sarvenaz

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車



まず日本の免許証をイランの免許証に書き換えする。

そして手続きが済むと免許証が郵送される。

イランではマニュアル車が主流なので、もちろんうちの車もマニュアルだ。
坂の多いテヘランでは坂道発進をする事が多い。私の大嫌いな坂道発進・・・
止まると坂道発進になってしまうので、できれば止まりたくないが車が多くて渋滞するので止まらなきゃいけない。
見た目ほとんど平らで車が後ろに動いて初めて“坂になってるんだ”と気づくような坂道でもサイドブレーキを使っての坂道発進でないと不安。
何故なら、みんな前の車にピッタリとくっ付いて止まっているので、すぐにクラッチをつなげられずに後ろにズルズルと行ってしまう私は気が気じゃない。
もうちょっと離れて止まってくれればいいのにと思いながらルームミラーをのぞく。

走行している時も車間距離は短い。
主人に言わせると車間距離を開けると間にどんどん車が入ってきてまた車間距離を開けるためにブレーキを踏んだりする事になるじゃないかと。
それでも良いじゃないかと私は思うんだけど。

道が交差していて信号が無い所などは、ちょっとの隙でも突っ込んでいかないといつまでたっても通り抜けられない。
それか、先に突っ込んでいく車の陰からその車を上手く盾にして通りぬけるかだ。
前が詰まっていても後ろにくっついていく人は多く、交差点を通過しようとする車の妨げになる事も多い。
そんな人はクラクションを鳴らされても全く気にする様子はない。

3車線もある高速道路では、出口あるいは他の高速に接続されている付近で端から端まで急な車線変更をする車が多い。
直進している車の後ろを通過するならまだ良いが、接触しそうな距離で直進車の前に出て行く。
そうそう、道が分かれている辺りではバックしている車もよく見る。
多分曲がらなきゃいけなかったのに、通り過ぎてしまったので戻ってくるのだろう。
そんな事をしてぶつかった車を見たことがある。

ぶつかったと言えばうちも後ろからぶつけられた事がある。
高速道路で渋滞していて止まっていた時、何処かで急ブレーキの音がした。
その後ぶつかった衝撃があった。
うちの車の後ろに1台の車が止まっていてその車の後ろにぶつかった。
間に1台あったのでうちの車はテールランプが割れたくらいで済んだ。
急ブレーキで突っ込んできた運転手は車から降りてくるなり大きな声で何かを言っている。
あとで主人に聞いたら、「あなた達が先に事故を起こして止まっていたんだろう」などと言っていたらしい。
“私は悪くないんだ”と主張したかったのだろう。

最近は規制も厳しくなってあちこちに警察官が立っていて、違反車のナンバーをメモっている。
スピードを出して走り去っていく車のナンバーを間違えずに書き取れるのか?と思うけど。
ナンバーをメモられた車はあとから罰金の催促があるらしい。
でも警察官が自分のナンバーと似ているのを間違えて書いたものじゃないのかと疑う人はいないのかなって思う。

ある日渋滞の中をゆっくりと進んでいたら、後ろからパトカーが走ってきた。
パトカーの助手席の警察官が何かを言ってるのがスピーカーから流された。
主人に聞いたら「ちゃんと車線の中を走るように!」と言っていたらしい。
その時だけは私たちから見える範囲の全部の車が車線の中に納まって走っていた。

渋滞緩和の為か、うちから実家に向かう高速道路の大きな交差点では直進しか出来なくなってきた。
これらの交差点では以前はすごい渋滞だった。
その為か交差点内に警察官が立って見張る場所が造られた。
それでもダメだったのか、右折左折を禁止した。
なので高速道路の途中にUターンをする車線が多く作られている。



私もイランの人達の運転と同じようにクラクションを鳴らされようが、邪魔になろうが気にしないでマイペースの運転をしようと思う、というかもうそんな運転に慣れてきている。
クラクションを鳴らされても知らん顔してるし(笑)
“邪魔だったらあなたが追い越せばいいでしょ”と思い余計な車線変更なんかしてあげないし(笑)

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