血液検査


ちょっとでもそのホルモンのバランスが崩れると、いろいろな障害が出ちゃうんですね。
今まで「まさかね」って感じでしたが、こうして実際の「値」を見ると、現実見なきゃという気持ちです。

卵胞刺激ホルモン FSH

桜の値=4.73
卵巣に働いて原始卵胞細胞を成熟した卵胞(卵)に育て上げる。この分泌量が少ないと卵巣が上手く働かず、生理が来なくなることも。下垂体から分泌。

黄体形成ホルモン LH

桜の値=8.07
FSHと共同作業で、卵を育てる。排卵直前にはたくさんの量が分泌され、排卵を促す「LHサージ」が起きるので排卵時期の予測に役立つ。排卵後は、残った卵胞を黄体に変え、維持し、そこからプロゲステロン、エストロゲンを出させる。

プロラクチン

桜の値=17.5
下垂体から分泌される乳汁産生ホルモン。プロラクチンが出すぎると、卵が育たない「排卵障害」の原因になる。
まれに、下垂体腫瘍などの疾患が隠れてる場合も。

エストロゲン

桜の値=47.8
卵巣から分泌されるホルモンで、子宮内膜を厚くし、子宮頸管の粘液を増やして精子の通りを良くする。
卵の成熟とともに増えるが、一定量に達すると、卵の成熟が十分という指令が脳にいき、FSHの分泌が抑えられ、LHがたくさんでる。
また、排卵後の黄体からも分泌され、プロゲステロンと共同で受精卵の着床を助け、妊娠を維持する。

プロゲステロン

桜の値=0.3
排卵後、黄体になった抜け殻の卵胞から分泌されるホルモンで、体温を高く保つ。
このホルモンは、子宮内膜を整え、受精卵が着床しやすいように準備する。受精卵の着床後は妊娠を維持すつための働きもする。

この他、「抗核抗体」なんかも調べました。
これも「弱陽性」が出ました。
検査方法によって、また「時期」によって違うので、あえてそれぞれの「正常値」は載せません。

先生から言われたことは
1 プロラクチンの値が高い。でも、腫瘍マーカーが心配ないので、下垂体腫瘍ではない。
2 FSHとLHの値が逆転している。
3 「抗核抗体」等に関しては、将来膠原病になることがあったら「若いころそんなこと言われました。」程度なので、心配ない。

そんなこんなで、現在「クロミッド」(排卵誘発剤)「テルロン」(プロラクチンの分泌抑制剤)内服中です。




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