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「恋する惑星」のフェイウォン度★★★★★から、干物度★★★★★へ
一挙に転落するHDBを、ドタキャンし、その場を立ち去る私。
3週間に及ぶ住居探しの旅が本日、幕を閉じる!!
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干物のHDBを後にした私。
改めて、三十路男子に電話をかける。
ワタクシ「さっきは、ありがとう。あのさ、コンドのオーナー、2600にするって」
三十路男子「いっただろ!そういうもんなんだって」
ワタクシ「あんた、あたしと一緒に住むわけ?シンガポール戻ってくるの?」
三十路男子 「すまねぇよ?」
ワタクシ「は?じゃ、さっきのハズバンドってなにさ!」
三十路男子 「俺って、かっこいいよな~~~~~。はっはっは」
でたよ、俺ってオトコ。
彼はエージェントに「アメリカがリセッション(景気後退)に入っている。
シンガポールも必ず影響を受ける。HDBに2000ドルなんていう値段が
ついてるけど、いくらマーケットがそうでも、借り手は控える。もし
彼女にかしたいんなら、1500にしろ、そうしたら考えてもいい」
とかなんとかいったらしい。
彼は、海外経験の長いオトコ。しかも、値段の交渉ばっかりしてるやつ。
ふむ。そういうものなのか。
三十路男子「コンドの交渉だって、2500にはなるぜ?ちゃんとやれよ」
一瞬この俺ってオトコ、その実態は、毎晩合コンに明け暮れ、毎朝違うところで
目の覚めるオンナの敵、に惚れそうになった私。
ワタクシ「かっこいいね、あんた。すげーまぢで好きになりそうになった。」
三十路男子 「だよな~~~」
あぶねぇ、あぶねぇ、こんな極悪男子の罠にひっかかるところだったよ。
でもまぁ、もてる男子ってのは、やっぱりそれなりの理由があるということが
よく分かり。
三十路男子「で、どうするんだ?今のコンド、継続するのか?」
ワタクシ「うん。する。」
三十路男子「誰とシェアするの」
ワタクシ「もう、決めてるんだ。今からその人に電話する」
三十路男子「そうか。よかったな。おまえは、そこにいたほうがいいよ。」
ワタクシ「うん。分かってる。色々ありがとう。」
こうして、三十路男子との会話を終えた後、私は一本の電話をします。
ワタクシ「もしもし、月ちゃん?あたし。コンドの値段交渉に成功して、2600になった。
家賃600でいいよ。一緒に住もう」
私には、ずっとシェアメイトしたくてたまらない友達がいました。
その名を月子(仮名)としておきましょう。
このブログにも、何度か登場している彼女です。
けれど、彼女にとって1000ドルは高すぎて、いつも「私も一緒に住みたいんだけど
1000ドルは出せないよ」といっていたのです。
月子 「一緒に住む!!!!」
即答。
第九の合唱が流れます。
ワタクシ「月ちゃん!!!!うれしい!」
月子「やっぱりこれも運命!!!」
ワタクシ 「安心して、嫁に来い!!!!」
月子「運命!!!!」
月子について
月子の人生は、占いによって決まる。
んで、今回の引越しは、占いに書いてあったらしい。
ワタクシと彼女は、タイプも違うけど、内装なんかの趣味があっていると思う。
ペントハウスのエージェントが言っていたとおり、「趣味の合う友達」
だといえる。
そして、今まで、シンガポールで、言葉に言葉を重ねて、少しずつ信頼関係を築いてきた
数少ない友達の一人だった。
大人になれば、少しずつ、そんなふうに、同じときを重ねることが難しくなる。
彼女の存在は、いつも、私の心を支えていたのだ。
彼女は、現在間借りしているHDBのオーナーに、お別れを告げ、
新たな一歩を踏み出す。
シンガポール、一人でサバイバルから、
二人でサバイバル、になります。
いろいろなこと、乗り越えていかなきゃいけないと思う。
でも、乗り越えてみようじゃないか、彼女となら。
このブログのこと、少し落ち着いたら、彼女にも言おう。
皆様!
お付き合い、ありがとうございました!
シンガポールでサバイバル、新たな章の幕開けです!!!!
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