2011.01.27
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自分の日記の場合、やはり題名に「セックス」と入れると読者の食いつきが違うので入れてみた。セックスの話題は、後で触れるとして、まずは最近の、
●読書だより
これである。最近読んだ本について、いつものように、解説していこう。今回からは出版社名と発行年も入れよう。今回は直感だけに頼って選別しただけに、割と豊作であった。
●わかる！ 経営のしくみ （ダイヤモンド社＋栗原昇著 ダイヤモンド社 ２０１０年発行）
いきなりだが、びっくりするような良書だった。雰囲気としては一昔前の宝島社の別冊宝島の印象に近いが、別冊宝物よりも、情報量が多く、まとまっている。
会社の仕組みからはじまって、企業法務、税金、経営計画、経営戦略、マーケティング、決算書関連、コンプライアンス、人事マネジメント、……ゲーム理論まで漏れなく簡略に分かり易く記載されている。文体はちょっと硬派の週刊誌的で、非常に取っつきやすい上、情報が新しい。例えば、従来の経営の要素とは、ヒト、モノ、カネ、の３つと言われてきた。今は、ヒト、モノ、カネに加えて、情報、アイデア（独自技術）も、当たり前の話なのだが経営の構成要素として定着している模様である。経営者や起業家志願者には必読の一冊だ。これだけの本が定価１４２９円というのも嬉しい。星４。いきなりだが、星４が出た！
●日本は財政危機ではない！ （東洋大学教授 元内閣参事官 高橋洋一著 講談社 ２００８年発行）
著者は元・大蔵省（財務省）出身の官僚上がりの方であり、小泉政権下の内閣参事官であり、郵政民営化を実現した立て役者の一人である。また、引退後は、財務省が隠す例の埋蔵金を公表して、脚光を浴びた人物である。
結論からいうと、世紀の愚策、郵政民営化の立て役者の一人の本であるだけに、どうしょうもない本であった。悪い意味で、文体がある。つまり、文章が荒くて独断的である。要はこういう文脈だ。例えば２００６年の政府の一般会計・特別会計の貸借対照表を掲載して、日本の政府資産は○○○兆円であり、これを粗債務から差し引くと、純債務は３００兆円まで減る。だから財政破綻などしない、……と、いった主張。
目立つのは、とにかく、自慢話だ。実体は財務省の官僚の内幕の暴露本である。
夢を持って入省したキャリアの若者達が、堕落していくしか選択枝がない仕組み、官僚が政治家をコントロールして政治家が官僚の操り人形にならざるを得ない仕組みが赤裸々に描かれている点は評価するが、はっきり言って悪書である。星１・５
●日本破産への最終警告（森木亮著 ＰＨＰ研究所 ２００６発行）
日本は本当に破産するのか？ もしかすると大丈夫ではないか？ 自分はこれまでに、破産派の本と、さっきの高橋センセの本のような非・破産派の本を多数、読み比べしてきたが、誠に残念ながら、破産は間違いないようだ。
明治維新後、日本破産は、既に二回起こっている。一回目は日露戦争勃発時から日露戦争終戦、その後暫くの間、日本は破産していた。二回目はいうまでもなく、太平洋戦争終結当時である。明治維新から１４０年過ぎたが、二度あることは三度ある、……なのである。
原因の第一は、やはり国（地方）の借金。
著者は、元「言論人」主幹の有名な経済評論家で、専門は財政史である。さっきの高橋センセと比べて、明確に「思想」を持っている方で、日本がなぜ財政破綻するか、具体的にソースを上げて説明されていた。
財政破綻を回避する唯一の方法は前回紹介した国際通貨基金のエコノミストが大昔に手ぐすね引いて作成済みの処方箋、ネバダ・レポートの主な８項目を、明日からでもＩＭＦに先んじて、実行するしかないわけだが、現実問題、不可能……。
著者は非・破産派が金字塔のように口にする日本人のタンス預金まで含めた個人資産の額も会計学の手法を用いて、実際はいくらの価値になるか算盤勘定しているが、あまりにも淋しい結果に驚いた。
著者に言わせると、豚は太らせてから食え、の格言通りに、日本は海外の金融勢力に操作されてきたのである。そうしてバブル崩壊。世界最高の埋蔵金と言われた日本人全体の個人資産を、海外に、移転する（してきた）経緯も描かれていて非常に面白く読めた。日本破産後、また、かつてのようなテイクオフへの新しい処方箋まで提案している点を評価して、星４
●ワーキングプア解決への道
いうまでもなく、ワーキングプアは現在の金融システムに乗っている国々全体の問題だ。この本では諸外国のワーキングプアの実体と各国の処方箋を説明して、ワーキングプア対策が先進国の中では日本が一番遅れている実情をレポートしている。題名に「解決への道」とあるから、自分は、当然にワーキングプアの根本的原因であるグローバル経済化（！）、市場原理主義、そこいらからもたらされた労働市場の軟化にメスを入れるものだとばかり思っていたが、そこにメスを入れて本当のことを書いたら、おそらく、NHKのスタッフの方々、クビになっちゃうかもしれないから、海外で成功もしてないような処方箋ばかり紹介している。意味ないなァ！ ただし、各国や日本のワーキングプアの実情を描写しているという点は評価。星２・５
まだまだ紹介したい本は山ほどあるのだが、そろそろ夜もふけてきた。また機会があったら、どんどん紹介しよう。
セックスの話？ セックスの話が目的で、ここまで読んでくれた読者には面目ないが、題名の「セックス」は、実は釣り餌だったのだァ……。
セックスのことを考える前に、まずは森木先生のように、心から国を憂えていただきたい……。
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松尾式心理マネジメント（心理カウンセリング・産業カウンセリング等）が主にSkypeや電話、携帯で爆発的な成果を全国で展開しております。僭越ながら事実は事実。鬱やパニック等が全国的に平癒しております。お電話などでの最初のヒアリングは一切無料（時間。松尾大生携帯08055844657 直通電話0115900973 24時間対応
相性がありますので、相性の合わない方は丁寧にお詫びしつつお断りしておりますが、起業相談から経営コンサルまで大抵の問題に対応し、絶大な効果を挙げてまいりました。
恋愛相談も得意中の得意ですし、あらゆる問題について、親切に対応させていただいております。
最初の電話等の無料ヒアリング（時間無制限）がおわったら、次に電話なりSkypeでお試し一時間三千円。それ以降は１０分あたり千円いただいています。携帯08055844657 SkypeIDはdaisei8です。なお、非課税世帯、生活保護世帯、無職の方、低所得者の方、事情のある方等々からは料金は一切いただいておりません。良識的たしなみです。また、Skypeのできない方は携帯相談オンリーでもいいし、松尾への直通電話0115900973でもいいですよ。予約は携帯08055844657 かメールakahige19640408@xxne.jpで承ります。
なぜこれだけ破格の心理ウンセリングやマネジメントをやっているかというと、既に教師も精神科医も僧侶も心理カウンセラーも経営コンサルタントも今の日本では機能不全の状態にあり、自殺者は毎年三万人以上。挙げ句の果てにはインチキな自己啓発セミナーやスピリチュアリズムの世界にはまり、状態を悪化させている現状に対する怒りに要因があります。自分は社会の片隅で世間を憂うものです。
最初のヒアリング時からパーソナリティにあった暖かい対等な目線で対応しておりますので、友人にでも電話するような軽い気持ちでお電話ください08055844657
札幌市ドラッカー研究会および、札幌市カール・グスタフ・ユング研究会主幹を勤めさせていただいておりますが、神秘主義等には一切、荷担いたしません。秘密厳守。
振込先 北洋銀行 琴似中央支店 普通 ３７５２０８８ 松尾大生（ほくようぎんこう ことにちゅうおうしてん ふつう ３７５２０８８ まつおだいせい）
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いきなりだが、びっくりするような良書だった。雰囲気としては一昔前の宝島社の別冊宝島の印象に近いが、別冊宝物よりも、情報量が多く、まとまっている。
会社の仕組みからはじまって、企業法務、税金、経営計画、経営戦略、マーケティング、決算書関連、コンプライアンス、人事マネジメント、……ゲーム理論まで漏れなく簡略に分かり易く記載されている。文体はちょっと硬派の週刊誌的で、非常に取っつきやすい上、情報が新しい。例えば、従来の経営の要素とは、ヒト、モノ、カネ、の３つと言われてきた。今は、ヒト、モノ、カネに加えて、情報、アイデア（独自技術）も、当たり前の話なのだが経営の構成要素として定着している模様である。経営者や起業家志願者には必読の一冊だ。これだけの本が定価１４２９円というのも嬉しい。星４。いきなりだが、星４が出た！
●日本は財政危機ではない！ （東洋大学教授 元内閣参事官 高橋洋一著 講談社 ２００８年発行）
著者は元・大蔵省（財務省）出身の官僚上がりの方であり、小泉政権下の内閣参事官であり、郵政民営化を実現した立て役者の一人である。また、引退後は、財務省が隠す例の埋蔵金を公表して、脚光を浴びた人物である。
結論からいうと、世紀の愚策、郵政民営化の立て役者の一人の本であるだけに、どうしょうもない本であった。悪い意味で、文体がある。つまり、文章が荒くて独断的である。要はこういう文脈だ。例えば２００６年の政府の一般会計・特別会計の貸借対照表を掲載して、日本の政府資産は○○○兆円であり、これを粗債務から差し引くと、純債務は３００兆円まで減る。だから財政破綻などしない、……と、いった主張。
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●日本破産への最終警告（森木亮著 ＰＨＰ研究所 ２００６発行）
日本は本当に破産するのか？ もしかすると大丈夫ではないか？ 自分はこれまでに、破産派の本と、さっきの高橋センセの本のような非・破産派の本を多数、読み比べしてきたが、誠に残念ながら、破産は間違いないようだ。
明治維新後、日本破産は、既に二回起こっている。一回目は日露戦争勃発時から日露戦争終戦、その後暫くの間、日本は破産していた。二回目はいうまでもなく、太平洋戦争終結当時である。明治維新から１４０年過ぎたが、二度あることは三度ある、……なのである。
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著者は、元「言論人」主幹の有名な経済評論家で、専門は財政史である。さっきの高橋センセと比べて、明確に「思想」を持っている方で、日本がなぜ財政破綻するか、具体的にソースを上げて説明されていた。
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いうまでもなく、ワーキングプアは現在の金融システムに乗っている国々全体の問題だ。この本では諸外国のワーキングプアの実体と各国の処方箋を説明して、ワーキングプア対策が先進国の中では日本が一番遅れている実情をレポートしている。題名に「解決への道」とあるから、自分は、当然にワーキングプアの根本的原因であるグローバル経済化（！）、市場原理主義、そこいらからもたらされた労働市場の軟化にメスを入れるものだとばかり思っていたが、そこにメスを入れて本当のことを書いたら、おそらく、NHKのスタッフの方々、クビになっちゃうかもしれないから、海外で成功もしてないような処方箋ばかり紹介している。意味ないなァ！ ただし、各国や日本のワーキングプアの実情を描写しているという点は評価。星２・５
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札幌市ドラッカー研究会および、札幌市カール・グスタフ・ユング研究会主幹を勤めさせていただいておりますが、神秘主義等には一切、荷担いたしません。秘密厳守。
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2011.10.11 03:08:56
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