里黒小説・「With You」・第八話w


―そして、里見はやっと服を着てくれた。
俺は正直ほっとした。
「ちぇっ、もっと恥ずかしがってる黒川見たかったのになー。」
「なっ・・・!何を言ってるんだ!ぼっ・・・僕はもう寝る!」
俺は、その日疲れていたので、そう言うなり、すぐに深い眠りに落ちてしまった。
「なぁ・・・黒川・・・ん?」
黒川の方をちらりと見る。
見ると、黒川はすーすーと寝息を立てて寝ていた。
「何だよ、もう寝てるのかよぉ!よっぽど・・・疲れてたんだな・・・おやすみ、黒川・・・。」
優しく黒川の首筋にキスをする。
俺はしばらく黒川の寝顔を眺めていた。
「黒川って・・・、童顔だよな~。あっ、まつ毛長いよなぁ~wふふ・・・可愛い寝顔だよ・・・。さてと、俺も寝るかな?」
そして、俺も黒川を起こさないようにそっとベッドに入り、そっと目を閉じた。だが、どんどん鼓動が高鳴ってゆくのがわかる。無理も無い。隣で好きな人が無防備に眠っているのだ。若い里見には耐えられない。里見は布団を頭までかぶった。
「寝れる―わけないだろっ。こんなんじゃぁさっ・・・。」
黒川のほうに再び目をやる。普通に寝ている。パジャマのボタンがいくつもはだけて、何とも無防備だ。
「―っ・・・。何でこんなセクシーなんだよっ・・・(萌)。あぁ~っ、もぉ・・・、おかしくなりそうだ・・・。」
―こうして、里見の眠れぬ夜は更けて行ったのだった―。
☆つづく☆

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