アイアルマーズさんのお客さんである武州工業さんに行ってきました。
小作駅が最寄
posted by (C)acb
昨年度 「日本で一番大切にしたい会社賞」
の審査員特別賞を受賞した会社さんで
いつか行ってみたい 林社長の話を聞いてみたい・・・と思っていたんですが
今日は願ってもないチャンスで 同社の歴史共有プロジェクトに 参加させていただいたんです。
第7回 日本で一番大切にしたい会社
posted by (C)acb
会社のみんなの方向をそろえ こういう会社にしていこう!・・・とビジョンを共有して
そこから プロジェクトを走らせて その過程でいい会社を作っていこうというご支援なのですが
その前段階で 社員全員が会社の歴史を共有しよう・・・っていうタイミング
林社長から たっぷりと武州工業の歴史を聞かせていただける・・・という願ってもない場ですからね。
参加させていただいてとってもラッキーでした。
青梅にある武州工業さんの創業者は 現在の社長の義理のお父さん
戦争から戻ってきて 自分自身は卵の生産販売で成功したのですが 周囲には仕事がない人が
いっぱい。 この地域の人たちに雇用の場を提供したい・・・と スクーターのフェンダーを
手打ち板金で作る・・・という会社を創業されたんです。
実は 私が経営してきた天竜精機の創業の原点も 雇用の維持
地元のオーディオメーカーから 下請けメーカーがないんだったら出て行っちゃうよ・・・と
プレッシャーをかけられて 祖父が町の有力者に声をかけて雇用の場を守ろう・・・と
最初は下請けからのスタート・・・と私も社長になった時に歴史を振り返りましたから
なんだか親近感がわいちゃいます。
その後 自動車業界に進出した同社は 自動車の生産が飛躍的に伸びる中
ラジエターパイプに着目 当時鋳物だったり 鉄パイプを加工して作られていたものを
真鍮パイプ製にして 生産方法の特許もとって 日産車のラジエターパイプの全量を供給していた時期があった・・・って言いますからすごいです。
その後 自動車の生産が少量多品種に変化していく中
自社でコンパクトな生産設備を作って しかも一個流しという生産手段を実行に移した
・・・て言うんですから イノベーターでもあったんです。
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のノリでお願いします
私はトヨタにいましたから 一顧流しは当たり前の世界で育ったんですが
同社が一顧流しを始めた1987年は トヨタ系と日産系が相互に訪問しあう・・・なんてなかったわけで
どうして 一顧流しに考えが至ったのか? 林社長に伺ってみました。
自社の歴史を語ります
posted by (C)acb
その当時 東芝のパソコンがせる生産されていて・・・一それをご覧になってうちもやってみよう
そう思ったら実行に移しちゃうんですから 柔軟な実行力の持ち主なんでしょうね
実は私も・・・本を読んだり会社を見たりしたら 何か一つは実践・・・と自分に課してきましたから
林社長の姿勢には 波長が合っちゃって そういう視点で書いちゃっているかもしれませんが・・・
遠藤先生から教えていただいたんですが 何年か前から デンソーで1/N活動というのをやっていて
機械の大きさも整数分の一にしよう 原価も整数分の一にしよう・・・と 遠藤功さんにも
着目されているんですが ミニ設備を自ら作っちゃうっていうのは まさに1/Nですからね。
それを その当時からやってきた・・・って何歩も先を歩いているっていうところでしょうか
一顧流しを早くから取り入れました
posted by (C)acb
この活動が社長のトップダウンで進んだことなのか? それが現場力にまで落ちていて
現場がどんどん進めて行っちゃう現場力を持っているのか?という点に関しては 今回だけの訪問では
掴めなかったのですが 社長が目指しているのは後者の会社。
社員が自ら考え行動して欲しい もっとチャレンジして失敗したっていい・・・みたいな
そういう包容力を感じさせる話し方で・・・これは先代も大事にしていたんですね。
最後に これから目指す会社像として ピラミッド組織から逆ピラミッド組織へ
そして300年企業へ・・・との思いを話してくださったのですが・・・
今回この歴史について聞く機会を得たリーダーの皆さん しっかり受け止めて
自分なりの決意も芽生えたみたいですから 是木回数を重ねる中でこの芽を育てていただきたいなぁ
そのための自分の役回りは どういうことかなぁ・・・って電車の中で考えていたら
乗り過ごしそうになっちゃいましたよ。
(当jつの様子を記事にすることは 林社長の許可をいただいています。 3年前から会社を
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