古本屋で100円読書

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ドラマ、映画など語りましょ




■冬ソナ

 今、話題の冬ソナと24。どっちも面白いですよね! 冬ソナはビデオを借りれなかったので(いつ行っても借り出し中)ブロードバンドで見ました。一日で14話続けて見たのはさすがにきつかったです。見ているうちに頭がくらくらしてきました。もう、あれは意地ですなー。自分でもなんでこんなに見てるのか分からなかったくらいですから。まあ、冬ソナはですね、ラストもひっくるめて有り得んだろーの世界です。そんなに都合よく偶然が重なりますかぁー?みたいな…。でも、何ででしょうね。それが分かってても引き込まれる何かがあるのです。それは多分、既婚女性にとっては過ぎ去ったときめきへの郷愁かもしれないし、未婚女性にとっては、こんなふうに誰かを愛し愛されたらという憧れかもしれません。その動機は何であれ、また、見たくない理由はどうであれ、このドラマには確かに人の琴線に響く何かがあるようです。





■24

 24も24で、見ていて続きが気になって仕方がない作品です。本当に良くできてます。脚本家、うまいですねー。才能がある人ってすごいです。
 はぁーっ溜め息。なにがすごいって、カメラアイの切り替えと動きのある捉え方、誰を信用して良いのか分からない息詰まる攻防。それをうまく抉り出す脚本。それぞれ時間の経過とともに、何人もの人物の24時間が平行して語られるのに、混乱やうるささは入ってこない。むしろ、物語の重層感として見るものに手に汗握らせるのです。

 こんなハラハラ感はヒッチコック以来です。てか、ヒッチコックはハラハラさせられ過ぎて、いまだに最後まで見れなかったりするのですが。墓の中でヒッチコックが、俺にもそれだけの映像技術があったら、もっとハラハラさせられた、といって悔しがっていそうなくらいすごいです。

 以上更新したら、また、上に新しいのが来る予定です。 2004年7月29日


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