精油は植物の成分が凝縮されているため、直接肌につけるには刺激が強すぎます。
肌に使う時は、キャリアオイルや水で希釈して使います。ただし、ラベンダーだけは原液のまま肌に
つけることが可能です。
フランスなどの医療機関では、医師の管理下で内服をすすめている場合がありますが、
あくまで専門的な指導のもとでおこなわれていること。独自の判断では、決して飲んではいけません。
もし誤って飲んだときは、すぐに大量の水で口をすすいで精油を吐き出し、病院に行きましょう。
目に入ってしまった時も同様です。
精油をマッサージやスキンケアに使う場合は、かならず希釈して使います。
例えば顔用のマッサージオイルをつくる場合、精油の希釈率は、成人の場合1%以下が原則です。
5mlのキャリアオイルに対して精油1適(0.05ml)となります。体用のマッサージオイルなら、2%が目安です。
敏感肌の人は、もっと低い希釈率にした方が安全です。
ブレンドしたマッサージオイルを使用する前には、腕の内側に適量塗ってパッチテストをおこないます。
24~48時間ほど放置し、肌が赤くなる、かゆくなるなどの異常が出たら、その精油の使用を中止します。
敏感肌の人はキャリアオイルのみのパッチテストもおこなったほうが安心です。
妊娠中や高血圧の人、てんかんの人の精油の使用は、とくに注意が必要です。
また、肌の弱い人はかならずパッチテストをおこないましょう。かんきつ系の精油で光毒性があるもの
(紫外線の刺激でアレルギーを起こす)にも注意します。
マッサージをおこなう時は、する人される人の両方に注意を払うことを忘れずに。家族と共同のお風呂での
アロマバスは、家族の体調にも気をつけましょうね。
基本的に1歳以下の赤ちゃんへの精油の使用は控えます。子供には芳香浴などで
アロマテラピーを楽しめますが、香りは控えめに。アロマバスやマッサージなどでは、使う精油の種類や希釈率
(基本的に1%以下)に充分注意し、パッチテストで安全を確かめてから使用します。
アロマテラピーは体や心の不調を和らげて自然治癒力を高め、健康な体づくりに役立ちます。
しかし、アロマテラピーで病気を治そうという考えはとても危険。不調が続いたり、病気と感じたら
病院に行き、医師の診断を仰ぎましょう。
精油は光や熱、空気、湿気などの影響を受けやすく、成分が変化してしまいます。
使用後は、すぐにキャップをしっかりと閉め、バスルームなどに置かないようにします。
また、子供やペットの手の届かない所で保管するようにしましょう。
ブレンドしたマッサージオイルも同様です。高温多湿になる夏は、精油を冷蔵庫に入れてもOK。
保管用の専用の箱やバックも販売されています。
精油は引火する可能性があります。台所での使用には充分注意し、火を使うオイルウォーマー
も正しい方法で使用しましょう。
パッケージに表示されている場合は、保存期間を確認して使用します。
通常かんきつ系の精油は1年未満、そのほかの精油は2~3年もちますが、開封したらなるべつ早く使い
きるようにしましょう。

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