2024.04.01
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高校を卒業して就職したころのエイプリルフールの思い出。

入社したのは地元で結構大手の会社。そこには幼馴染の子も入社していて懐かしい再会があった。

皆小中学校が同じで、高校は違っていたけど同期も大勢いた中でその子たちとは特に仲良くしてきた。

当時はまだワープロもない時代だったので、事務社員は大量に新卒採用されていた。

書類は手書きの時代だった、主な仕事は書類の清書とかコピー取りだった。

その幼なじみの中の一人のA子。

4月1日の朝会社の最寄り駅で電車を降りて会社に向かう途中で言う。

共通の幼馴染のB子(会社は違ってた)のお父さんが亡くなった!という。

私がびっくりすると、彼女は「びっくりした?エイプリルフールの嘘だよ」という。



いくらエイプリルフールだと言っても朝から人が亡くなった話をするなんてと気分が悪くなった。

A子にはエイプリルフールだからと言っても人が亡くなったなどという話をしたらだめだよと私は言った。

それもよそのお父さんが亡くなったなんて嘘にしても最悪なウソ。

嘘とわかって笑い飛ばせないような嘘はエイプリルフールの嘘にはふさわしくないと思う。

誰も傷つかない、楽しいウソをうまくつくのは結構難しいかもしれない。

そういえば夫にも一緒に実家の父にうそをつこうと提案されたことがある。

3人目を妊娠したと言って驚かそうというのだ。

私は夫にそういう嘘はだめだよ、父はきっとそういうことを言うと激怒するのはわかっていたし、当時私はすでに透析中でそのことで両親にも一杯心配をかけているのにそんなことはとてもできない。

やるなら一人でやれというと結局夫はやらなかった。

なぜうちの父を選んだ?やるなら自分の親にやればいいのに。

多分義両親も激怒すると思う。大多数の人にはにはそんな嘘は受け入れられないと思う。


スマートなウソをつくのは難しいと思う。





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最終更新日  2024.04.01 10:53:16
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