3年前、実家の自分の荷物をほとんど捨てたのですが、どうしても捨てられなかったのが書籍です。
3つの本棚を捨てるため、そこにあった文庫などを処分しなければならなかったのですが、子供のころから就職するまでに買い貯めた書物を捨て切れず、程度の良いものを仕分けして段ボールに詰めて押し入れにしまいました。
程度の良いといっても、ほこりがつき、ダニがつき、変色したりという中での少しだけでもきれいなものです。
中学の時は、文学史に名を残している作品から始まって、五木寛之・北杜夫などのエッセイまで読みあさっていました。
高校では川端康成や太宰・三島などの純文学から、横溝正史や坂口安吾、クリスティ・ヴァンダイン・クィーンなどのの推理小説まで。
大学では専門だったフランス文学から、カミュ・フローベール・スタンダールなど片っ端から買いこんでは読んでいたのです。
ただ今回は実家にもう置いておけないので決断をしなければいけません。
まあ3年間開かなかった段ボールなので、持っておきたいだけでこれからも読まないでしょう。
決断して今朝捨ててきました。
捨てる前に段ボールをちょっとだけ開いてみます。

またまた後ろ髪をひかれます。
千恵子抄なんてのが見えると「あたたら山」の詩が浮かんだりもします。
五木寛之の「青春の門」やさらば「モスクワ愚連隊」、「青年は荒野をめざす」とか思春期の僕はどう受け止め、どう思いを巡らしたのでしょうか?
どくとるマンボウシリーズは、文庫を読み始める中学生の年頃の子どもの入門書でした。
そんなに大切な書籍なのに、なんで今住んでいる家に持ってこないのかって?
いろいろと事情はあるものです。
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