さえ@と のんびり生活

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キルトライン

キルトラインとはその名のとおり、糸で作り出していく針目のことです。 ハワイアンキルトのキルトラインは大きく3つに分けられます。

  1. モチーフの中のキルト(何と言うのでしょう?)
  2. 落としキルト
  3. エコーキルト

各キルトラインを説明する前に、まずキルトラインの基本ですが、大事なのは次の点です。

  • 針目はそろえます。細かく縫えない方は、全部大きくてもいいので、そろえます。小さいものや大きいものがあるとあまりキレイに見えません。
  • 針目、そして目と目の間は同程度の長さとします。2,3mmが適当でしょう。
  • キルトラインとキルトラインの幅はほぼ一定。人差し指より太く、薬指より細くと言われています(指間違ってるかも)。ただし、この幅はつくるものによって異なります。20cmくらいの小物であれば、10mm程度、50cm程度のクッションまでは12mm程度、1mを超える作品では15mm程度にします。

以上の点を踏まえて、下の画像を見ながら、各ラインについて説明していきます。ふざけた落書きのようになってしまいましたが、マウスで線を書くのは難しいので...ご了承ください。キルトライン

まず 1. モチーフの中のキルト、です。私はこのキルティングを一番先にやります。ここがキルターの腕の見せ所というか、創造力を発揮するところです。
クラッシクなキルトラインとしてはモチーフ布から等間隔のところをちくちくやる方法があります。左上の葉の感じです。もしくは実際の植物のような模様にする(右上や右下の葉)方法もよくとられます。最近の流行はこちらかもしれません。
実も何種類か代表的なラインを書いて見ました。
ポイントはどのラインでもいいのですが、葉、実それぞれ一つのラインを選んだら、4つとも同じラインにする。ということです。一つの植物から4種類も実ができてはおかしいですので。
そして自然の植物は完全に同じ実などありませんので、多少左右が違ってもご愛嬌。気にしないことです。

2.落としキルトですが、お教室によってはここを一番最初にやるところもあるそうです。ただ、個人的には真ん中の模様があまりにもぷっくりとなってしまうので、1からやったほうがいいのでは...と思いますが、人それぞれです。
基本はモチーフのすぐ外側を地道にモチーフに沿って縫います。あまり目立たないのですが、このキルトが一本入ることによってモチーフがぐっと浮き上がってくるので、私は好きです。しかも機械的にできるので...失敗しても目立ちにくいので、最初はここからやってしまう、という手も確かにありますね。でもその分、モチーフ部分のキルトがやりにくくなりますので、ご注意ください。
モチーフのすぐ外側ではなく、2mmほど外側。と教えるお教室もあるようです。

3.エコーキルトはハワイアンキルト最大の特徴です。波が広がっていくように模様を中心に同じ幅で外に広げていきます。お道具編にある、定規はこのときに便利です。あまり何も考えずどんどん外にすすめていけばいいのですが、ポイントが一つ。
波が広がるように...なので、葉っぱの先の部分などはラインが丸くなります。葉っぱと同じように尖ったりしないので注意です。実際、モチーフから等間隔の点を結んでいくと丸くなりますよね~。と、これが本来のハワイアンキルトらしいのですが、これまたお教室によっては尖っているのでどっちでもいいんじゃないかと思います。
私はやはり角のない、自然っぽい方がハワイアンキルトぽいなと思うのでいつも丸いです。ちなみに凹んでる部分は尖ってもいいんです~

以上、ハワイアンキルトの3つのキルトラインについての説明でした。


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