おれんじのおと

おれんじのおと

VOL.6 夏の収穫



ORANGE RANGE RYO’s

皆さんに“こだわり”ってありますか?
こだわるというのは大切なことかもしれませんが、時にそのこだわりが自分の視野を狭くしている事もあると思いませんか?今だから言えますが、
「上海ハニー」の原曲を最初にNAOTOから聞かされた時にはかなりの抵抗を感じました。俺には考えもつかないタイプの曲で、歌詞を書こうにもエンピツは動かず・・・。確かに苦労した分だけ結果凄くいい曲ができたんですが、やはりジャンルの違い等に戸惑っていた部分は隠しきれず・・・。
ライブ等にも時々そういう気持ちが出たりもして、自分の中で葛藤がずっと続いてました。結局、自分の中で出せた答えはできる範囲で自分のスタイルを混ぜていくということで、どこか納得いかないような感じで、無理に自分を納得させていた気がします。

しかしこの夏、自分にとって大きな出会いがありました。それはFLOWのタケさん(Gt)。夏のフェスで一緒になった時に、
「ジャンルを好きになるのもいいけど、それ以上に音楽を好きになる。そうすれば、何か見えてくるんじゃない?」
って言われたんです。その言葉で、今まで頭に渦巻いていたもやもやしたものは消え、嘘のようにすっきりしました。何をこんなに悩んでいたんだろう?って思えるくらいすっきりしたんです。ジャンルへのこだわりが自分の視野を狭くし、一番簡単でしかも最も大切な音楽が好きだって気持ちを失くしかけていた気がします。
夏フェスに来ているお客さんを見るといろんなアーティスト、いろんなジャンルの音楽、その全てを楽しんでいました。
「本当に音楽が好きなんだなぁ・・・」
って思わされました。
そんなお客さんとお出会いも、今年の大きな出会いのひとつです。どのイベントにも、自分の捜し求めていた理想がそこにはありました。本当にこの夏の刑家院はもの凄く大きなものになったと思います。
確かに読んで字のごとく音を楽しむから音楽なんですよね。
これからも、俺もオレンジレンジも皆さんも今まで以上に音楽を楽しんでいきましょう。

Zipper 11月号

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