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自分自身が不本意な形で 準備もないままに事業承継して・・・でも 中小企業の経営って素晴らしい仕事だ・・・という実感を持っていて さらには事業承継にはいろんな形があるし 準備しておけば選べるのだということを伝えたい・・・と ライフワークのように考えているのですが だから 頼まれれば自分の経験談を生々しく語るって断ったことがないんです。 そんなとき 昨年の松本でのセミナーに参加した方が 「前橋でも・・・」と依頼してくれて 前橋に行ってきました。 前橋は雨でした(駅は新前橋駅) 高崎までは新幹線が通っていて すごく便利な感じなんですがそこから少し離れた前橋が県庁所在地なんですね 今回 行きは北陸新幹線 帰りは上越新幹線を使ったんですが・・・新幹線のスタイルって 随分違うんですね 長野県の隣の県なのに 実は群馬県に来るのがなんと2回目こんなことでもなかったら 前橋に来る・・・なんてなかったかもしれない そう思うと 不思議な気分になりますよね。 少なくとも トヨタの社員のままだったら こういうチャンスはきっとなかったでしょうからね 場所は 新前橋駅のすぐ近くのホテル今回聞いてくださったのは 税理士を束ねるTKCの方々と 税理士の皆さんそして金融機関の皆さん。 政府も事業承継を薦めないと 雇用が失われる・・・と危機感を持ち始めて承継税制も拡充してきていますから・・・金融機関や税理士の皆さんも研究に余念がないっていうわけなんです。 それに・・・経営者の年齢が次第に高まってきて2020年までの5年間で新たに30万人の経営者が70代に 新たに75歳を超えた経営者になる方が6.3万人・・・と高齢化は次第に進んでいるんです 結果として70代、80代で これから事業承継について検討するっていう方も増えてくるんですが・・・この世代の方に「後継者は決まりましたか?」なんて聞きにくいですよね。 「貴方はいなくなるんだ」っていうようなものですからね。 そんななか お手並み拝見で迎えられた中 組織を活性化するために費やしてきた施策や 事業承継についての具体的な検討そして結局選んだ手法 M&Aについて・・・という形で報告 「事業の磨き上げを支援し 会計で事業承継を支援しよう」という研修会にはジャストフィットだったんじゃないでしょうかね。 会社を譲ろうと決めたのが2014年会社に行かないようにしたのが2016年ですから・・・この話の中身は通用しても事例としては古くなってきちゃっていますから 賞味期限が切れる前に もっと話す機会を持ちたいなぁと思うのですがこればっかりは 聞く人の意思ですから 思うようにはいかないんでしょうね人気ブログランキングにポチっと応援してくださいね
2019年04月26日
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東京や彦根の桜を楽しんでいるうちに 信州の桜が咲き始めたのですがちょうどそのタイミングで 大連にある日系の企業に行ってきました。 今年は季節が進んだり止まったりで 全く予測できなくてひょっとしたら地元の桜が楽しめないんじゃないか?っていう状況になってしまいましたが大連でも桜が見事に咲いていてびっくり! ホテル近くの公園なのですが 朝の散歩に来た人たちが写真を撮っているのは日本と同じですね。 さて・・・今回お邪魔した会社さんは カーテンとか壁紙の見本帳を作る会社さん。 そういえば 娘が家を建てるときに 壁紙や外壁などを選ぶために格闘していたなぁ・・・って あのサンプルブックを作る会社さんなんです。 確かに言われてみれば そういう仕事もあるよなぁ・・・って思えるんですが今まで考えたこともなかった業界なんです。 今回のテーマは保全。生産を阻害する要因の中に 機械の故障があって 場合によっては代替がない状況に追い込まれる・・・という危機感と同時に その活動を通じて実行力を身につけるべく社員に学んで欲しい・・・というのが総経理からの依頼だったんです。 私も トヨタ時代 入社直後と 入社20年ごろの2回 保全部署を経験していて・・・ですから機械保全の掴みどころのなさも そして重要性もわかっているつもりなんです。 重要だけど・・・だからと言って 点検の結果故障が減るかどうかはわからない・・・1対1の関係があるのかどうか? とにかく試行錯誤しないと「当たる保全項目」を見つけられなくて・・・ だから日本ですら自社に保全部門を持っていないという会社さんもたくさん。壊れてからメーカーを呼んだり 機械を導入した人が直したり・・・と様々ですが故障が起こらないように 定期点検をする・・・なんていう会社さんにはトヨタ以来出会っていなかったんです。 ですから・・・3回のコンサルで 保全体制の入り口まで行き 自社で保全体制が構築できるその意識にして欲しい・・・という依頼に対しては 全く自信がなくて正直「無理ですよ・・・私には」っていう感じだったんです。 だって 3回でそんな意識に皆さんがなるとしたら 超人気コンサルレベルですからねぇ。 訪れてみると・・・なかなかいい雰囲気の会社さんで社員同士の関係性も良さそうだし・・・総経理は本質を大事にするし・・・となんだか いい会社に出会った・・・っていう感覚。 まあ 肩の力を抜いて 社員の皆さんに自由に語ってもらって・・・と現状を把握するところからのスタート。 もし 董事長が結果を絶対だと考えられたら このスピード感ではだめでストーリー通りやらせる・・・という進め方になっちゃうところでしたが 本質追求型で 広くより深く 短期の成果よりマインドを重視する・・・と何だか波長が合っちゃったわけです。 まあ・・・私自身も 自分にできる範囲を自分のやり方で・・・と腹をくくって臨んでそれが相手にとってベストマッチだった・・・なんて 持っているなぁ!・・・っていうところでしょうかね。 この背景をバックに 海鮮料理をごちそうしていただいちゃいました プロジェクトメンバーとも本音でやっていけそうだし 董事長からも「3回で・・・とは言いましたが その後も継続して・・・」との言葉をいただいて ひょっとしたら 私役に立ってる??・・・って嬉しくなっちゃいました。 次回は7月 昨日実施事項を宣言してくれたメンバーとまた出会うのが楽しみになっていますよ。 その時には・・・内容についてブログに書く許可をもらって 具体的に描きたいなぁって それくらいの雰囲気で もう昔の中国の会社とは違っていることをお伝えしますね人気ブログランキングにポチっと応援してくださいね
2019年04月18日
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月曜日に東京に出て、彦根そして岡山を回って今帰路についています。桜が咲き始めたとは思えない寒い気候で、ほんとに震えちゃいましたが今日になってようやく暖かくなりましたね。 今回も、東京ではなかなかうまく進んでいかない会社と 逆にあまりにも順調に進む会社の両方に訪問ましたがテーマについて愚直に実行するか否か?この実行力こそがさんになっていると感じています。 その実行力ですが、全くいい加減で何もやらないんだと言われていた彦根の会社では 社長さんが自分の得意な領域を進めるステージから 社員が考えて提案するステージに移る そんな兆候が見えてきました。 そうです先回書いたように 今までだったら自分1人で頑張ろうとしていた社長さんが社員に相談し始めたというその会社です。 言い換えれば改善が自律的に進むステージ ここまでくると 私はアイデアを出したり進捗をフォローしたりと自分がえんじんになって進めていく必要はもうないんです。 社員の皆さんが考えたことがうまくいくようにちょっとプラスのアイディアを出したリ停滞しないように 進まないとしたらその課題は何なのかをフォローしていくそれだけの役目に変わりつつあるんです。 まあ、まだそんな感じになって2週間ですから気が抜けないのですがね。 その社長さんから びっくりするような とても嬉しい言葉をいただきました。 「あれからねー 会社ずいぶん変わりましたよでも俺も変わったけどね」 って めちゃめちゃ素晴らしいので 思わず拍手しちゃいましたよ。 生産状況の見える化で 社員の目標を意識する状態が作れているし 在庫状況や刃具の在庫状況の見え化も進んでいて・・・改善トライも始まっています。 今回は品質状況も見えるようにして 問題点の見える会社にしよう・・・と品質課長さんと見える化の相談をしたのですが・・・ここまでやれば生産、品質、在庫、そして原価も見える化できている会社になれるんです。 もちろん クオリティーは高めていくんですが・・・皆が課題を持てるようになるのも目の前・・・っていうわけなんです というわけで お仕事は午前中で終わってしまい午後からは満開の彦根城を楽しんできました。 10月スタートで今の時期 ほんとに桜が咲いたようにここまで変わってきたんですから まぁそれくらい許していただきましょう。 彦根城の桜は 100選にも選ばれるくらいで とてもゴージャス それでも今年は 暖かくなって花が開いた・・・と思ったら寒くなって29日に嫁さんと行ったときはほとんど咲いていないし 先週5日も3分くらい 今回になってようやく満開・・・ということで お花見の幹事さん泣かせでしたよね。 そんな彦根城の内堀を遊覧船に乗って いつもと見る角度を変えての桜でしたが之がなかなかいい感じで 冷たい風に負けずにシャッターを切りまくりでした。 そして 幻想的なのがライトアップ昼間ともまたちょっと違って いい感じです。 周辺には琵琶湖もあってフラットだし 自転車に乗ったらすごく楽しそう・・・とすっかり彦根ファンになりつつありますよ。人気ブログランキングにポチっと応援してくださいね
2019年04月13日
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桜のシーズンの彦根に来ています。 先週来た時に 間違いなく今週は花盛りと思っていたのですが、あれから寒い日が続いて彦根城の周辺もまだまだ先 来週あたりがちょうどピーク っていう感じですね。 今回は車できたのですが 途中の伊吹山には雪が積もっていて 桜の花はありませんでしたから仕方ないですね。 この間駒ヶ根では雪も積もったし、氷が張ったりと冬に逆戻りしたわけですからね。 宿泊しているホテルは、観光客らしき中国人でいっぱいもう東京とか京都とかから地方にまで観光に来るんですね。 政府とは一線を画して、日本大好きっていうことでしょうかね? さて 懸案の彦根の会社さんですが、数ヶ月で回収できそうといった自動化のテーマは一段落し、ここから先は地道な活動が中心となっていきます。 すなわち全員参加による継続的改善のステージに入っていくのです。 これって意識改革を伴いますからとても難しいことですよね。 正直言うと ここから先はきっと大変だなぁと以前から思っていたんです。 朝 社員の方と会った時も「ここから先は時間がかかりますよ」って脅かされちゃって実は社長のトップダウンを使うしかないかなぁと思って臨んだんですが・・・ これが蓋を開けたらびっくり!社長が社員の人に相談すると 皆さんそれぞれが目標を決めてくれて とても前向き。 そもそも 社長が社員に物を尋ねるなんていうことが今までなかったものですから事務局の方もびっくり!「社長が社員の言うこと聞いてる!」っていう感じ。 聞かれたほうの社員もちゃんと言うべき事は言うようになって だから納得するんでしょうかね?前回までは中間在庫も1ヵ月欲しいと言っていたのが ここまで減らしますと自らの目標として明示してくれたんです。 この中間在庫の量は異常ですよね これには私の方がびっくり! また刃物の在庫量の管理についても・・・これも「以前はかんばんを使っていたけど また復活させてみます」と自らのアイディアを語ってくれるんです。 何がうまくいくかって それは自分の意見に基づいたことをやる時ですからね。 だからアドバイスもどんどん受け入れてくれて、だったらこっちのがいいかも といった感じで次回までのトライの項目があっという間に決まっちゃったんですね。 どうやら私だけが 大きな踊り場に来る・・・ と勝手に考えていたのかもしれませんね 実はそんなものなくてこのままどんどん良くなって行っちゃうのかも知れません。まあ なんて運がいいんだろう・・・って思っちゃいますよね。 実際に作業するタイの人たちも ちゃんと伝わればその通りやってくれるんですからちゃんと伝わったかどうかを確認して「伝えた」と そう認識するようにすればうまく進むんじゃないでしょうかね。 だって生産量だって予定線の上にちゃんと載っていて、作りすぎたらちゃんと機械を止めている事がよくわかりますよ。 あまりにも重なりすぎているので、はじめは実績が書いてないじゃないかって誤解しちゃった程ですもん 10月から関わり始めて なんとまだ6か月 すでに赤字から脱出して・・・利益もしっかり出せそうな状況になってきましたが・・・つくづく 人の気持ちって大事だなぁって思わされていますよ。人気ブログランキングにポチっと応援ください
2019年04月06日
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