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ニラ、ニンニク、七味唐辛子の効能
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ニラの臭いの硫化アリルは、切ってから30分ほど置いて調理した方が、
効果が高まります。ニラ料理を作る一番最初に切っておいて、最期の
方で調理します。
『ニンニク』 ニンニクはユリ科の多年草で、古代エジプトの時代からスタミナ源として食された健康野菜である。ニンニクの匂いのもとであるアリシンはビタミンB1やB6と結合して種々の効能を発揮し、疲労回復、強壮、風邪予防や冷え性、筋肉痛、心臓病、脳卒中、糖尿病の予防など広範囲に効果がある。また、アリシンは強力な殺菌作用があり、赤痢菌、チフス菌、コレラ菌などを殺す力があり、寄生虫駆除にも効果がある。食べ過ぎると赤血球を壊して貧血になったり、消化器官の粘膜を侵し、潰瘍を起こすことがある。
『七味唐辛子』
七味唐辛子に配合されている九種類の薬味の中には実際に漢方薬として使われていたり、食品として重要な栄養特性を持っていたり、健康を維持する上で大切な機能性成分を含んでいるものもあります。九種類の薬味を薬や栄養学的な側面から一つ一つ説明していきます。
『赤唐辛子』
ナス科。トウガラシは胃痛、消化不良、水腫、歯痛、痛風、リウマチなどさまざまな病気の治療に用いられてきた。風邪や扁桃腺炎にも良いといわれ、うがい薬にも含まれていた。ビタミンA前駆体であるカロチノイド類やビタミンC を多く含有しているので栄養学的にも重要。辛味成分はカプサイシンであり、アドレナリン分泌促進作用があるため新陳代謝を上げ、血液中の中性脂肪値を低下さる。近年、カプサイシンが発がん性物質に対し科学的予防効果があることが分かってきているため注目されている。
『山椒』
ミカン科。実は辛味、葉は香り、風味豊かな香辛料。大昔から薬として重宝されていた。山椒の辛味成分はサンショールといい、唐辛子や胡椒の辛味成分と同じ種類。青山椒の実を噛むとただ辛いだけではなく舌がピリピリと痺れるが、これはサンショールに麻痺(局所麻酔)作用があるため。中国漢方では、この成分が胃腸を刺激し、機能を亢進させるため様々な処方薬に使われてきた。すがすがしい香りの成分はシトラネロール。漢方処方薬でもあり、よく鎮痛鎮痙薬、駆虫薬とみなされる処方に配合されている。
『胡麻』
ゴマ科のゴマ。ゴマには酸化を抑制し、老化を防ぐビタミン E や、動脈硬化を防ぐリノール酸、オレイン酸などの不飽和脂肪酸が多く含まれ、血中脂質を調整する効果が高いことが知られている。さらに、ゴマ特有の抗酸化物質でゴマリグナンの1つ、セサミノールが人体にとって極めて毒性の高い過酸化脂質を除去して、不飽和脂肪酸の働きをサポートすると共に細胞の老化や癌化を防いでくれる。また、ゴマにはカルシウム、マグネシウム、鉄などが含まれており、骨粗しょう症の予防にも良いとされている。薬用に用いられるのは黒ゴマで、滋養強壮、解毒薬として用いられる。中国最古の医薬書『神農本草経』にも黒ゴマを不老長寿の "君薬" として「生命の源である」と賞賛している。
『芥子(けし)の実』
タンパク質の他、カルシウム(100 g 中 1700 mg)などのミネラルも豊富。古く漢方で、止瀉薬の効能が伝えられている。
『麻の実』
クワ科の大麻の種子。スパイスとして食欲増進の他、古代中国では強壮など薬用としても利用されていた。たんぱく質が多く100g 中30g 弱と、ごまの約 1.5 倍。脂質も100g 中28g 弱と多め。亜鉛が含まれ、成長障害や皮膚炎予防に効果的。
『陳皮』
ミカン科のウンシュウミカンの成熟した果実の皮のことで、古い皮ほど効能が高く、10~15年ものの陳皮は朝鮮人参より高価とされている。「陳皮」の「陳」は「老いた」とか「古い」と言う意味。主成分は精油(リモネンを主成分とする)、フラボノイド配糖体、ペクチンなど。主として漢方処方薬で、健胃消化薬、鎮咳去痰薬とみなされている処方、及びその他の処方に比較的高頻度で配合される。
『生姜』
古くから薬として重用されてきた。干した生姜は鎮痛、鎮咳、解熱作用が強く、その効果は生のそれより数倍も高いため、現在も漢方では風邪薬に生姜がよく配合されている。また風邪の民間療法として、熱湯に生姜と砂糖を加えた生姜湯や生姜酒などがよく利用されている。一方、体を温める働きのある生姜は色々な薬膳料理に利用され、体力の弱った体にとてもよさそう。いずれにしても生姜は夏には食欲増進に、冬には解熱、鎮痛に、美味しくて体に良い辛味として、日本人の食卓に欠かせない香辛料の一つ。
乾生姜及び生姜の名称で漢方処方薬とされ、かぜ薬、健胃消化薬、鎮吐薬、鎮痙薬とみなされる処方及びその他の処方に高頻度で配合されている。
『青紫蘇』
シソ科の一年草でその葉を薬用、食用として利用。精油成分はシソ油で、シソアルデヒド(ペリルアルデヒド)55%のほか、リモネン、ピネンなどが含まれている。シソには殺菌、防腐作用があり、昔から着色や香り付けもかねて梅干しに利用されている。その他咳や痰止め、発汗、健胃、整腸、食欲増進など、幅広い効果を有しているため、葉(蘇葉)、種子(紫蘇子)、茎など全体が漢方でさまざまに利用されている。漢方処方用薬としては、鎮咳去痰薬、かぜ薬とみなされる処方、その他の処方に少数例配合されます。配合剤(胃腸薬)に芳香健胃薬として配合することがある。
『青海苔』
のりは海草類の中でもきわだってカロチンが多く(2 g 中に 440 mg)、干しのり1枚(2 g)でピーマン2個にほぼ匹敵する量のカロチンが含まれている。その他にもビタミンB1、B2、C、ナイアシンも含まれ、食物繊維に富む。カルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅なども生体に重要な金属も含まれるため、食品として重要な栄養特性を持っている。毎日食べると、細胞の老化が抑制されて免疫力も強化されて老化予防に大きな効果を発揮。
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