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2009年02月08日
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テーマ: たわごと(27805)
カテゴリ: カテゴリ未分類
鶴見俊輔の『悼詞』をぽつぽつと読んできて、読み終わった。けれども、なんだか本棚にしまうことができなくて、ちょっと重いのだけれど、カバンに入れて持ち歩いている。それで時折読み返す、ということをしている。

鶴見俊輔は、花田清輝を悼む言葉のなかで、花田のめざしていたことについて、花田が引用した言葉に基づいて、次のように書いている。

●

彼(花田清輝のこと=引用者)がおそらく後世の偽書であろうと推定した千利休ききがき(南坊宗啓『南坊録』)を敢えて引用して茶道の理想として述べたものは、たがいにわかりあうことのない個人が、わかりあわぬことを知って、共同の場をつくるという覚悟だった。

●


そのような言葉にであうと、自分はぼんやりとする。「たがいにわかりあうことのない個人が、わかりあわぬことを知って、共同の場をつくる」ことをめぐって、過去にずいぶんと長い間、暗中模索していたように思うからだ。
今はそのような場にはいない。いないのだろうか。新しくはじまった仕事、あるいは一見関係のないようにみえる自分と自分を取り囲むもののなかで、あらためてぼんやりと考えてしまうのだ。






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最終更新日  2009年02月08日 16時09分53秒
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