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まつ1166

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January 20, 2006
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 先日、「男たちの大和/ YAMATO」を観てきた。これは名作である。涙、涙の「ヒューマン・ドラマ」である。中盤から終盤にかけて涙が出っ放しという感じだ。太平洋戦争をこのような「人間、家族、恋人、友人、愛」という視点で表現した映画は今まであまりなかったのではないだろうか。何度観ても深い感動を覚え、戦争について真剣に考えさせられる名画「Deer Hunter」や「Saving Private Ryan」と肩を並べる名作だと思う。

 大和には3,300余人もの15, 16歳といったあどけない少年が乗船し、大和と共に水上特攻した。あまりにも惨い事実である。映画の中での台詞にもあるが、「いったい誰のために生きているのか?」「いったい誰のために死ぬのか。片道切符で特攻しなくてはならないのか?」「僕らが死んで何が変わるのか?」という問いかけは、戦争というものの悲惨さ、壮絶さ、人間破壊を如実に表している。
 私は子供の頃に祖父からよく戦争体験について聞かされた。いやというほど聞かされて、戦争は悲惨だ、絶対にしてはならないということは理屈でよく分かっている。でもそれはあくまでも理屈上での理解であり、所詮、体験から得られる迫力、力強さがない。祖父や両親は「赤紙が届いた時の自分や家族、特に母親の心境」「お国のために死ぬのが勇気と教え込まれた教育」「現地での壮絶な光景」「国内での空襲時の地獄絵」などをよく語ってくれた。
 では、普段、自分が戦争について何かを語ることがあるかと言えば、ほぼ皆無である。子供に対して戦争の話をすることなどない。自分が体験していないから、教科書的な説明はできるとしても、生きた言葉で戦争の悲惨さを伝えることはできない。
 今は戦後生まれがほとんどになり、平和な日本では普段、戦争の話をすることはほとんどない。稀に出てくる戦争話は、海外の戦争話であり、所詮「他人事」である。
 だからこそ、このような映画はとても貴重だと思う。重たい映画ではあるが、(そして多少、目を覆うようなドぎついシーンがあるが)子供を含め一人でも多くの人が観るべきだと思う。
 真貴子(鈴木京香)が鹿児島県枕崎の漁師・神尾(仲代達矢)に60年前、大和が沈んだ場所まで舟を出してほしいと懇願し、小型漁船を走らせているうちに大和に乗り組んでいた神尾の脳裏に60年前の特攻のシーンが甦ってくるというストーリーであるが、この映画の焦点は、実は「死に行く人々」よりむしろ「生き延びた人々」だったように思う。戦争から運良く生き延びた人々がこの60年間何をしてきたのか?戦後生まれを含め、今生きている人たちは、日本の将来のために何をすべきか?という問いかけがこの映画のメインテーマのように感じた。
 やはり多くの人たちに是非ご覧いただきたい。





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Last updated  January 20, 2006 01:01:56 PM
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