おかみさんもオフクロも尊称だった?


言葉には、使われているうちに次第に価値が下落するという、不思議な性質があります。

たとえば「おかみさん」がそれ。元来は「お上さん」で、たいへんな尊称だったものが、今では、むしろ相手に対して失礼になる感じから、使われることも少なくなりました。

オフクロ(御袋)も同じで、鎌倉から室町時代にかけては、ごく身分の高い人の母親だけをさす言葉だったのが、江戸時代になると母親の単なる敬称になり、さらに敬称の意味もなくなったものです。

このオフクロという言葉は、母親が家政を握り、金銭や衣類、道具などをすべて袋に入れて、その締めくくりをするところから生まれた言葉だといわれます。


参考資料:在宅ビジネス研究会より抜粋




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