プロ野球巨人軍の木村拓也コーチが亡くなられました。
ノックをしている途中に、突然倒れられた映像は、
本当に衝撃的でした。
病名が「くも膜下出血」
と聞いて、あぁ、やっぱり。
と納得しました。
あんなにバタンと倒れる姿は、まさにくも膜下では?と思いました。
実は、ちょうど一年前の4月24日。
母が突然、くも膜下出血で倒れました。
その一瞬前まではなんともなかったのに、
突然、頭が割れそうな痛みに襲われたそうです。
幸い、私達に知らせてくれる余力が残っており、
救急車を呼ぶことができました。
手術が成功し、その後の経過も良くて
幸いなことに後遺症も残らずにすみました。
長岡市の近くの救急病院は満床でしたが、
結果的に良い先生に出会え、タイミングよく手術も間にあって、
ラッキーが重なりました。
先生曰く、3割は発症とともに、すぐに亡くなる。
3割は後遺症もなく助かる。
残りの方は、後遺症が残る確率がある。
・・・ということでした。
もう一つ先生曰く、母の場合、 原因である動脈瘤は、
生まれつき持っていたらしいと言うことでした。
実際、母の妹は30代後半でくも膜下になっていて、
一ヶ月ほど意識のない状態が続いたそうです。
(今は何もなく元気なんですよ)
そうです。
この病気。
遺伝的要素が、とても大きい病気だそうなのです。
その後、子供である店主と義妹は、すぐに脳検査を受けました。
親がくも膜下出血を起こした人は、検査が保険適用になるそうですね。
母も、もしかして早くに脳ドックを受けていれば、
持っていた動脈瘤をわかって、治療ができたのかもしれません。
実際、あの後に、もう一つ見つかった動脈瘤に、
クリップを留めるという予備治療をしました。
動脈瘤を根元で留めることで、出血を予防すると言う方法です。
(他にもいろいろやり方はあります)
これで出血の心配は、まずないよ、と言われました。
皆さんも、会社や自治体で受けられるチャンスがあるのならば、
ぜひ脳ドックを受けてみられることを、おススメします。
私は、今年初めて脳ドックを受けてみるつもりです。
改めて、木村拓也さんの御冥福をお祈りいたします。
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