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2004年03月03日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
あきらめない男。
私は腕組みをしながらその男と対峙していた。強烈なエネルギーがつたわってくる。しかしそれは行き場のないエネルギーなのだ。8か月前離婚した男のはなしだ。
奥さんと別れた後も、彼の中では、妻との物語が進行している。思い出は美しすぎてではないが、かれは、現実に切り替えられぬまま8ヶ月を過ごしてきた。まさに男の持っている純な属性だろう。女性から見れば、いつまでもはっきりしないで過去を引きずりまさにストーカー的な要素を十二分に含んだ女々しい男と映るだろう。
しかし男は浮気者でいつも女性が泣かされているというのはドラマや小説が作り上げたきわめて一面的な男の側面でしかない。

以前主婦が高校生の男の子と軽い遊びのつもりで関係を結んだ。女性はそれだけで終わりだと思った。しかしかれは、何処までも彼女を追ってきた。彼が若かったからではない男の持っている純な部分が最大限に出てしまいかれにとっては、まさに運命の人になってしまったのだ。
女たちよ、男が浮気者であきぽく適当に遊べると思うな、その結果は悲劇となるのだ。高校生は最後思い余って、この主婦を刺殺している。この主婦には、子供も夫もいた。

今目の前にいる男の元妻との物語を静かに終わらせなければならない。彼は復縁して再度やり直せると考えているようだが話の感じでは無理だ。

男と女の関係がうまく行っていればきっとこの男、いいパパになっていたかもしれない。いったいどんな行き違いがあったのだろうか・・・・。
男と女当事者にしかわからない事情もある。いま心が集中している彼に何をいっても無理かもしれない。大事そうに定期入れから家族で写ったしやしんを私に見せてくれた。

彼は、少年のような笑顔を見せた。私は当惑したように彼の笑顔を見つめていた。





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最終更新日  2004年03月03日 19時46分13秒
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