松尾大生の独り言

松尾大生の独り言

2016.03.06
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資本主義というものについて友人と話していた。

という話題になり、調べてみた。
マルクスの「資本論」のドイツ語から派生した言葉だということが分かった。
資本論のドイツ語を翻訳機で日本語に変換すると、
●資本金・政治経済批判
という結果が出た。
さらに意訳すると、
●カネや政治や経済への批判

面白いことにマルクスがユダヤ金融家から援助を受けていたという話は、たぶん事実だろう。
英語で言えばキャピタルへの批判という意味らしいから、「資本論」という日本語翻訳は、いまになれば誤訳だとわかる。
だから、
●資本主義が終焉した
という場合、正確には、
「カネや政治や経済のシステムが終焉した」
という意味となり、資本主義の終焉は政治システムのみならず、キャピタル、つまり都市に一点集中する体制も終焉したことを意味するのかもしれない、と思う。
学校教育の中世という時代のラストスパートが中央集権的な絶対王制だったとするならば、『資本主義』とは絶対王政が民衆をたばかるために資本主義と名前と表向きのシステムをかえた形態に過ぎない、と解釈することも可能。
ドラカッーが述べたように1980年代に資本主義はすでに崩壊して情報主義経済になっている模様。
市場にあるモノを何十回でも何百回でも買えるだけの紙幣が数字的に世の中に存在している現実。何回分、全部買える紙幣が数字的に存在するのか知らないが、そういった馬鹿げた規模であることはたしかだ。
その結果、本当の悪党がどう考えるかというと単純で、

そういうことだと思う。
そこまでなら誰でも分かることだが、資本主義の終焉で困るのが、政治システムや都市システムに頼ってきた人々。ここいらになると難解だと感じる人々も増えると思う。俺にとっても難解。
東京では情報や経済的富裕層から地方へ脱出しているというニュースを数年前にテレビで確認。別に放射能の問題だけではなく時代がそういう段階になった。
地上の全部を何百回でも買えるカネが溢れているのに、モノあまりでモノが売れないから必然的に賃金が下がりモノが買えない貧困層が増えている……。
大切なのはそれが「いま」の現実ではなく30年も前に起こっていた現実だと理解すること





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Last updated  2016.03.06 16:20:07


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