週末の全米映画興行成績は、Tyler Perry監督・主演ロマンティック・コメディ「Why Did I Get Married?」が、圧倒的なアベレージを叩き出して興収2150万ドル(約25億円)を稼ぎ出しみごと初登場1位を獲得した。アフリカン・アメリカンの主婦層を中心に狭いながらも強固な固定ファンを築いているTyler Perryだが、前作では裏方に徹したのが裏目に出たのか不満の残る成績に終わったてしまいその神通力に翳りが出てきたかと不安視されたものの、再び主演もこなした本作ではしっかりと結果を残し、その人気が依然Box Officeでも通用することを証明して見せた。2週連続首位のザ・ロック主演コメディ「The Game Plan」は2位に後退。そして3位には拡大公開されたジョージ・クルーニー主演サスペンス「マイケル・クレイトン(原題)」が大幅ジャンプアップでランクイン。ニューヨークの大手法律事務所で、法律で処理できない汚れ仕事に従事する主人公マイケル・クレイトンに迫り来る人生最大の危機をスリリングに描く。「ボーン・アルティメイタム」などジェイソン・ボーン三部作の脚本で名を売ったトニー・ギルロイの監督デビュー作。4位に初登場となったのは、ホアキン・フェニックス、マーク・ウォールバーグ共演犯罪ドラマ「We Own the Night」。80年代ニューヨークでロシアン・マフィアが仕切るナイトクラブを舞台に、マネージャーをしている弟と、警察組織として捜査に乗り出した兄と父それぞれが織りなす葛藤と絆を描く。共演は他にロバート・デュヴァルとエヴァ・メンデス、監督はジェームズ・グレイ。ケイト・ブランシェットを世界的スターに押し上げた歴史ドラマ「エリザベス」の続編「エリザベス:ザ・ゴールデン・エイジ(原題)」は6位に初登場。強大な軍事力を誇るスペインとの対立が深まる中、クライヴ・オーウェン扮するウォルター・ローリー卿との許されぬ愛に揺れるエリザベスだったが…。監督は再びシェカール・カプールが務める。速報順位は以下の通り。
順位 タイトル 興収$ 累計$ 1. 「Why Did I Get Married?」 21.5M (21.5M) 2. 「The Game Plan」 11.5M (59.4M) 3. 「マイケル・クレイトン(原題)」 11.0M (12.0M) 4. 「We Own the Night」 11.0M (11.0M) 5. 「The Heartbreak Kid」 7.4M (26.0M) 6. 「エリザベス:ザ・ゴールデン・エイジ(原題)」 6.1M (6.1M) 7. 「キングダム/見えざる敵」 4.5M (39.9M)
今週は、スティーブ・ナイルズの原作コミックを「ハード キャンディ」のデヴィッド・スレイド監督、ジョシュ・ハートネット主演で映画化したヴァンパイア・ホラー「30 Days of Night」が登場。その他、デヴィッド・コークナー主演コメディ「The Comebacks」、リース・ウィザースプーン、ジェイク・ギレンホール共演サスペンス「Rendition」が公開に。さらには、長らく公開が待たれたデニス・レヘイン傑作ハードボイルド『愛しき者はすべて去りゆく』を、これが監督デビューとなるベン・アフレックが映画化した注目作「Gone Baby Gone」もついに一般公開に。