禁止等に関する法律概要
不正アクセス行為は処罰されます！
「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」(不正アクセス禁止法)が
平成12年2月13日から施行されました。以下の行為は
「不正アクセス行為」や「不正アクセス行為を助長する行為」
として禁止され、違反者は処罰されます。
◇不正アクセス行為の例(その１)
他人のID・パスワードなどを無断で使用する行為
会員：プロバイダを利用するためのID・パスワードを管理
ハッカー：会員のID・パスワードを無断使用
電気通信回線を通じて 会員のID・パスワードを入力
プロバイダ：アクセス制御機能を通じ、ID・パスワードの入力を受け、利用を許可
◇不正アクセス行為の例(その２)
セキュリティ・ホールを攻撃してコンピューターに侵入する行為
ハッカー：電気通信回線を通じて 特殊なデータを入力し、アクセス制御機能を回避
プロバイダ：セキュリティ･ホールを攻撃され、アクセス制御機能を回避
ID・パスワードの入力なしで、コンピューターに侵入される
◇不正アクセス行為を助長する行為の例
会員：プロバイダを利用するためのID・パスワードを管理
会員に無断で会員のID・パスワードを第三者に提供する行為
・口頭伝達
・電子掲示板に掲示
・販売
● 不正アクセス行為とは、識別符号(※１)を入力することで利用(※２)できるようになっている
コンピュータ(※３)にネットワークを通じて(※４)アクセスし、このような利用ができてしまう行為(※５)です。
コンピュータ以外の端末から行うもの(※６)も禁止・処罰されます。
● 他人の識別符号を無断で第三者に提供する行為は、不正アクセス行為を助長する行為として禁止・処罰されます。
提供手段に限定はなく、オンラインで行っても、オフラインであっても禁止・処罰されます。
提供行為によって金銭的な利益を得たかどうかは関係ありません。
※１ ID・パスワードのほか、指紋、虹彩、音声、署名などを用いるものも含まれます。
※２ ホームページの書き換え、インターネット・ショッピングの注文、データ閲覧、ファイル転送など
利用内容に限定はありません。
※３ 企業のものも個人のものも広く含まれます。
※４ インターネットなどのオープンネットワークのほか、企業内LANで外部と接続していないものなども含まれます。
※５ 利用してしまう行為も含まれます。
※６ 例えば、電話口から口座番号と暗証番号をプッシュボタンで入力する行為などです。
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