バンクーバー発、オンライン イメージ英文法セミナー!

11月は「if節構文」のリセット。現代英語には仮定法過去(完了)はありません。「現実世界」と「想像世界」の2つで考える思考回路作り!
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仮定法の文はどっち?
1) If we played tennis, I would win.
2) If I were you, I would quit the job.
3) God bless you!
答:2) と 3)
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「失業したら、どうしますか?」という意味の文はどっち?
1) If you lose your job, what will you do?
2) If you lost your job, what would you do?
答:どちらも正解
学校英語では 1) を直説法の文、2) を仮定法の文と呼びますが、この「法」って一体なんなの?
こんな風に思ったことはありませんか?
英語では直説法を Indicative mood、仮定法を Subjunctive mood と言います。
「法」は英語では mood のことを指します。
では、この mood とはなにか?
mood は「心的態度」と辞書などでは出てきますが、簡単に言うと「話し手が可能性を心の中でどう描くか」ということです。
問題文を使って、もう少し具体的に説明しましょう。
問題文はどちらも和訳すると「失業したら、どうしますか?」という似通ったものになりますが、問題文の 1) と 2) では、話し手が「失業の可能性」を心の中でどう描いているのかが異なるのです。
最初の文では lose
(現在形)を使っているので、話し手の頭の中は「現実世界」を表しています。つまり「失業の可能性がある」ことを伝えています。
例えば、会社の業績が悪化して最近リストラが始まったという事実が存在する。こんな状況が実際に存在するならば、失業は現実世界の事柄となり、失業になる可能性があるという前提で話しているのです。
それに対して、2番目の文では lost
(過去形)を借用しています。これは話し手の頭の中が「想像世界」を表しているからです。つまり、「失業することはないと思うけど、失業したら」という話し手の想像上の発言です。したがって、実際には、失業する可能性は高くないという前提で話しているのです。
このように、最初の文の話し手は「失業の可能性」が実際にあると心の中で描き、2文目の話し手は「失業の可能性」が実際には高くないと心の中で描くのです。
これが、「法」の正体です。
この心の中の描き方を英語では「現在形」や「過去形」を使って表すのです。
前回のブログで述べたように、直説法、仮定法という文法用語が if 構文を難解にさせているのではないでしょうか。
もっとシンプルに現実世界の条件、想像世界の条件ととらえればよいのです。
現実世界の条件:
1) If you lose your job, what will you do?
この文では失業の可能性は現実的な事柄。つまり、実際に「失業したらどうする?」という心の描き方で、
2) If you lost your job, what would you do?
この文では失業の可能性は想像上の事柄。つまり、実際には失業することはないと思うけど、「失業したらどうする?」という心の描き方なのです。
「直説法」「仮定法」という文法用語を使わずに、ちょっと異なる角度から if 構文を学ぶのも一つの手です。
11月のオンライン イメージ英文法セミナーでは「if 構文」の思考回路を構築します。
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