『日本美術にみる花鳥風月』をテーマに作品を展示しました。
それぞれの作品に、花、鳥、風、月のいずれかが描かれています。
<修正前>
●左から2つめの棗(なつめ)を置いている袱紗(ふくさ)が紫色で、
黒漆の棗が暗く沈んで生かされていません。
また袱紗の置き方(向き)が和が前に来ていて茶道の流儀に反しています。
●右側から2つめの棗も黒板に黒漆で沈んでいます。
●掛け軸の高さも「本紙」の中心が少し高めです。床から145cmくらいになるように調整しましょう。
●この展示スペースに7点の作品を配置すると情報量が少し多い。もっと削ぎ落として、シンプルに、情報量を調整しましょう。
●キャプションも平置きにすると、読もうとする時ガラス面に頭がぶつかる
可能性があるので、少し角度をつけて見やすくしましょう。掛け軸のキャプションは
低すぎます。
ということで、下は修正後の展示です。
<修正後>
●左の棗の下には白藍(しらあい)色の袱紗を用い、後ろの花瓶、隣の大皿とトーンを合わせました。
●右側の棗は、朱塗りを撤去、黒漆に黄金色の袱紗を敷き、掛け軸の地と調和させています。
●掛け軸を少し下げ、本紙の中心が床から145cmにくるようにしました。
●キャプションは裏にピンを刺し角度をつけて見やすいように配置しました。掛け軸のキャプションも本紙中心の高さに合わせています。
いかがでしょうか。
修正前よりも全体が引き締まって洗練されたと思いませんか?
指導教授からは「修正前は地方公立美術館、修正後はサントリー美術館」との
コメントを戴きました。