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11月になりお天気も良くて絶好の行楽日和です。そしてもう少ししたら街やお店はクリスマスイルミネーションが彩り年末、お正月と続きます。人々はワクワク楽しい季節なのではないかと思います。ところが 死別の悲嘆を抱えた私たちにはとっても心が苦しくて憂鬱な季節なんです。
特に家族団らんで楽しそうなクリスマスやお誕生日などのイベントはかなりメンタルが落ち込むのです。
そして もう一つ私が嫌だったのは年賀状でした。
年賀状は一年に一回家族の近況などを知らせるので今までは子どもたちが小さい頃から大人になっても家族写真などを印刷して近況を書いて送っていました。さえりんが亡くなる前までは・・・
しかし、さえりんが亡くなった年は喪中はがきを出さなくてはならず、かなり悩みました。というのは親や祖父母の喪中はがきなら順番なのでまだ良いのですが、まだ若い娘の死を知らせる喪中はがきを受け取った相手はどう思うんだろう??知らん顔されるのも辛いけど、電話がきたり反応されるのもかなり辛くなるので、お互い気を使って悶々とした気持ちになるのではないか??一層の事年賀状はその年から一切出すのを辞めようか??でも相手はどうしたのかと心配するのではないか??それでかなり悩んだ末に結局喪中はがきを手作りして隅にQRコードを印刷し、読み込んでもらったら私が書いた文章が見えるようにして紗愛理が交通事故で亡くなった経緯を読んでもらうというとっても変わった年賀状をさえパパに作ってもらいました。
その翌年からもう年賀状は一切出さなくしました。家族団らんの人の家庭の状況を見るのも辛いし、
何より
私が「あけましておめでとう」なんて到底思えないし書けなくなったから。今では送ってくる人もなく、私たちにはお正月なんてめでたくもないし関係ない行事になってしまったからです!!
今朝珍しいことがありました。 それは義父から私にLINEが届いたのです(@_@)
内容は 「山茶花が咲いています 会の荷物もあり」の2行と庭の山茶花の写真と階段踊り場の荷物の写真でした。
今まで荷物がきたり用事がある時はいつもさえパパの方に連絡があったので 私のところへLINEが来たのは初めてのことでした!?
この淡い白の山茶花は私がさえりんガーデンを作ったときに花壇の隅に植えたものです。
今年の夏に家を出て行くことを決めた時、花壇の花は全部片づけました。草も取って綺麗さっぱりして引っ越ししてきました。ところがこの山茶花だけはそのまま残してきたのです。後ろの草むらはまた生えてきた草です。あとプランターに植えてあった百日紅と薔薇数本そのままにしてきました。もし義父が気に入らなければ伐って捨ててもらっても構わないと覚悟して残しました。義父は私が花壇に花を植えることに怒りを露わにしていたので気に入らなかったんだと思います。
でもこうして「山茶花が咲いた」と写真を送って来てくれた義父は、もしかしたら私が思うほど怒っていなかったのかな??私のことを「明るい疫病神」だと言っていた義父に私はもしかしたらそれほど嫌われていなかったのかな??と不思議な気分でした。それとも私たちが一緒に住んでいた頃は嫁は騒がしくてウザイ存在だったのに、いなくなったら少し寂しくなったのかな??義父も少し変わったのでしょうか??
私は「お義父さんありがとうございます。明日荷物は取りに伺います。山茶花も見ます。今日は珍しく次女がうちに泊まりました」と次女が和室でまだ寝ている写真を付けて返信しました。未だ既読はつきませんが(^-^;
この夏思い切って主人と一緒に家を飛び出して賃貸マンションへ引っ越してきたことが本当はどうだったのかわかりませんが、 私はこれで良かったと思いました!!煮詰まった家族の関係が、少し離れたからこそ見える景色もあると思うから。
今の生活はさえりんもこれで良かったと思ってくれるかな??家族が大好きでママとおじいちゃんたちが仲良くすることを何より望んでいたさえりんだから。
(さえりん1歳1カ月 公園の滑り台が楽しくなった(^.^))
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