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昨日、エディソン君、潜伏先のアメリカから香港に戻り、
謝罪記者会見を開きました。
黒いジャケットを着、席につくと、「はぁ」っと大きい息を吐き
淡々と話し始めました。
「芸能人とは、今の社会では大きな影響力を持ち、ロールモデルたることが
必要だった。でも僕はそのロールモデルとなりえなかった。」
「事件に巻き込まれた友人、その家族、ぼくの家族、そして香港の人
すべてに心から謝罪します」
「無期限で、香港芸能界から、去ることを皆さんに報告します」
「今日、僕に説明するチャンスを与えてくれて、ありがとうございました。
聞いてくださってありがとうございました」
そんなことを、きれいな英語で、言っていました。
相手の女性たちは、離婚、婚約破棄、キャリアの喪失、経済的損失を
大々的に受けています。
彼のしたことは、許せない。もちろん、それを盗んだやつはもっと許せない。
でも、ここで私が書きたいことは、誰がどう悪いのかということではありません。
私は今回の騒動に、性の文化差を見たのです。
以前パリスヒルトンも、同じような目にあっています。
けれど、このスキャンダルのおかげで、ある意味、彼女はひとつの
「スキャンダル女王」としての地位を築きます。
セレブリティなのに、ハチャメチャ。頭はおばか。興味は、ファッションだけ。
そんなアイコンになることで、彼女はますます輝いたように思います。
あるアメリカ人のブログに、今回のエディソン君の事件について
「性的スキャンダルは、ハリウッドでは、キャリアになる。」と今回の香港の反応を、驚きを
もって、書いています。
彼がパリスヒルトンと同じように、今回の事件を利用すること
は、きっと不可能でしょう。
受け手は、「冗談」としては受け取ってくれないからです。
エディソンは、まさに西洋育ちの「バナナ」なわけです。
「バナナ」は、外は黄色で、中身は白。黄色い肌でも、内面は西洋化している
している人々をこう言います。
彼の詰めの甘さは、そんな写真が入っているPCを平気で修理に出したこと
以外に、東洋における性の開放度が、西洋におけるそれとは全く違う
ことに気づけなかったことだと思いました。
香港(やシンガポール)など、一見「バナナ」なアジアにおける英語圏の国々が、
実は性の部分で、ちっとも解放的ではなかったことに、
気づけなったといえるのではないでしょうか。
国境を越えてビジネスを行う場合、文化差がもたらすリスクは
常に念頭に置かねばなりません。
彼は、そういう意味で、文化差がもたらすリスク管理が、できていなかったと
いえると思います。
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