JAPANESE GIRLS&BOYS

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「殺し屋」と「少年」



 「殺し屋」と「少年」



おや? どうしたんだい。ここは君のような子供が来る所じゃないんだけどね。
なに? ……ぼくを殺してほしい?
あ、そうか。君、勘違いしたんだね。ここはね、殺されたい人がくるところじゃないんだ。



でも、店の前の看板に書いてあったじゃないかって?
うん、そうなんだけど……あれは「殺し」を売ってるって意味じゃないんだ。
「殺し屋」っていうのは殺したい人を殺すのを代わりにやってあげる職業なんだ。
……ふぅん、それでも君は殺してほしいんだね?



別にいいよ、君を殺しても。でもね、考えてもみなよ。
僕は子供を殺すのには多く報酬をもらうことにしてるんだ。そんな大金を君は払えるのかい?
そもそも、それなら自殺をしたほうが安くつくってもんだ。



金ならあるって? ……ほう、それなら確かに僕に子供殺しを依頼するのに十分な量だね。



そんなに死にたいのかい? なら聞かせてくれないか。
君がそんなにも死にたがっている理由を。



なぁに、心配しなくてもほかの客なんて来やしないさ。
なんてったって、君は僕がここでこの仕事を始めて以来、10人目のお客さんなんだから。




長話を聞いてやる時間ぐらいなら、喜んでとってあげるよ。






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