節度ある飲食こそ基本

~節度ある飲食こそ基本~

人の身は天地から『元気』を受けて生まれてくるけれども
飲食によって養っていかなければ、命を保ってはいけません。

『元気』は生命の根本であり、飲食は生命の養いなのです。

しかしながら、飲食は人の大欲であり、口腹の好むところです。
好むからといって、勝手気ままに取れば、節度を越え、
必ず胃腸を痛め、もろもろの病を生じ、命を失うことになるのです。

飲食する時は、よく考え、我慢し、控えめにすべきです。
自分の好みのうまいものがあれば、まず心を戒め、
節度を越えないように注意し、気の向くままに食べてはなりません。

欲が多いのは人の生まれつきなのですから、
控えすぎると思うくらいがちょうど良いのです。

意思の力を用いなければ、欲に克つのは難しいことです。
欲に克つには、『強い意思』が必要なのです。



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