高効率のLED


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060630-00000145-kyodo-soci

高効率のLED開発 京都大と日亜化学工業

 発光素材を含んだ基板の表面を傾けて効率を良くした発光ダイオード(LED)を京都大の川上養一助教授、船戸充講師と日亜化学工業(徳島県阿南市)のグループが開発、専門誌に30日発表した。
 理論上は流した電流がすべて使われるLEDができるという。液晶画面などの光源に使えば現在の半分のエネルギーで済み、次世代ディスプレーの開発につながるのではないかとしている。
 船戸講師らは、窒化ガリウムに窒化インジウムを混ぜた厚さ約3ナノメートル(ナノは10億分の1)の発光素材を含む基板表面を56度傾けた。20ミリアンペアの電流を流すと約1・9ミリワットの緑色の光が発生し、従来の研究より約100倍効率が良かった。
(共同通信) - 6月30日16時20分更新


© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: