青い島のひだまりで

2004.11.02
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●その前に…
いつものお散歩コースに、忽然と“看板”が現れていた!!


とってもおしゃれな看板。
なんとなく
“高原ソフトクリーム”でも
売っていそうな感じでしょ?
でも、何もない単なる畑。
それにしても、何だろうな。
この看板?
(--#



ちなみに、わたしの住むところは、“高原”ではなく “谷間ソフトクリーム” かな…。
午後から、その“谷間”を一望できるところまで、 パジェちゃん で出かけた。紅葉がはじまっていた。写真の読み込みが出来てないので、またあしたにでも…。






そんなわけで、きょうは“もみじ”で検索してみました♪
季節感たっぷりの雑貨など盛りだくさん出てきました。
季節の色、絵柄を生活に取り込んでいきたいものです。
“もののあはれ”の心のある生活というか…。


◆紅葉づくし♪◆
京の秋景色お湯呑 半額セール
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もみじ角 土瓶蒸し/10%OFF
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秋色もみじ (トロピカルレッド)
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KARIN 赤唐木紅葉散らし
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手ぬぐい
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●一葉であったわけ…
きのう、新しいお札が発行された。でも、まだ現物は見ていない。5000円札が樋口一葉だと知った当初、なんで樋口一葉なんだろうなと疑問に思っていた。夏目漱石は、作品数も多いし、教科書の題材に作品も掲載されているだろうし、松山の道後温泉も漱石で有名で、本を読まない人にも親しまれていると思う。

わたしは、昔はかなりの “文学少女” だった。

樋口一葉の作品も、1年前に手放した文学全集の1冊にあった。さすがにもうこういったものは読まないだろうし、何より保管する場所がない。さらに、地震で本棚が本もろとも倒れてくるかもしれないと思い、BookOffに売りに行った。
「こちらの全集は、お値段がつけられないのですが…」
といわれたが、ひきとってもらった。
お値段がつけられないって、いい表現だと常々思う。 お値段がつけられない=価値がない  ことなのだが…。ただ、全集を手放した後、漱石の三四郎がちょっと必要になり、文庫本で持っていたと思っていたのだがなく、全集に入っていたのだと気づき図書館に借りに行ったことがある。

10年ほど前までは、こういった昔の作家の本も文庫本として書店の本棚に並んでいたが、今では作家もジャンルもがらりと変わってしまっている。絶版というものも結構あり、 手放したらもう二度と手に入らないかも

樋口一葉。
若くして亡くなったこと、家が貧しく苦労したこと、半井桃水(なからいとうすい)との悲恋は知っていた。
でも、なんでお札の絵柄に抜擢されるんだろう…。

ちなみに、「たけくらべ」は、文語体で書かれていて、決して読みやすいとはいえないものだった記憶がある。そうはいっても、明治に入ってからなので、源氏物語とか徒然草のような古典文学の文体とは違うが…。多くの人が読んでいるとはとうてい思えない。
それなのに、なんでお札の絵柄に?

女流作家なら、同じころとして与謝野晶子(作家というか歌人)の方が有名だと思うんだけどな~。
作品や、人生のエピソードとしても、与謝野晶子の方が有名でおもしろみもある。実は、わたしは、与謝野晶子のプチファン。読んだ歌の大胆さ、鉄幹との恋(当初は不倫)にしても、圧倒されるほどの強さを感じる。だから余計に思っていた。
なんで、与謝野晶子じゃないんだろう。
昨夜、テレビで樋口一葉のドラマをやっていたので、ネットをしながらなんとなく見ていた。そこで、その謎がとけた。

え~!
(・o・) メガテン
樋口一葉って、最初の女性の職業作家だったんだ!!
なんでも、最初っていうのはすごいといわれる。
これが理由か…。
なるほどね。

さらに、実はこの方がもっと驚いた。
え~!
\(◎∠◎)/オウ~ビックリデース
半井桃水との関係、不倫じゃなかったの!!

長い間、ずっと誤解していた。一緒になれなかったのは、半井桃水に妻子がいたわけではなかった。そう、テレビを見ていて、あれ? 桃水って独身なの? 変だなと思っていたのだが…。
つい最近、まちがっていたことに気づいたことがある。 “ガトーショコラ”&“名作”事件 である。それに続いての大きな誤りかもしれない。

一葉と桃水、不倫だと思ってたんだもん。
ずっとまちがってたんだもん。

イイモンイイモン( ¨)( ‥)( ..)( __)

一葉さん、失礼しました。
m(_ _)m お許しをぉ~!
という感じである。

明治時代といっても、江戸からまもなくのこと。家って、そんなに重いものだったんだ。樋口一葉も姉妹だけの跡継ぎで、半井桃水も長男。二人が一緒になるには、家や故郷や親兄弟を捨てて駆け落ちでもしないとダメだった時代。一葉の両親は、駆け落ちして一緒になった仲。それなのに、まわりを不幸にすると振り返る母親。
お互い想いながら一緒になれないって、悲しいな…。
家制度の重みを、5000円札に感じてしまう。


最近は、機会がないのだが、わたしは作家の文学記念館や作家ゆかりの地をまわるのもすきだ。
ぱっと浮かぶ限りでも、このくらい訪れた。
井上靖…伊豆と旭川、三浦綾子…旭川、有島武郎…ニセコと軽井沢、森鷗外…津和野、石川啄木…盛岡と函館、太宰治…津軽。夏目漱石…松山。また島崎藤村の生誕地は、家から峠を越えてむこうに側あり、何度か行った。

樋口一葉の記念館が、東京にあるらしい。
今度、 hiroくん のところに行ったら寄ろうかな。といっても、hiroくんは全然文学など興味もないし、何より現時点では、いつ行くか目途も立っていないからな~。

わたしの手元に樋口一葉がくるのは、いつのことかな~。
あまり5000円とか10000円に縁はない。高いものはカード払いをしてしまうし、わずかなものを買って5000円や10000円を出すのはわるい気がしてしまうから、1000円札が一番すきである。








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最終更新日  2004.11.02 16:35:45
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