(キャサリン・ヘップバーン)が休暇を利用しベネチアに旅行し、プレイボーイの中年男に出会い、恋して別れると言う単純な内容だ。イタリアのプレイボーイが分別くさいハイミスを口説くセリフ。「お腹がすいている時はビフテキでなくても我慢しなさい、ラザリアでもおいしいはず。私はハンサムな青年でもなく---見てのとおりの男。それでも今出会ってお互いを意識している、それだけで恋の始まりには十分」ー???ーーたしかそんなセリフ。デートに足の先までおしゃれする女のときめきが痛いほど伝わり、ひと時の戯れと割り切って楽しむ男の身勝手さがつらい。そして、大人の女の理性を振り絞って別れ切り出し、未練を断ち切ってベネチアを去って行く女。全編を通して、ベネチアの街の魅力描写もうまく、幼くてもくったくなく、たくましく生きる生きる少年の存在が楽しい。20代で見たときは中年の男と女の話とだけの印象、30代で女のおしゃれなセンス良さに憧れ、40代では、男の魅力に気がつく。そして50代、いつか、女の分別も理性も蕩かしてしまうイタリア男に会いたいと期待して、ベネチアだけは1人で旅したいと思っていたはずなのに、恋する心が残っているかどうか??ベネチアには行かずじまいになりそうだ。
2004.07.25
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22日BSで放映されていた「追憶」を観てまたラストシーンで泣いてしまった。何度みても感銘し、しばらくはせつなさの余韻がのこる。育ちも考え方も趣味も信条も違いすぎる男・バベル(ロバート・レッドフォード)と女・ケイテイ(バーブラ・ストライサンド)が同じキャンバスで出会い、ケイテイは男の快楽的生き方を軽蔑しながらも憧れ、バベルはケイテイの一生懸命な生き方を認めながらも何事もなく卒業で別離。そして何年か後、再会し愛しあい結婚するが、価値観の違い生き方の違いで別離。バベルを愛しながらも自分を変えることができないケイテイ、自分も友も周囲も受け入れてくれないケイテイに疲れてしまうバベル。そして、又、数年後に偶然の再会をするラストシーンは愛し合いながら自分を譲れないケイテイのせつなさが伝わってくる。何度も観ているせいか、自分の青春を追憶しているような錯覚さえしてくる。
2004.07.21
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株取引をしている方達の日記を拝見すると「株でもうけて夢を実現するぞ!」と目標を持って株取引している「私は自分のお小遣いくらい稼ごう」なんてみみっちい目的で自己反省している「まず、夢をもとう、そして実現のために株で稼せごう」と――まず夢を思案中ラスベガスを舞台にした映画「幸福の条件」は夢の実現のために一攫千金を願った夫婦が大負けして、妻(デミ・ムーア)は億万長者(ロバート。レッドフォード)にみそめられるが、やはり幸福は2人で夢を実現するために頑張った貧乏な夫との生活にあると、夫のもとへ戻るストーリーだ。100万ドルをクールに一度に賭ける大富豪。楽しそうにルーレットやバカラ、スロットマシーンプレイする普通の人々ラスベガスは庶民を一瞬にして「大富豪」になる夢を見させてくれる街なのかもしれない。
2004.07.19
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