いい会社ってどんなだろう

いい会社ってどんなだろう

2016年01月07日
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 父が亡くなって 会社を承継することになったのは
決して能力があったからでも 業界に精通していたからでもなく・・・

 今から考えれば 相続という方法以外に父の持っていた株式を


継承する方法が見当たらなかった・・・ということなんだなぁと理解できるのですが

 その時は そんな風に分析することもできなくて・・・
売ったことも 銀行からお金を借りたこともなかった自分に経営なんかできるんだろうか
・・・という心配が先に立ったスタートでした。



 父が亡くなったときには 父はすでに会長になっていて
経営の一線からは退いていて 資産売却や事業の大転換といった


 大まかには経営と所有が分離できていた・・・という状況で
ですから私は専務でのスタート

 経営者としてのスタートというよりは 当時の経営陣にとってみたら
株主としての存在に近かったのかも知れませんね。



 当時の天竜精機は 私のトヨタアイで見れば問題だらけ
とにかくどこで何がどう進んでいるのか いちいち聞かないと全く分かりません。

 あちこちで無理な残業が発生しているのですが 理由を聞いてみると
会社全体の進捗が明確で 皆が状況を把握していさえしたら起きなかった
そんなトラブルが原因のことも多くて・・・

 しかも その進捗を中間管理職の方の聞いてみると
現場の生の情報ではなく パソコンを開いてそこに打ち込まれた進捗度を



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 あ~あ 問題だらけ
最大の問題は 問題があることが分からないことだ・・・っていうわけですが

 私が持った感覚は・・・これを改善すれば 何もしなくても利益が拡大する


 トヨタで問題をオープンにするのに慣れていた私にとっては 
問題は絶望のもとではなく 利益の源泉そのもの 
直せば職場はぐっと良くなるという存在・・・とまさに前向きな捉え方だったんです。



 しばらくたって 私がいた部署の部長さんが会社見学に来てくれて・・・
全体を見て回った後の感想は・・・「全然ダメ 仕事の状態が全く分からない」
・・・というもの

 厳しいでしょ 御世辞はなくダメだしオンリーですからね。

 でも このダメ出しがありがたかった
だって私が持っていた違和感そのままでしたからね。



 というわけで 会社を健全にする第一歩は仕事の進捗を見えるようにすること。

 今自分は遅れているのか それとも進んでいるのか?
これが分かっていることが大事だっていうわけです。

 ここからしばらく 組織についてもトヨタを見習おうという時期だったんです。


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最終更新日  2016年01月07日 19時30分22秒
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