老人は心穏やかに

~老人は心穏やかに~

老人の保養は、つねに“元気”を惜しんで
減らさないことです。

息遣いを静かにし、荒くしてはなりません。
話し方をゆっくりとし、早くしてはなりません。
言葉を少なくし、起居、歩行も静かにしなさい。
言葉荒く、早口、声高に、声を張り上げてはなりません。

怒ったり、憂えたり、人の過去のまちがいをとがめたり
してはなりません。
自分のまちがいを何度も繰り返し悔いてはなりません。
他人の、無礼でわがままな行いに、
怒ったり恨んだりしてはなりません。

これらはみな、老人の養生の道なのです。
また、老人の道徳に適った(かなった)慎みなのです。


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