極北の「ノアの方舟」


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070831-00000000-cou-int
8月31日9時43分配信 COURRiER Japon + hitomedia

氷に覆われた北極海の島に、ノルウェー政府が500万ドル(約6億円)をかけて巨大な掩蔽壕(えんぺいごう)の建設を始めた。ノルウェー領スバーバル諸島最大の島、スピッツベルゲン島の山中に、世界の食用植物の種を数百万種集めて保存しようとしているのだ。FAO(国連食糧農業機関)なども協力し、深さ 120mの鉄筋組みの頑丈な壕を造る。スピッツベルゲン島は北緯78度に位置し、グリーンランドや南極・北極の氷が溶けても沈んでしまうことはない。たとえ冷凍機械が故障しても永久凍土に守られ、マイナス18℃以下で種を保存することができる。食糧版「ノアの方舟」計画にはうってつけの場所なのだ。

ガゼタ・ヴィボルチャ(ポーランド)より。

最終更新:8月31日9時43分

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