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小腸癌・骨盤内転移
H19年7月12日、手術から10日あまりで退院の説明がありました。早っ・・。
私は、消化器内科・消化器外科から、化学療法科に移されました。化学療法???
淡々と、医師から説明を受けました。
小腸からこぼれた癌細胞は、骨盤内一面に転移していて手術は不可能ということ。
今後は、自宅で自由に過ごすか、抗がん剤治療をしていくか・・・。
しかし、医師がこんなことを言うのです。
病院では小腸癌が初めてで、しかも世界的にも希な事。
小腸癌に効く抗がん剤は今のところわからないということ。
論文を見ながら医師は模索しています。
主人と私と、医師の無言の時間がどれくらい続いたでしょうか。
最初に口を開いたのは私でした。
「子供は、まだ3歳と2歳です。少しでも母の仕事をさせて下さい。だから、全部の抗がん剤を試してください。」
精一杯の搾り出した声でした。
化学療法科の医師の部屋に入ってから二時間半がたっていました。
小腸癌・骨盤内転移 腹膜播種
7月2日の手術で、原発の小腸(空腸)、卵巣、一部横行結腸、等‥切除して、
病理検査では、やはり進行性の悪性の癌。
小腸癌から腹膜に転移してからの生存率はかなり低いとありました。
もう、駄目か。
病室に戻ってから、飾ってあった子供たちの写真を見ながら泣きっぱなし。
寝れない私に、眠剤が渡されいつの間にか朝になっていました。
もう、明日は退院の日です。