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samsam7727

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samsam7727 @ Re:おきばりやす^^*/(10/15) べんてん2951さん >順調そうで何よりで…
べんてん2951 @ おきばりやす^^*/ 順調そうで何よりですね。 次は年末か年…
samsam7727 @ Re:フッフッフ^^(07/25) べんてん2951さん >>いっそのこと、二…

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カテゴリ: カテゴリ未分類
連休最終日である月曜日、家族および義母を連れて、近所を散策。

某明治の文豪の旧邸を記念館としたものに入館した。

私が住む市は、明治の文豪にゆかりのものがたくさんある。某寺には、誰でも知っている文豪二名の墓がある。その一名の言葉が記された石碑もある。別の場所には某文豪の自殺現場---とはいっても遺体が発見されたのは別の場所だが---もある。今回行った記念館もある。行きつけの寿司屋は、某文豪の行きつけの寿司屋だったそうで、その文豪と先代の大将が一緒に写った写真が飾られている。その隣には、文学には関係がないが、「画伯」と呼ばれたほどの有名な画家と、これも先代の大将が一緒の写真に写っている。その他、当地ゆかりの作家は枚挙に暇がない。

実名を挙げてはいないが、文学少年、文学少女であれば、こう聞いただけで、ピンと来る地である。

月曜日に行った某作家の記念館は元々はその作家が住んでいた洋館であり、それを後に転居する際にその作家が市に寄付したもの。暖炉が三つある。

部屋ごとに、文豪が愛用した品々や、作品が紹介されており、作品の一部、おそらく2、3ページが記載されいている。

子供たちは部屋を見るだけで外に出てしまい、広い庭で遊んでいるが、僕はついつい読んでしまう。

決して難解な用語を使う訳ではなく、決して難解なテーマについて書いている訳でもない。しかし、一つ一つの文章が心にすいすいと入ってきて、心のひだに微妙に触れる。特に感動するという訳ではないのだが、しいて言えば、一つ一つの主張に納得してしまう。

これが名文なのだろう。



嫌いな作家の、いかにも自分を読者よりも一段上に置くような傲慢な文章ではなく、すべての人に開かれた文章という気がする。これは、明治が生んだデモクラシーとでも呼べるものではないか。

ちょっと大袈裟かな?

さて、皆さんは、「嫌いな作家」と「好きな作家」、誰だかわかった?





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Last updated  2005.03.22 14:35:07
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