車で30~40分ほど行ったところに真言宗の比較的大きなお寺があります。かしこまって本堂に座っておりましたら、意外にも理趣経が始まりました。じつは、理趣経はいちばん好きなお経。子供の頃から聞きなれている節回しというのは、不思議と耳に馴染んで愛着が湧くものですが、私がこのお経を気に入っている理由はそれだけではありません。般若心経とは違って、抑揚が豊かなんです。僧侶数名が導師を正方形に囲み、ソロの部分と合唱の部分が絡み合いながら音声多重で朗唱していき、本堂いっぱいに響くさまはどこから音が発しているのかわからず、まさに宙で声明を聴いているよう。身体の中からも音が響くなんて!感動です。
長いのですが、さわりだけでも聴いてみます?
1. http://www.youtube.com/watch?v=jWGEDpcQjn0
中間部分は省略されて、後半部分は、ちょうどこちらにありました↓
2. http://www.youtube.com/watch?v=mP91B2iBo20
聴きどころは、1.の、一番最初の鐘のなる導入部分あたりと、2.の1分43秒からの「せんざ~い せんざぁい~」と最後のあたりで調が転じる部分です。
