†虹缶†

2007/03/19
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3月19日10時0分配信 日刊ゲンダイ


「勝ち組」の象徴として、存在そのものが社会現象にまでなったライブドア前社長堀江貴文被告(34)。昨年1月の衝撃の逮捕から1年2カ月を経た16日、東京地裁で実刑判決が下された。一貫して無罪を訴えた「時代の寵児」は、証券市場を欺いた「錬金術」の首謀者として断罪されることになった。

 実刑判決を聞いた瞬間、被告席の前に立った堀江は、苦笑いを浮かべ、続いてムッとした表情で着席。判決文が読まれている間は、手渡された資料に目を通しながら、体を揺すって聞き入っていた。
 ところが、判決理由の朗読が1時間近く進んだ午前11時10分ごろ、弁護人が裁判長に声をかけ、続いて堀江が「体調が悪いんです」と訴えた。そのため、判決理由読み上げは中断。堀江は腹を押さえながら退席、トイレに行った。
 それでスッキリしたのか、再び被告席に戻り、判決文読み上げは5分後に再開された。 事件について「検察がつくった蜃気楼だ」と無罪を主張していた堀江だけに、実刑判決にショックで猛烈なストレスに襲われたのか。
 今回のライブドア(LD)事件で堀江は、証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載、偽計、風説の流布)に問われたが、証取法違反で実刑判決になるのはまれなこと。また求刑4年に対して実刑2年6月の判決については、東京地裁の小坂敏幸裁判長が、実刑の中で一番軽い量刑にしたとみられている。

●「検察側完勝」
 元東京地検特捜部長の宗像紀夫・中央大法科大学院教授の話 堀江被告にとって極めて厳しい判決だ。検察側主張が全面的に認められ、弁護人の主張がほとんど退けられている。堀江被告の法廷での供述は具体性がなく、「覚えていない」「あり得ない」では証拠的価値がない。弁護側は具体的反証に失敗、検察側完勝という印象だ。
 投資事業組合のとらえ方によって、逆の結論になる可能性もあったが、判決は検察側に軍配を上げた。被告の主導性や認識についても、部下の証言を信用できるとし、会社のトップに粉飾の認識がなかったというわけにはいかないということだ。判決は、すべてを否認する態度に「改悛の情なし」とみた結果だろうが、やや重過ぎる感は否めない。



 実刑となったことで、堀江は閉廷後、いったん身柄を拘束され、検察庁の拘置施設に収監されることになる。その際、両手には手錠がはめられる。もっとも、弁護団はすぐに控訴する意向で、同時に再保釈の申請を出す。認められれば、早ければ今日中にも自宅へ戻れる。

≪傍聴希望者1700人殺到≫
●入廷前は写真撮りに応じる余裕
 16日午前10時から東京地裁で開かれた堀江被告の判決公判には、63枚の傍聴券を求めて1679人が殺到した。昨年9月の初公判は2002人だったから、注目度はやや落ちたか。
 裁判所の周辺は、朝から大勢の報道陣と傍聴希望者で騒然としたムードに。上空にはテレビ局のヘリが飛び交い、各局が報道特番を組んで生中継した。ホリエモンの「お面」をかぶったおかしな一団も現れた。
 ホリエモンは午前9時25分ごろ、黒のハイヤーで裁判所に乗りつけた。黒っぽいスーツに白シャツ、いつものようにノータイ姿で、時折、上空を飛ぶヘリを見上げたりしていた。弁護人4人を背後に従え、報道陣の写真撮りにもゆっくりと余裕の足取りだった。
 きのう都内で開かれたライブドア個人株主の集会では、株急落で大損させられた参加者から恨み節が続々。500万円近い損害を受けた60代の男性は「ちゃんと刑を受けて株主に損害を支払ってほしい」と訴えていた。


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最終更新:3月19日10時0分





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最終更新日  2007/03/19 02:33:19 PM
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