sakura流間違いのない建築業者の探し方 | 仕事と家庭を持つ女性として

sakura流　間違いのない建築業者の探し方

ですので、中から見た建築業者の事を書きつつ、４年前に自分でも経験をしたマイホーム建築時の様子を交えながら書いていきたいと思います。

▲　住宅展示場だけではなく、施工中の工事現場も良く見せて貰おう。

最近は、どこでも住宅展示場が並び、大手の住宅販売会社（建築業者）の住宅を見ることが出来ます。見た目は、きれいなデザインで仕上がっていて、設備が整ったハイテク物件が軒を並べています。きれいに仕上がっている出来上がりの状態を見ても、重要な内側の工事状態が良く分からないですよね。常にきれいに掃除をしつつ工事を進めているところは○ではないでしょうか。工事の監理が行き届いているということです。大きな声では言えませんが、縁の下に工事中のゴミを押し込まれることもありますので。

▲　過去に施工された住宅も見せて貰おう。

建築されて、１０年程経過した物件を見せてもらえるのが理想です。
理由は、やはり１０年経過した物件はリフォームも視野に入れていく時期になります。そんなときに、どのような状態になっているかを自分の目で確かめてください。物件の外装はどんな風になっているか、セールスマンが自信を持って過去に手がけた物件を見せてくれるかなど、着目をしたいところはたくさんあります。また、住宅にも流行の外装が有るわけですが、流行を追いすぎている建築業者の物件は、１０年１昔前の経過すると思った以上に古くさく感じる事が多いのです。一生に一度の大きな買い物をする建て主への配慮が分かります。流行を追っていく業者は、その時期の売上だけを目標にしている為に、その後の見た目が変化をしていく事を配慮していないと私は考えます。電車の窓から、住宅街を見てみてください。時代毎の風景が住宅街にも見受けられると思います。流行を追っていない物件は、何年たっても風格がある家に仕上がっていると思いますよ。

▲　大手の建築業者だけではなく、近所の小さな工務店にも目を向けてみよう。

住宅展示場も構えられない、小さな工務店にも目を向けてください。近所でも評判の建築業者はたくさんあるはず。こんな中小企業には辛い時代なので、この時代を乗り越えて今に生き残っている工務店には、実績と信頼があるから生き残れているのです。バブル全盛期に阿漕な商売をやっていた土地転がし同然の建売業者やサービス・技術のない工務店は軒並み消えていって居ますので、生き残っている工務店は、サービスや技術に勝っているところが多いわけです。近所の評判を良く聞いてください。たとえば、クレームをつけることがあるとすれば、大手はうまく逃げられてしまうことが多いのです。確かに、工事中のチェックが厳しい大手の住宅販売会社もありますが、おおよその業者は下地がうまく仕上がっていなくても、内装工事でうまくごまかしていることが多いわけです。監理が行き届くこともなく、工期だけに追われている業者が少なくありません。ですので、クレームも多いわけですが、そのクレーム毎にいちいち構っていられないし経費も掛けられないので、うまく逃げられてしまうのです。その反対に小さな工務店は、小さなクレームでも信用を大きく崩してしまうという大きなリスクを負うという懸念を持つために、すごく敏感に反応をします。自分の身を守る為なのですが、クレームには丁寧に対処をしてくれるところが多いようです。工務店でも１級建築士を抱えているところもありますし、経験から住宅ローンの相談に乗ってくれるところも少なくありません。また、リフォームを考え始めたとしても、施工した職人が現役で有れば同じ職人さんが来てくれるので、信頼関係の上からも安心感をもてると思います。

▲　ハイテク設備を進める業者は単価が高い
皆さんもご存知かもしれませんが、ハイテク設備を導入してしまうと、やはり単価が高くなります。私の場合、ほとんどハイテク設備を建築時には入れませんでした。なぜなら、単価が高くなるからです。もうけを設備面で考える業者は少なくありません。これは、売り上げを伸ばすための攻略で、建て主に優しい事ではありません。人により考え方や好みがあると思いますが、私が考える無駄な設備を書き連ねたいと思います。

　○　　システムキッチン内の食器洗い乾燥機やオーブンレンジなど
システムキッチンと言えば、主婦のあこがれです。収納スペースの確保や、ハイテク設備が整った、すばらしい環境で炊事が出来ると思われがちですし、まさしく、その通りだと思います。しかし、それらの機器が故障した場合を考えてください。例えば食器洗い乾燥機でいえば、大手量販電機店では、５人家族分の食器洗い乾燥機が５～８万円くらいで購入ができ、そのうえ取付費用などは、自分で工事をすればタダになるわけですが、システムキッチンの中の食器洗い乾燥機は、物を購入することはもちろんですが、同じサイズのシステムキッチンに合わせた機械を購入するため選択の種類は少なく、そのうえ工事費は結構掛かることになります。自分で工事が出来ないのでやはり業者に頼まないといけないので、その後の大きなコストが掛かることを認識してください。

ポイント：キッチンは、システムキッチンにしても設備は収納場所を確保をして別に備え付けましょう。

　○　　天井内はめ込み式エアコン
これも、食器洗い乾燥機と同様に、はめ込み式のエアコンは故障の時にコストが掛かります。同じサイズがなくなってしまうと、大工さんの工事も居るため大がかりな工事が必要となりコストも莫大に掛かります。これも、認識をしましょう。

ポイント：エアコン等の電化製品は、量販店で買うのが一番安い。

マイホーム作りの良きパートナーは、建築業者ではありません。こんな事を言ってしまうのはどうかと考えましたが、利益も追求しなければいけない業者は、やはり建て主よりも自分の事業を最優先に考えます。良きパートナーは家族です。ローンを抱える事になるわけですが、家族の理解と協力がないと現実問題、ローンの返済は大変な事です。良く、家族で話し合い、一番信頼が出来ると思えた業者を選びましょう。

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