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いま、便所事務所にいる。このあばら屋は、壁が破れ、そこを板で打ちつけてあり、寒風は、ひゅうひゅうと流れ込み、窓ガラスは割れており、非常に汚いオンボロ小屋である。 そこに、男が一人。44歳。アル中。 男とは無論、便所事務所の牢名主こと、この俺様さ。 最近は老後の年金の心配をしている牢名主である。社会保険牢名主……。 2月。3月……。暇である。特段、差し迫ってやることがない。営業する気も起きない。 それでも鬼嫁から、ホウキで尻をシバかれながら、自宅からこの便所事務所に「出勤」してきている。 便所事務所は、極寒地獄……。ストーブをつけると、自然、氷が溶けて、雨垂れのごとき漏れ水が肩を叩き、吹雪の日には、ひゅうっ、ひゅうっと、小雪が頬をいたぶる。 床には、虫の死骸がいたるところに転がり、自分も白骨化してしまいそうである。 「スタッフさんも元スタッフさんも、みんな独立したし、事務所を自宅に戻したいのだけれども…………」 勿論、愚妻の許可は下りない。 寒さに耐えかねて、ミノムシのようにストーブの前でカラダを丸めて、天井に大きく空いた破れ穴から空を見ると、おお、今日の札幌は雪が降っていない……。 そんな、便所事務所であ~る。この八寒地獄に耐え、あとひと月もすれば、春の足音が聞こえてくる筈。
2009.02.24
俺の便所事務所は、酷いあばら屋であり、自宅に比べて寒い! はやくここから抜け出さなければ、と思うが、今は恒例の冬期気分障害であり、腰が重く、何の気力もなくなっている……。 午前中、珍しく女性から電話があった。法律的なことを色々きいてきたから、俺は内容証明の説明などして、終わった。勿論、無料。 便所事務所は寒くて非常に仕事がしずらい。ポータブルストーブを2つ置いているが、部屋が温まるまで三時間はかかる。 真冬。 非常に仕事がやりずらい。 そういえば、昨日、子供を幼稚園におくった帰り、十字路の交差点で軽自動車にぶつけられて、車がいかれてしまった。 早速、修理工場にもっていってもらった。 過失割合は、先方の保険屋によると、俺が2で先方が8。はっきりいって被害者気分である……。 まったく、冬はロクなことがない。 きょうは晴れているから、まだ気分は軽い。 雪が降り出すと、落ち込む。 「あなたって、アスペルガー障害じゃないの」 と、先日、配偶者に言われた。 アスペルだろうが鬱だろうが、俺が良い意味でも悪い意味でもフツーの人でないのは確かだろう。 春よ、恋。 最近では性欲もないためか、恋する気分でもない。 だいたい恋する前に欠けた前歯を治さないと恋にならないでや。 今、便所事務所。 ポータブルストーブに石油を入れている。 最近どうかって? 母親は、まあ、順調に回復しています。母親に倒れられて、俺がいかに母親に甘えていたか実感する今日このごろであ~る。 昨日、母親は「胃ろう」の手術に成功した。いままでは鼻から管を通して液体食料を胃に流していたのだが、これからは、お腹に開けた穴から直接、胃に食事を流し込むらしい。 いまでは意識の混濁は一切なし。鮮明である。倒れた頃に比べると、随分と表情も豊かになってきている。 そんなこんなで毎日は過ぎていっている。
2009.02.18
俺は、鬱である。ただでさえ鬱なのに、こう雪が降り冷え込むと更に落ち込む。冬期気分障害のピークを迎えるのは、毎年2月である。 ●動けなくなる 2月は一年で一番、仕事の暇な時期だから、まあ、仕事はなるべく切羽詰まる前にこなすようにしている。 鬱はツラいものである。鬱を単なる甘えだという方々も多いが、一度、本物の鬱病になってみるとよろしい。尻尾を巻いて逃げ出すしかない。 一億総鬱、という。 サラリーマンやってる方々でも、やっぱり冬はツラいでしょう? だいたい、勤めているだけで内心、不本意な方々も多いだろう。 サラリーマンがキツい時代である。給料が高かろうが安かろうが、そんなことは関係ない。拘束されていること自体が、みんな本当は嫌な筈だ。と、……思う。 ああ、冬の間は、蓑虫のように布団にくるまって冬眠していたい。 しかし、そうはいかない。 仕事がある。 鬱で苦しんでいる方々は多いと思うが、鬱の方々は俺と違って公然と鬱なんでちゅう! と公言できる方は少ない。みんな、陰で悩んでいる。 鬱の方々は、大なり小なりみんな無理して、自分に鞭打って動いているのです。 自分に鞭打っても限界が来ていて動けなくなったなら、ビョーインにいきましょう。 単なる鬱と鬱病には大きな隔たりがある。 俺は慢性的うつです。鬱病ではありません。過去には鬱病になっていた時期もあったろうが、今は安定して低空飛行しています。
2009.02.16
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