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2007年02月04日
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テーマ: 鬱病(2278)
カテゴリ: 仕事
*** こちらは4日のメンタルにっきです。ふつうにっき、とは別です。 ***



ちょうど1週間前、気持ちが不安定でどうしようもなくて、毎日が辛かったのがウソのようです。

今までのことをちょっと振り返って見ます。
仕事に復帰するまで、3ヶ月と少しの休養期間がありました。
去年、体調を崩してそれまで5ヶ月近く、週に1回か2週に1回、会社の診療所に通っていた私。
体調を崩してすぐに薬を処方してもらって、2ヶ月ぐらいで状況がかなり改善したので、減薬する
ことを主治医の先生と話し合っていたのですが…。
ちょうど8月末にある資格試験の勉強を仕事と平行しながら続けていた私は、7月末頃から急に
今までに感じなかった体の疲れと心の重さを感じ始めました。

そう思っていたわけですが…。
8月に入ると思うように体が動かなくなってきて、夜は起きていられなくて、何度か机に
つっぷしたまま寝ていた私。徐々に心が疲れてきて、何もする気が起きなくなってきた私。
これではいけない、と思いながら必死に自分で頑張って、8月末には試験を受けました。

9月に入って、試験勉強からの開放感を味わい、これでまた元気に戻れると思っていたところ
でしたが。
仕事が急にプレッシャーのかかる類のものがふって沸いてきました。
自分としては、必死に頑張ってこなしていたつもりですが、今まで取り組んだことのない
種類の仕事で、正直なところ言葉や単語の意味が分からない。
私は会社に何年もいるのに、知らないと思われるのも嫌だけど、でも言葉が分からない。
仕事の前任者に聞いてみても、手取り足取り教えてくれるわけではない。

その頃は一人で葛藤していました。
とにかく頑張らなくては…。そう思いながら9月を乗り切り、10月を迎えました。

10月。私にとっては、またプレッシャーのかかる仕事が与えられました。
何年も会社にいると、上司は「こいつは一人で大丈夫だ」ぐらいにしか思ってくれなくて、
上司自身も忙しいものだから、全然面倒をみてくれない。

だから一人で辛かった。苦しかった。一人で取り残されているような気がしていた。
そんな頃から、朝起きれないぐらいの体のだるさを感じ、毎日ベットの上で自分で格闘していました。
起きたいのに起きれないのはなぜ?と思いながら。
そして手の痺れ、眩暈が時々起きて会社の階段を上るのが怖い。頭の中に鉛が入っているの
ではないかと思うぐらいのどーんとした頭痛が続く。不安になって、急に会社で涙が出てくる。
色々な症状がありましたが、自分は大丈夫だ。何のこれしき、仕事しなくちゃ、頑張らなくちゃ。
そう言い聞かせながら仕事を続けていました。
でも、忘れもしない10月16日。私が怒られなくてもいいようなことで、他の課の課長から
ボコボコに怒られました。何で私がここまで言われなくちゃいけないのか?と思いました。
抑え切れず、自分の机に向かってピーピー泣きました。
それがきっかけでした。
その日の帰りにパニック障害の発作を起こしてしまい、一人で帰宅出来なくなって両親にSOSをしました。

その次の日、ちょうど定期の診察日でうちの母親も一緒に会社の診療所に呼ばれていました。
…そこで昨日の顛末を話すと、即効「ドクターストップ」でした。
もう会社は休めと。もう無理だからしばらく休養して心と体を治しなさいと。
会社を休むのは嫌でした。本当に嫌でした。
自分ひとり取り残されるような気がして絶対に嫌でした。
でも強制定期に休むように指示されました。もう抵抗出来ませんでした。

結果的には、そこから3ヶ月と少し。家での療養を経て、リハビリとして図書館に毎日通うように
と主治医から指示が下りました。
私はそれを守って頑張りました。
休んでいる間も体の調子が良かったり悪かったりの繰り返しでしたが、最後には体には何の症状も
なくなり、心も元気になれました。
ちょうどいい時期にお休みをもらえたのだと思います。私にとっては本当に良い選択だったようです。

そして、1月25日。ようやく会社に戻ることが出来ました。
慣らしの半日勤務からのスタートです。
会社の皆は、とても温かく迎えてくれました。
「良かったね」「元気そうだね」「無理しないでよ」「頑張っちゃダメだよ」「気楽にね」
皆が私に言ってくれた言葉です。本当に嬉しいです。

でもすぐに私は自分の壁にぶつかりました。
よーし、会社に戻ったからにはやるぞー。と意気込んでいた自分が肩透かしをくらったような
気もしていました。
それに、前に出来ていたことが出来ない。以前に自分がどうやっていたかを思い出せない。
私はこんなはずじゃない。こんなに出来ないはずもない。私はどうしちゃったのか?
…悩みました。周りにも八つ当たりしました。悔しくて涙が止まりませんでした。混乱して
言葉が出てきませんでした。

3ヶ月仕事から離れていたら、すぐに以前のように仕事が出来るはずがないんです。
今は会社の厚意による”慣らし期間”いわゆるリハビリ中なのだから、出来なくていいんです。
今自分が出来ることがここまで、と割り切ればいいんです。
…正直なかなか現実が受け入れられませんでした。
でも、私やっと分かったんです。本当に少しずつですけれど。
私は私です。まだ復帰して1週間ちょっとです。何も出来ないヒヨコちゃんに戻ったんです。
それは仕方ないんです。無理する必要なんかないんです。
最初からスパートなんてかけられないんです。
今の自分で満足すればいいんです。今の自分がかわいいと、会社に出社出来ているだけで
「よく出来ました。パチパチパチ☆」と思えばいいんです。

そうやって気づかせてくれたのは、私の主治医の会社の診療所の先生であり、看護師長さん
であり、私と同じ病気で診療所に通っている同期の友人であり、元・上司なんです。
それに、会社の今の上司である、課長とチーフさん。私の先輩、後輩、パートさん。
私の元・同僚で今は主婦している大切な友人たち。関東や北陸にいる、大切な友人たち。
みんなの支えと理解のおかげで、私は気持ち的にかなり楽になりました。
もう無理はしない、と思っています。
今のままの自分を可愛がっていきたいと思っています。

私の性格的に「スーパーマン志向」で「真面目で完璧主義」で「手が抜けない」「全てに全力投球」
ということは、きっと一生治ることはないでしょう。
でもその性格をちょっと緩和することは出来ると思うんです。
もちろん、それによって自分の中での葛藤も終わることはないでしょう。
でもようやく気持ちを切り替えることに成功しつつある今。
ゆっくり、のんびり、焦らず、あるがままの自分を受け入れて、否定をしないように、今後も
引き続き努力していきたいと思っています。
人生、長いのですから色んなことがあります。
それを楽しんで生きていけるようにしたいです。
もしもまた、私がくじけていたら、皆さん、また声をかけてやって下さい。





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最終更新日  2007年02月04日 19時56分32秒
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