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勝手に最遊記Ⅱ
Separation―8
「どうかしましたか?他に痛いところは・・。」心配そうに覗き込む翡翠の瞳に笑みを返し、
「火傷以外、ケガなんてしてないってば。ただ・・・。」「ただ?」息を一つ吐き、
「あの人・・あたしを乗っ取った人の記憶が・・見えて。」顔を曇らせた。
――――――桃花を乗っ取ろうとした女。精神が一瞬とはいえ、融合した瞬間。
桃花の記憶が女に雪崩れ込んだように、女の記憶もまた。 桃花の記憶に残ったのだ。
「あの女の正体。判ったってコト?」悟浄が怪訝そうに伺う。
「うー・・ん。全部までは判らないんだけど・・。白衣を着た男の人が見えた。」
“白衣の男”・・・ピクッと三蔵の眉が上がる。それは悟浄や八戒も同じで。緊張が三蔵らを包む。
禁断の汚呪に絡んで“博士”と名乗る男が居る・・・博士。白衣を着ていてもおかしくはない。
「他には?他には何か判らねぇのか?」「・・・うん。それ、だけ。」三蔵からの視線を避けるように俯き、
「・・・・・・もう、帰ろうよ。」いつもより、覇気のない声で桃花が訴えた。
「桃花?ホントに大丈夫か!?なんならオンブしてやろうか?」言うが早いが桃花を抱え上げた。
「ぎゃっ!イイって!悟空ちゃんっ!」自分より小柄な悟空に抱え上げられるのは、恥ずかしいより・・・恐ろしい。
「バーカ!俺みてーな大きなヤツが抱えた方が、桃花も楽なんだって・・ホラ!代われって。」悟浄が手を伸ばしたが、
「ソレは悟浄・・・・止めておいた方が、身の為だと思いますよ?」(黒く)微笑まれて引っ込めた。
「悟浄君だろーが悟空ちゃんだろーが・・・イイって!!歩けるっ!!降ろしてよ~っ!!」
「じゃあ僕が抱えましょうかv」「違っ!!」・・・結局、からかって遊んでる?
『でも。』
「じゃあさ。交代で抱えよーゼv」「エロ河童に抱えさせられねーって!」「・・ですから、僕が。」
『でも、ね。』
「オラオラ!桃花の足が着いちまうじゃねーか!」「バッ・・止めろって!危ねってば!」「ぎゃあっ!怖っ・・!!」
「・・・っ!煩せぇっ!!てめぇらああっ!!」【ガウンガウンガウンガウンッ】
「「きゃあぁぁっ!!」」「うわーんっ!あたしは悪くないーっ!!」「おやおや。短気ですねぇ。」
『・・・・・・・・・とっても、幸せ。 だったよ。』
いつもの喧噪に紛れて、心で呟いた。
「僕は正直・・・・腰が抜けましたよ。」お茶を淹れながら、八戒が苦笑した。
――――――妖怪達も全て倒したのだ。
桂林に報告した後、村に一軒しかない宿屋へと泊まる事になった。無論、宿泊費は只である。
「あはは・・。ゴメンね、八戒ちゃん。」お茶を受け取りながら、「終わり良ければ全て良し。って言うしさ。」ニコッと笑って見上げた。
「しっかし・・・シケてんなぁ。村を救ったって言うのに、宿代だけかよ。」悟浄が不満を口に出したが、
「なーに言ってんのよ。この村の僅かな食料や酒類の殆どを・・悟空ちゃんと飲み食いしたクセに!」ギロッと睨まれて口を噤んだ。
「そーだよな!美味かったな!!」・・・・少々、見当違いな感想を漏らした悟空に、【スッパアァンッ】ハリセンが落とされた。
「このバカ猿っ!!反省しろっ!」三蔵にしてみれば、そのお陰で余計な労力を使わされたのである。
そこへ、まーまーと八戒が間に入り・・・いつもの光景が賑やかだ。
「・・で、部屋割りなんですけどね。」二人部屋が2つに、一人部屋が1つ。「なんか問題あるワケ?」悟浄が不思議そうに聞く。
当然、いつものように桃花が一人部屋で・・・自分達が別れるだけなのだが。
「ええ。一人部屋ですけど、宿の出入り口に近くて・・・。」チラッと桃花に視線を送る。
女性なのだから部屋数が足りない時は別として、やはり、自分達(男性)と同室と言うのは好ましくない。
しかし、出入り口に近いというのは・・・・刺客が襲ってくるかも知れないのだ。安心出来ない。
特に、あの後だけに――――――――尚更だ。
「あたしはね、悟空ちゃんと一緒が良いなv」ねっ?と悟空の顔を覗き込む。「んっ?イイけど・・。」悟空が他の面々を眺める。
「悟空とですか?」八戒がちょっと首を傾げる。悟浄なら(別の意味で)同じ部屋にするなど考えられない。
悟空はその点でも問題ないのだが、眠り込んでしまうと妖怪の気配等には疎い。此処は自分か、三蔵と同室にさせたいのだ。
「イイでしょ?一人部屋に三蔵が入ればさ、刺客が来てもすぐ判るし!」・・つまり。三蔵を妖怪探知機にしようと・・。
「てめっ・・!」三蔵がハリセンを取り出そうとしたが、「一人部屋の方が落ち着くでしょ?」そう言われて、黙り込んだ。
「んじゃ。そーゆーコトで。」バラバラと。悟空・桃花・三蔵が荷物を持って部屋を出て行く。
残った悟浄と八戒は荷物を解きにかかった。
「・・・俺さぁ。」
ベッドに腰掛け、背を向けていた悟浄が小さく呟いた。
「悟浄?」
「マジ、びびった。」
表情(かお)を伺う事は出来ないが、ハイライトを持つ指が微かに震えている。
「びびった・・って。」そう言って赤い髪を掻き上げる。情けねぇ・・小さい声が聞き取れた。
桃花が、自分のこめかみを銃で撃った時――――――――・・・一瞬、足下が揺らぐような錯覚を覚えたのだ。
「僕も・・・同じですよ、悟浄。」自嘲気味な八戒の声に、悟浄が振り向いた。「八戒?」
「マジ、びびりました。」苦い微笑みを浮かべ、「・・・もっともっと、強くならないと駄目ですねぇ。」悟空だけでなく、自分達も。
―――――――大事なモノを目の前で失うのは、二度とご免です。 その呟きは、夕闇に溶けていった。
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