友達の小説


ここはお友達の小説をのせちゃうのです。
もち、許可済みで!入れてほしい人はいってください。
よろこんでいれてあげます。

この小説はまろやんと言うパドタウンのお友達からいただきました。もし感想が言いたければ掲示板に書き込みしてください。私が伝えて置きます。

登場人物紹介☆:芽衣(めい)杏奈(あんな)拓也(たくや)

「めーーーーーーーーーーーいっ!」
10月の寒い朝、親友の杏奈がまだ寝ていた芽衣を
外から呼びました。
「ふえ・・・何、どうかしたの。今日は学校へいさじゃなかった
っけ。確か全校500人中350人は休んだとか。」
芽衣は寝ぼけ眼で窓から外を見下ろしました。
「芽衣、何言ってるの。今日は芽衣のイトコのお姉さんと
三人でドライブに出かける予定でしょ。」
芽衣は、ふっと思い出して、急いで着替えて外へ出ました。
今日は、寒いけど、天気は晴れ晴れとしています。
「今日はいいドライブ日和ね。」
杏奈が言いました。芽衣は、うなずくとポシェットを
探り始めました。
「ハイ、これ。杏奈、あさって誕生日でしょ。おめでとう!。」
杏奈は目を見開き、嬉しそうに笑いました。
「あ・・・ありがとう。」
杏奈の笑顔を見ると、芽衣もにっこり笑って、芽衣のイトコの
お姉さんが来るのを待っていました。
10分ほど待ってもこないので、2人でおしゃべりして時間を
つぶしていました。30分たってもこなかったので、
芽衣がしびれをきらして立ち上がりました。
「ねえ杏奈。いくらなんでも、お姉さん遅すぎない?
約束の時間は2時よ。もう3時になるじゃない。」
「そうねぇ。芽衣のイトコのお姉さんってそんなに時間に
ルーズな人なの?」
「そんなことないよ。約束の時間には必ずくるし、性格も
きちっとしてる人よ。きれい好きだしそんなにルーズな人じゃぁ・・・」
芽衣がそういうと、杏奈も立ち上がりました。
「仕方ないね。私達が迎えに行こうよ。家、知ってる?」
芽衣がうなずくと、こっち、と道案内して、お姉さんの家へ
行きました。でも、待ち合わせ場所とは反対の方向で、
ついたのはそれから20分ほど後でした。
呼び鈴を鳴らすと、カチャ・・・と音がし、女の人が
出てきました。でも、イトコのお姉さんではありません。
30~40代のおばさんでした。
「何か用ですか。」
高い声でそういうと、じっと芽衣と杏奈を見つめていました。
「あ、私、原田芽衣です。ここに住んでいる瞳お姉さんの
イトコなんです。今日は瞳お姉さんとドライブに出かける予定で。」
(瞳→ひとみ)
「そちらの方は?」
おばさんは、杏奈の方を見てたずねました。
「私は芽衣の友達です。今日は一緒に行くことになりました。」
芽衣達の自己紹介が終わると、今度はおばさんが名前をいいました。
「わたしは、ここのトナリの家に住んでいる者です。
名前は、キヨといいます。今日は、瞳さんがお出かけするので
留守番を頼まれました。どこへ出かけたのかは知りませんが。」
芽衣と杏奈は顔を見合わせ、あれぇ?とばかり言い合っていました。今日は確かに瞳姉さんとドライブへ行く予定でした。
「もしかして、忘れてるんじゃない?」
「いや、もしかしたらすれ違ったのかもよ。
今待ち合わせ場所にいるかも。」
2人はおばさん(キヨ)にお礼をいうと、急いで待ち合わせ場所
に走りました。そこには、瞳姉さんの姿ではなく、
瞳姉さんによく似た女の子が立っていました。
「あ、あれ、誰?知ってる人、芽衣?」
「うん・・・瞳姉さんに似てるけど・・・瞳姉さんにしては小さいよ。瞳姉さんは20だよ?あれはせいぜい13ってところでしょ。」
「見てても仕方ないよ。話しかけてみようよ、芽衣?」
杏奈が芽衣を見て言いました。
「そ・・・それもそうね。杏奈、なんか言える?言葉考えて。」
「『瞳さんの知り合いですか?』とかどう?」
「えーでも違う人だったら恥ずかしいじゃない??」
ふたりは色々相談したあげく、思い切って話しかけてみることにしました。話しかけるのは芽衣です。
「あ・・・あのう。」
芽衣が声をかけると、その女の子はクリっと振り向いて、じっとだまっていました。―とそのとき、口を開きました。
「なに?どうしたの。名前は?」
芽衣は、頭の中がごちゃごちゃでしたが、名前だけ言いました。
「あ、わたしは原田芽衣です。ここで、イトコのお姉さんと待ち合わせしてたんですけど、約束の時間になってもこなくて、あなたがイトコのお姉さんにそっくりで・・・」
女の子は、目をまるくして言いました。
「あら、まさか原田ってあの原田芽衣ちゃん?」
芽衣は、えっ、と女の子の顔を見上げました。
「ふふ、わたしのことは知らないわよね。
わたしは、きっとそのイトコのお姉さんの妹よ!イトコのお姉さんって瞳のことでしょう?」
瞳姉さんの妹ときいて芽衣は驚きました。
「今日瞳は、急に用事ができちゃって、これないんですって。
ごめんね、わたしが代わりにきたのよ。
まだ車運転できないけど、どこか連れていってあげるわ。
あ、ごめんなさい。名前言ってなかったわね。わたしの名前は麻奈(まな)よ。よろしくね。」
「あ・・・宜しくお願いします・・・・・・」
おどろきのあまりに言葉をなくした芽衣がつぶやいていました。
それから芽衣が何も言わなくなったので、杏奈が自己紹介をしました。
「わたしは芽衣の友達で、杏奈っていいます。宜しくお願いします。」
麻奈は、てきぱきと言いました。
「いーい?わたし達はこれから、タクシーで出かけるのよ。
遠いところではないけど、すっごく良いところよ。遊園地だけどね。だから、ふたりは財布とかバックとか持って用意した後、タクシーひろっておいてね。」
芽衣と杏奈がうなづくと、麻奈はにっこり笑いました。
「わたしはちょっと忘れ物しちゃったから大急ぎでとりにいってくるね。」
麻奈が忘れ物を取りに行って、残された杏奈と芽衣は、手ぶらだった自分にバックと、お金と、あと少しいろいろ持たせて、用意と整えました。
「これでわたし達はバッチリね。
後はタクシーひろって待つだけよ。楽しい一日になりそうだね。」
芽衣がクスっと笑って言いました。
それとはウラハラに、杏奈は固い表情をしていました。
「・・・うん、そうだね。でもなんか、胸騒ぎがするのよね。」
「えっ?何か言った、杏奈?」
「ううん、なんでもない。早くタクシー来ないかなぁ。」
杏奈は気を取り直して芽衣と一緒にタクシーを探しました。
ようやくタクシーをひろい、ふたりは車内でじっと待っていました。5分ほどたって、麻奈が走ってきました。
「ご、ごめん、遅れて。ちょっと道に迷っちゃって。えへへ。
はぁはぁ、この辺は迷路みたいでねー。ふう。」
はあはあしながらタクシーに乗り込むと、
「運転手さん、トロピカルランドへお願いします。」
と行き先を言い、しばらくふうふう言っていました。
芽衣と杏奈はひそひそと話していました。
「麻奈ちゃんはなにを取りに行ってたんだろうね。」
「それより、おかしいわよ。ここらへんに麻奈ちゃんの家があるはずよ。自分の町内の道には迷うはずはないんじゃない?」
「えぇ、でも瞳姉さんの家に遊びにいってただけかもよ。もしかしたら引っ越してきたばっかりなのかも。」
ひそひそ話していると、麻奈も気付き、
「どうしたの。何話してるのよ?」
とたずねてきました。杏奈は、「なんでもないの」とごまかして、静かに座りなおしました。
そして、何分かたち、タクシーが停車しました。
「お客さん着きましたよ。
お代はですね、しめて1234円です。」
麻奈は、お金を払うとすぐさま飛び出してどこかに走っていってしまいました。
「あれぇ、どっかに行っちゃったよ、麻奈ちゃん!」
ふたりが迷っていると、麻奈が紙をピラピラさせて来ました。
「はい、チケットよ。これ持ってればいつでも出入りできるわ。無くしちゃだめよ!」
麻奈からチケットを受け取った杏奈と芽衣は、はしゃいで入場し、あっちこっちと見て回りました。
麻奈が連れてきたトロピカルランドは、近くで一番新しい遊園地で、設備もバツグンらしいのです。
「芽衣ちゃん、杏奈ちゃん。わたしはお土産品見てまわってるから、ふたりは遊んでて良いわよ。12時頃になったら、お昼だから○×レストランに待ち合わせね。」
それから杏奈と芽衣は、真っ先にジェットコースターに乗りました。
「でも、麻奈さんって不思議な人よね。」←杏奈
「え、なにが?」←芽衣
「だって・・・きゃ・・・」
「きゃ~~~~~~~~~~~~~~~~」
大声で叫びながらも両手をあげ、はしゃぎ遊ぶ芽衣と杏奈でした。
色々遊びまわり、ふたりも疲れる頃、ふと芽衣が時計を見ました。
「あぁ、もう12時ちょっとすぎてるよ。
どうりで疲れるわけだ。疲れるほど遊ぶわたし達もわたし達だけど。アハハ^^あ、ここよね○×レストラン。」
芽衣が、小さな店の看板を見て、入ろうとしました。
「待って。・・・なんかおかしいっ。」
「だから何がおかしいのよ、さっきから!!」
杏奈が冷たい顔をして、考え込んでいると、後ろから麻奈が呼びかけました。
「おぉーい芽衣ちゃん杏奈ちゃん!
ふふ、ふたりも遅れちゃったの?わたしも長引いちゃって。」
芽衣は杏奈にはげますように言いました。
「おかしいって麻奈さんが来てなかったからじゃない?
気にしなくていいよ!さ、昼食にしよ。あーお腹すいた。」
杏奈は何か言いたそうでしたが、芽衣は気にも止めずにレストランへ入っていきました。
「ここの料理はとっても美味しいのよ。
ほら、美味しそうなスパゲッティ、ほらほら、よだれ出そうなハンバーグ!早く注文して食べよっか!!」
麻奈はニコニコしながらウエートレスさんを呼び、注文し始めました。
「ねぇ、杏奈。なんにする?わたし、このエビコロッケにしようかな。」
「・・・・・・・うん、わたしはグラタンにするわ。」
杏奈はふっと笑い、さっきの固い顔つきをやめました。
麻奈も注文し終わり、イスにもたれてフウ、とため息をつきました。
「あー肩こった。ずっとしゃがんでお土産見てたからなぁ。」
すると、早々と注文したものが出てきました。
「クリームグラタンに、エビコロッケ、明太スパゲティでございます。追加でアイスコーヒー、ジュースなどはいかがですか。」
麻奈は料理を受け取り、追加はいらない、と首をふりました。
ウェイトレスもひいたあと、テーブルの方を向き、
「さっいただきましょう!手あわせて。いただきまぁす!!」
元気よくして、食べ始めました。
そして料理も食べ終わる頃、麻奈のケイタイが鳴りました。
「はい、もしもし。」
麻奈は、電話をとると急に声が変わりました。
「え・・・、警察・・・ですか・・・?」
芽衣と杏奈は、「警察」という言葉にびくっとして、その後じっと麻奈の方を見つめていました。
「・・・はい、そうです、麻奈と申します・・・。え?
えっと今は、友達と遊園地に来てます・・・はいはい・・・。」
何を話してるのかさっぱりわからない杏奈と芽衣は、冷や汗をかきながら心臓を鳴らしていました。
「・・・・・・・・・・えっ。」
急に麻奈の声が高くなりました。すごく驚いた様子です。
その後、みるみる顔から血の気がひいていき―。
「えぇ??!!そ・・・それは本当ですか?!」
そう叫んだかと思うとイスを投げ出し、目の前も見えないような真っ白な顔をしていました。
「はっ、はい!!すぐ行きます!!!!!!」
大声ではりあげると、店を出ようとしました。
杏奈と芽衣は、なにがなんだかわかりません。仕方なしに聞いてみました。
「ど、どうかしたんですか?」
聞くと、顔を真っ青にし、麻奈は走りながら答えました。
「お、おね・・・お姉ちゃんがマンションの近くの野原で見つかったって!!
そ、それが原因は分からないけど重傷なんだって!
な、なんだかよくわかんないけど血まみれで倒れてた・・・って!!」
はぁはぁ言いながら叫びました。
「お姉ちゃん・・・瞳姉さん・・・お願い、無事でいて・・・!」
「えぇっ?!」
杏奈と芽衣は、驚くしかできませんでしたが、
すごく驚きました。だって、あの瞳姉さんが・・・・・・・・。
「麻奈さん!!は、はやく行きましょう!!!!
そ、それでその野原っていうのはどこの野原なんですか?!」
「ま、・・・マンションの近くの公園よ!!早く行かなきゃ!」
話す余裕もなく3人は現場へ駆けつけました。
「瞳姉さん・・・・・・・・・・・!!」
大声を張り上げて麻奈は瞳の手を取りました。
「ま・・・・な・・・?め、芽衣ちゃんも、杏奈ちゃんも・・・。」
うっすら目を開けてしゃべり始めました。
「わ・・・わたしは、芽衣cと杏奈cの約束の時間に遅れて、走って急いで待ち合わせ場所まで行ってたの。
そしたら、急に真っ黒のコートを着た男の人が、頭を石でぶつけ始めたの。痛かったー!!
それでわたし気を失っちゃった~。」
相変わらずキョトンとした発言に、麻奈も拍子抜けしたようです。ただ、杏奈だけが顔をしかめていました。
「どーしたの?杏奈。怖い顔してさ。
あ、そっか!杏奈の将来の夢って探偵モノの作家さんだもんね!
道理でよく想像するもんだ!!」
芽衣が笑っていいましたが、杏奈は言い返しました。
「ん、そうなんだけど、本当におかしいのよねー。
ホラさっき、レストランで、麻奈さんがいろいろお土産品見てて
肩こったー!って言ってたでしょ?
わたしもよくお母さんに連れられて長い買い物に付きわされるんだけど、ずっとしゃがんでても肩こることはないのよ!!
コシ痛くなることはあったけど・・・・・・・。」
「それはきっと子供だからよー!!子供が肩こっちゃやってけないでしょー?」
「で、でも麻奈さん13歳だよー?」
「あ、そっか・・・。でも麻奈さんより年下だし!
ほらほら、余計なことは考えなくていいのよ~」

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