波

2008.01.04
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カテゴリ: ひめ
















一生をキリスト様に捧げる勇気がなくて、

あれだけ伸ばしてた髪は無惨に短く、

私は27にして、何ももっていなかった。




















そういや、10年前あったあの子は、

一体何物だったんだろう。



















憎い…。この上なく憎い…。



















今の私の名前は、「夢華」

美紀みたいな平凡な名前だった私には似合わないかしら。

夢の華…。なんて、私には似合わない名前。

夢なんて、とっくに枯れて散り果てた。

なぜ、私はそんな名前をつけたんだろう。





















「夢華ー。お客さんだ。」






















小さい、ネオンがギラギラ輝く、

でも、どこか時代遅れな、

私は私の田舎より少しだけ都会に来ていた。

そこの日の当たらないような通り。

朝はゴミに群がるカラスでいっぱいになる。

飲み屋街から少し離れたところ。

そこで私は「夢華」と呼ばれていた。

いっつも来る客は本当に気持ち悪い奴か、オヤジばっかり。

でも、別にどうだっていい。




















あぁ、欲を捨てきれず、

あの時息絶えることも出来ずに、

私は何でここまでして生きているのか。

そんなに執着しているのか。





















生きることに。




















「どうしたの?考え事?」

「あ、すいません。」




































目の前の客に突然話をふられ、

あわてて、我に返る。

目の前にいたのは、若いそこそこ顔立ちのいい男。

下手したらこんな店に入っちゃいけない歳じゃないだろうか?



















「俺の顔に何かついてる?」

「あ、いや、すいません。なんか、珍しいお客さんだなって思って。」

「あぁ、この仕事、長いんですか?」

「えぇ、長いって、言えば長いかも…(苦笑」






















「アハハハハハハハハハハハハハハハハ」



















突然、目の前の男が笑い出した。

私はびっくりして固まった。

目の前の男は続けて口にする。

















「長い髪が、台無しだね。お姉ちゃん。

 ケーキは、食べられるようになった?」



















ニヤニヤ笑う目の前の男。

私の脳裏に過去が一気にかけ巡った。


















「あんた…。なんで…。」

「見に来たんだよ。どんな生活してるかなーって。

 急にいなくなっちゃうしさぁ。あの街から。」

「誰の…誰のせいで私が、あの街にいられなくなったか!!」

「僕のせい?違うよ。自分で選んだんでしょ?何言ってんの。」

「あんたが、あんたが変なケーキ食べさせたから…。

 あのケーキ、一体何が入ってたのよ!!」

「あぁ、あれ?普通に考えてさ、

 ケーキ食べたからどうなるってあると思う?」


















「あれね、何の変哲もない、ただのケーキだったんだ。」
















「嘘よ!!だって、私はあのケーキを食べたせいで!!」

「アハハハハハハハハハハハ よぉーく、よく思い返してみなよ。

 本当、こんなに落ちてくとは思ってなかったけどさぁ。

 バカだよねー。お姉ちゃん。平和ボケじゃない?」


















封印していた記憶が駆けめぐった。

いろんな記憶のかけら。

そこにはいつも、彼がいた。














「あんた、あんたのせいで!!あんたのせいで私はっ!!

 何で、何であんた、私に付きまとうの!!

 何で、あんた私にっ!!」


































「復讐だよ。」



















「意味わかんねぇこといってんじゃねぇよ!!

 私はてめぇの事なんて何にもしらねぇんだよ!!」
















我慢できずに私は彼につかみかかった。

彼は、濡れた地面にすべって、倒れこみ、私も一緒に倒れ込んだ。

私が目を開けたとき、そこには、頭から血を流した彼がいた。


















「ひぃっ・・・」
















私はあわてて逃げようとした。
















ガシッ!!































その時、彼に腕を捕まれた。

強く、きつく、鈍い痛さを感じるほどに。






















































「終わらないよ。あんたはまだ落ちる。死ぬまで苦しめ。」




















そう言って、彼は目を閉じた。

呆然とする私の後ろで声が聞こえた。
















「夢華ちゃん大丈夫!?すっごい音が…
















キャァァァァァァァアァァアアァァア!!!!」




















→→→→ハナスカさんに続く。








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最終更新日  2008.01.04 18:10:16
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Re:-未来・10年後-(01/04)  
腹黒い白猫  さん
いや~ん、なんでこの人服着てないの?
ドキドキしちゃいました(笑

ナイス修羅場♪
人の修羅場は楽しいですよね♪
復讐はいただけませんけど^^:
(2008.01.04 22:17:56)

Re[1]:-未来・10年後-(01/04)  
ひめ(様不可) さん
腹黒い白猫さん
>いや~ん、なんでこの人服着てないの?
>ドキドキしちゃいました(笑

うふふwそういう場所だからです。。

>ナイス修羅場♪
>人の修羅場は楽しいですよね♪
>復讐はいただけませんけど^^:
-----
本当、復讐はいただけませんよね・・・。
なんとなく修羅場な展開にしてみましたけどw (2008.01.05 21:29:40)

こんばんわ☆  
なんか、スゴイ展開にヾ(´▽`;)ゝ

それにしても、兄ちゃん恐い顔ですね(笑
吹いちゃいました(>y<)むひょ

思考中なハナスカでした(笑
(2008.01.05 22:54:06)

Re:こんばんわ☆(01/04)  
ひめ(様不可) さん
ハナスカ 87さん
>なんか、スゴイ展開にヾ(´▽`;)ゝ

ウフフwすいません・・・w
後でハナスカさんからつながりないことに気づきました・・・w

>それにしても、兄ちゃん恐い顔ですね(笑
>吹いちゃいました(>y<)むひょ

うふふwこれは、シリアスの名を借りたギャグですw

>思考中なハナスカでした(笑
-----
思考してみてください!!
次楽しみにしてますw
それぎみなパスですが・・・w (2008.01.05 22:59:21)

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