撮り人の個人的な旅 by Sataiya

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カテゴリ: タイランド旅日記
ターク(TAK)は以前からずっと行ってみたいと思っていた町でした。


タークはガイドブックなどで余り大きく紹介されていない事からも察する事が出来ましたが、実際、足を運んでみて、矢張り、予想通りの庶民的でのんびりとした雰囲気の町だと実感しました。

12月は乾季で雨の心配は丸で無し。涼しくて心地良く過ごす事が出来ました。

次の予定が決まっていたので、泊まったのはたった一泊だけ、長居出来ず。ちょいと残念でした。


朝、空が青々としていました。
青い空を見ると生命力を感じます。
私の場合は空が青いとシャッターを押す回数が確実に増えます。
正に“写真日和”と云った具合です。


3060-28.5cm45p.jpg

乾季のタイで此処まで青く澄んだ空も珍しいのではないかと思います。
(レンズフィルター未使用で撮影しています)


そして、川へ。

3099-28.5cm45p.jpg


タイの川と云うと、流れが緩く、茶色く濁った川と云う印象が強かったのですが、タークを流れるピン川は、流れも割りと急で、川の水も澄んでいました。


川を眺めていると、蒲原有明の「朝なり」と云う詩を思い出しました。


 朝なり、やがて 濁川 にごりがは
 ぬるくにほひて、夜の
 ながすに似たり。しら壁   ――     
 いちばの河岸の並み蔵  
 朝なり、湿める川の  


蒲原有明の「朝なり」冒頭部分。

この詩は、1905年(明治38年)に発表された詩集『春鳥集』に収められています。
100年以上も前に書かれたこの詩は蒲原有明が隅田川の場景と自らの想念とを照応させ作り上げたと推測出来ますが、何故だか異国の地に来て、ふとこの詩が浮かびました。そして、其の詩と目の当たりにしたピン川の情景が見事に重なり合う錯覚を感じました。此れは意識的錯覚であり、完全なるこじ付けであると解っていながらも、重ね合わせてみたくなる衝動に駆られました。



朝食は食堂で。


3147-28.5cm45p.jpg

「クワイ・チャップ」
10バーツ(約33円)と云う良心的且つ庶民的価格。
この店のスープはシィーイウダム(黒醤油)ベース。
クルリと巻いたマカロニのような形をした米で出来た短い太麺が特徴的。
モツ類、、鶏肉、揚げ豆腐、ゆで卵、ネギ、パクチーなどが入って具沢山。
具に対して麺は少なめ。
日本では馴染みのない“鶏の血の塊”「ルワット・カイ」が入っています。
朝食以外にも、夜食の屋台でもよく見かける一品です。


タークの写真こちらもご覧あれ TAK < LAMPANG STREETS >


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最終更新日  2008.07.08 22:29:07
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