里黒小説・「With You」・第七話w


―そして、俺達はそっと唇を離した。
「里見・・・風呂、入って来いよ。」
「黒川は?」
「僕は―、入らないよ。風邪、こじらせたらやだし。」
「―そっか、残念だな。」
「―?何が、残念なんだ、里見?」
「いや、何でもないよ!ふ、風呂入って来るから!」
「ふぅーん?」
俺は、里見の言葉の意味が気になった。
里見は、風呂に入って一人ため息をついていた。
「言える、わけないだろっ。黒川と一緒に風呂入りたかったのに、なんてさ。はぁーっ、俺のバカっ。」
里見は、風呂に頭を沈めた。
そして、里見はタオルを腰に巻いただけの上半身裸の姿で出てきた。里見の体は、筋肉質でたくましかった。
俺は、いきなり里見が裸で出てきたので、びっくりした。
「―んなっ・・・!そっ、そんな格好で出て来るなよっ;」
「どうしたんだよ、黒川。俺が上半身裸だから、恥ずかしいのかぁ?」
里見は、意地悪そうに言った。
「なっ、何言ってんだよっ・・・、そんなことっ・・・。」
「ふふっ。やっぱりなっwすぐ顔が真っ赤になるんだから、黒川はっ・・・。」
里見がどんどん俺に近付いてくる。
俺は、目のやり場に困った。
「さっ、さとみぃっ;たっ、頼むから、早く服を着てくれぇっ;」
―これ以上、裸の里見を見ていたら、俺はおかしくなってしまいそうだったから・・・。
☆つづく☆

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