T-サウルスの この道 寄り道 回り道

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後編 らっせいみさと~どんぶり会館


名古屋に戻る道中に3ヶ所、立ち寄れそうな道の駅がある。

国道19号線を名古屋方面に進む。
途中何気なく山のほうを見ると「ありゃ、雪なのか。」と思わずつぶやいた。
岩肌ではないようだし・・・。

ん!? 雪なのか???
中津川市某所で撮影・・・。

赤い橋は中央自動車道、おそらく神坂PA付近と思われる。
ということはこの山は、標高1684mの神坂山なのか???

普通標高が100m上がると、気温が0,8℃下がるという。
ということは、山頂付近はひとケタということ。
う~ん。雪があっても不思議じゃない。

それにしても、急がんといけんのに、また寄り道かよ!

中津川ICが近くなった頃から、19号線の流れが悪くなってきた。
止まりはしないが、かなりのスローペース。
埒が開かないので、恵那市に入って県道を走る。
何とか17時に「そばの郷らっせいみさと」に到着する。(大きい声では言えませんが、小さい声では聞こえませんが、ちょっと飛ばしたのだ。)

道の駅「そばの郷らっせいみさと」恵那市三郷町
道の駅「そばの郷らっせいみさと」 恵那市三郷町

そばの郷とうたわれているとおり、そば打ち体験とざるそばがウリ・・・。
しかし、遅い昼飯だったおいらは・・・。(ぐやぢい゛~~~!)
水車小屋 らっせいみさとにて
水車小屋 復元された。

ところで「らっせいみさと」の らっせい・・どうゆう意味なんだろ・・・?

うん、ビールのつまみにあると嬉しい!

「そら、らっかせいやがな!!」

らっせいとは、三郷地区の昔言葉で「寄らっせい、見らっせい、食べらっせい。」という風に語尾につける、もてなしの温かい言葉なんだって。

スタンプ「らっせいみさと」
スタンプです。

うっ、時間がない・・。
次は日本一のジャンボ水車のある道の駅「おばあちゃん市山岡」へ・・。

岐阜県の道の駅めぐりもいよいよ大詰め、小里川ダム隣にある道の駅「おばあちゃん市山岡」に到着。

道の駅「おばあちゃん市山岡」
道の駅「おばあちゃん市山岡」 恵那市山岡町 

ここには日本一大きな木製水車がある。あまりのスケールの違いに驚かされる。

日本一のジャンボ水車 おばあちゃん市山岡にて

直径は24mあり日本最大、世界でも例を見ない大きさである。
この巨大水車は何に使っていたのか??
まさかこれでそば粉を挽いていたとは思えない。

陶土用の砕石製造の動力として古くから利用されてきたのだ。現在は山岡のランドマークとしての癒しのスポットでもある。

水車解説

また水車の前に「與運橋」(ようんばし)が移設されてある。
かつて小里川第3発電所」で使用されていた、通称「めがね橋」と呼ばれる三連の石造アーチ橋で、本州には数少ない。
平成5年にダム建設で、発電所は歴史の幕を下ろしたが、町指定文化財として道の駅に移設され、ジャンボ水車と共に山岡のシンボルとして見守っている。

與運橋(ようんばし)

與運橋解説
與運橋と解説

小里川ダム
小里川ダム
平成9年に、地域に開かれたダムに指定

このほか、地元の野菜、山菜、手芸品などの販売、通称「おばあちゃん市」、野菜がメインの手作り料理など、肉中心の食生活に飽きたときには寄りたくなる感じがする。

?? 山岡にて

さて、山岡のジャンボ水車を堪能したら、いよいよ最後の訪問となる「土岐美濃焼街道」へ向かう。
道中少しペースを上げたが、到着したときには既に18時を回っていた。
レストランは営業中だったので入ることは出来たが、美濃焼の物産館は18時まで。
メインのスタンプは物産館の中にあるため、押すことが出来なかった。

せっかくなので入ってみる。

道の駅「土岐美濃焼街道どんぶり会館」土岐市肥田町
道の駅「土岐美濃焼街道・どんぶり会館」 土岐市肥田町

全国でも珍しい、ドーム屋根の道の駅である。
どんぶりをイメージして造られたのか・・・。

物産館が開いている時間なら、窯元めぐりやろくろ回し、絵付けの体験や、どんぶりに入った駅弁、どんぶりソフトクリームなんかも楽しめるそうだ。

ドーム内部 土岐美濃焼街道にて
ドーム内部 こんなとこ撮る奴も珍しい・・・。

時間的にもたそがれ時・・。
外に出てちょっと高いところから、写真を撮ることに・・・。(大して意味はない)

稚児岩大橋 土岐市どんぶり会館にて
稚児岩大橋 県道66号線に架かる

気が付けば日没前・・・。
こんな楽しい1日はすぐ夕暮れになるようだ・・。

夕焼け 土岐美濃焼街道にて
夕陽のまわりの雲が、まるで木星の表面の縞模様のようである・・。

18時半を過ぎた。
もうこれ以上寄るところもないので、名古屋へ戻ることに・・・。

立ち寄った道の駅11ヶ所、名古屋市中村区名駅をスタート・ゴールに走行距離約290km。
見るもの全てが初めてだったので、仕方なかったのかもしれないが、道中ちょっと折り合いを欠いたところもあった。
どういうわけか土岐市で始まり終わったのは何故だろう??

そんなわけで、たった1日の出来事をレポートするのに1週間を要してしまった。
まとめるおいらも大変だったけど、読んでくださった人はもっと大変だったと思う。
たった1日では、とても岐阜県の魅力を理解したとは言えず、次回はもう少しエリアを絞ってもっとよく消化吸収できるようにしたいと思う。

最後まで読んでくださいましてありがとうございました。

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